通りすがりの普段パース取らない人のアドバイスです。参考程度に。
私としてはかわいいし良い！　と思います。
気に成った所を4つほどあげます。

１、大きさの基準になるモチーフが猫かバックか
　これがパースが悩ましくなる原因です。
見た人が何を基準に見たらいいのか分からない
（建物は切れてる、イスも全部入ってない、少女の足がネコでかくれてる）

パースを延長して、ネコを少女の左足に投影（黄色たて線）にすると、寸法が大まかに出ます。
　左下に大きさを投影して並べたものを描きました。

画面の切り方で縮尺がわからなくなり、パースが狂って居るように錯覚（そもそも立体的に見せる事が錯覚）を起こさせます。

２、演出のための遠近法なのか、図法としての遠近法か
　レンズ効果広角30ｍｍぐらいであれば、このネコの遠近は間違いではありません。ネコの。
　ですが、この場合だと被写体（ネコ）の背景（少女とイスと建物）が物凄く遠くにゆがんで投影されます。

　ここでは2つの遠近法が組み合わされています。
一つはネコを被写体とするレンズ効果の遠近法
２つめはレンズ効果を打ち消すように投影された背景に使われる遠近法です。

　これはごく自然な絵画で使われる遠近法です。
牧場の柵を決め決めの遠近図法で描いて見てください。
おそらく、消失点に近くなるにつれて明らかに柵と柵の間隔が狭すぎるように感じるはずです。
　これは遠近法の限界で「狂っているようにみえます」（ですが遠近法図法上は間違いではありません）

パースが狂ってみえるのは、図法が正しくても起こる遠近法の限界。

３、写真は単眼で人間は両目で被写体を捉える仕組み
　そもそも立体的に見えるためには、右と左の視差が必要です。その視差を利用し、重なる所に像を結ぶ事で距離を知覚し、立体的に見えます。
　平面に立体的に見える時はこの視差を利用します。
写真が平面的で、立体的に見えるデッサンは同じ平面なのに、なぜデッサンは立体的に見えるのか？
　3DLLの3D機能はなぜ立体的に見えるのか？
　遠近法（方法）も大事ですが、原理を理解せずに移していると中々本質に到達しません。

写真と絵画と現実による直視は別物

４、少女の足が短いのか、ベンチの足が長いのか
＞イスの角に手をついているイメージで描いた・・・
前傾になっていて、それでも足の届かないベンチはどれほど足が長いのか。あるいは少女の足が短いのか。
ベンチは座ると膝が屈曲し、カカトが設置します。
カカトが浮く場合、膝の位置は上がります（爪先立ち）

イラストを見る人に誤解をあたえるのは不味い。足の長いベンチか、足の短い少女なのかは誰にでもわかるように。

はじめまして。
パースは私も苦手なので見て気になった所を。
少女に服を着せずに裸にしたら、お尻が椅子に座っておらずに浮いている感じになるかと思います。
椅子の裏側が少し見えると言うことは下から視線がくるので少女も少し下から見た感じになるのかもと思うのですが…。

猫も例えば少女の方に近寄った場合を考えると大きいような気もします。

今回のイラストは写真をもとに描かれているとの事なので写真で撮った時にでも少女と猫の位置に同じ空き缶でも置いていたら描きやすかったかもと思いました。

パースが苦手なので参考になっていないかもしれませんが。

初めましてmaoと申します。

自分が感じたのは背景とキャラのサイズの不一致でしょうか。

試しに自分なりにサイズを変更してみました。

見上げる構図で手前に猫がいるのであればこんな感じでしょうか？
あくまで感覚で直してみたので正確なパースではないかと思いますが…
漫画的に見せるのであれば多少オーバーでもいいかと思いますよ！

可愛い絵ですね

ベンチより低い目線に対して、
前屈みになっているにしても女の子がアオリに見えないです。
その辺りも一因かも

dobaさま、こんにちは。

私なりの検証では、水平線(アイレベル)の上と下とで消失点がズレている感じがしました。きっちりかっちりパースをとる必要は無いと思いますが、ナンと言いましょうか「パースの狂いが気になる構図」なのかな？

「建物の端からベンチがハミ出してる」配置は、私(見る側)にとっては見慣れない風景で、それもパースの狂いを意識させるのかも知れません。(あと、多分元絵だとベンチの脚が家の壁にめり込んでますし、脚がえらく内側についてるベンチの角に腰掛けると……反対側が浮きませんか？←これはパースに関係無いですね＾＾；)

背景の建造物のせいで綺麗に見えないだけでは
画面左の、建物の手前に段差？があるけどそれがわかりにくくなってるせいだと思います。
そこをなくすか見やすくするといいのでは？

わざとそういう錯覚を狙うのも面白いけど。