No.479431

IS<白き天使と赤の騎士>

十河さん

夏休みの始まり。

ウィザード(変身しないけど)登場。

自分の知っているお人好しアニメキャラはこれしか知りません。

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2012-09-03 20:50:47 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:3389   閲覧ユーザー数:3190

臨海学校が終わり、待ちに待った長い夏休みが幕を開く。

芽衣たちはどのような夏休みを過ごすのか。

 

フランス

 

シャルと芽衣はフランスへと来ていた。

目的はデュノア社元夫人との話し合い。

 

「今更だけど芽衣が日本を離れてもよかったの?怪人たちが暴れるかもしれないのに。」

「心配ないよ。僕がいない間親友の魔法使いに頼んである。」

「魔法使い?おとぎ話だけの存在じゃなくて本当にいるの?」

 

シャルは頭に?を浮かべる。

シャルがそう思うのも無理もない。

魔法使いはおとぎ話の中の人物だと思われているからだ。

 

「魔法使いは仮面ライダーで名前は仮面ライダーウィザード。IS委員会もその名前は知らない。・・僕のもう一つのあの日の生き残りで弱小だったチームを県二位にまで引き上げた優秀なバスケプレイヤーであり、親友でライバル。」

「へえ、会ってみたいな。」

「なら会いに行こうか。別の中学校だったけど家は知ってるから。」

 

果たして芽衣の言うもう一つのあの日とは何なのか。

そしてIS委員会も知らない仮面ライダー・・ウィザード。

その正体は・・。

同じ頃の日本

 

「うわ!しまった!」

 

一夏たちと同年代の少年が慌てて準備、準備を終え、母親と居候の少女に一声かける。

 

「母さん、コヨミ。行ってくる!」

「行ってらっしゃい、昴くん。」

「智花たちに宜しく言っておいてね。」

「コヨミもたまには顔を出してやれよ。真帆や紗季も会いたがっていたぞ。」

 

外に出た少年・昴は指輪を手形のベルトにかざす。

 

(コネクト・プリーズ)

 

魔方陣が現れ、そこに手を入れ中からバイク・マシンウィンガーを引き出す。

 

「さて行くか!」

 

昴はアクセルを吹かし教え子の元へと向かう。

手には指輪がキラリと光っていた。

 

「ひったくりよー!誰かー!」

「へへ、悪く思うなよ、おばさん!俺らもISで職の拡がりが無くなって困ってんだよ!」

 

信号待ちで止まっているとひったくり現行犯が昴の前を信号無視で逃走。

 

「はぁ、仕方ないな。いくら何でもやりすぎだ。」

 

それを見た昴は指輪をベルトにかざす。

 

(コネクト・プリーズ)

 

魔方陣が出現、手を入れる。

銃剣一体型の武器・ウィザーソードガンを手に取りガンモードで原付バイクの後輪を狙撃。

 

「うわぁ!何だ!?」

 

原付バイクはバーストして転倒。

少しして警察がやってくる。

 

(コネクト・プリーズ)

 

「少し急ごう。あまり智花たちを待たせるのも悪いしな。」

 

昴はウィザーソードガンを別空間に納め、再び走り出す。

二人は話をしながら歩き回りデュノア社に到着。

 

「おかえりなさい、シャルロットお嬢様。」

「その呼び方はやめてくださいよ。・・あの人はいますか?」

「はい、連絡は入れておきますのでどうぞ社長室に。」

「ありがとう。」

 

受け付け嬢は前社長派の人間で今の世の中に不満を持っている。

デュノア社はこうした前社長派の社員が多くいる。

 

社長室

 

中には夫人と娘がいた。

 

「よく来たわね。なぜあなたを呼んだかわかる?」

「・・大体の見当はついてます。そのために僕を呼んだのでしょう?」

「そうよ!どうしてあなたがガンダムを持っているの!?」

 

娘はシャルの襟を掴もうとするが芽衣が絃で娘の動きを封じる。

 

「何で体が動かないの・・!?」

「・・大切な彼女を傷つける訳にはいかないからね。動きを封じさせてもらったよ。」

「あんた・・!」

 

娘は芽衣を睨む。

険悪な空気の中、シャルが話始める。

 

「僕はサンドロックをお父さんから託されました。それだけです。」

「ならサンドロック、もしくはそこの男のエピオンとやらを渡してもらおうかしら。そのデータと機体があれば会社は大きくなるわ。」

 

夫人はサンドロック、エピオンを解析して量産しようとしているらしい。

 

「お断りします。これはお父さんが僕を信用して託してくれたガンダムです。お父さんを裏切りたくないし、あなた方に渡すつもりもありません。」

 

夫人の要求にシャルは凛とした態度で答える。

その言葉は自分を信じ、サンドロックを託してくれた父を裏切りたくないという想いが含まれていた。

そこへ絃を解除した芽衣も言う。

 

「まあそういう訳なのでサンドロックとエピオンを渡す訳にはいきません。僕らはこれからアラブに行くので失礼します。行こう、シャル。」

「待ちなさい!」

 

部屋を出ようとする二人を娘が呼び止める。

 

「・・何?どれだけ言ってもサンドロックは渡さないよ。」

「私が用があるのはあなたよ。」

 

娘が指差したのは芽衣。

 

「僕?何でまた?」

「あなた、なかなか強いみたいね。その泥棒猫に勿体ないわ。そんな泥棒猫なんて切り捨てて私と付き合わない?」

 

どうやら娘は芽衣を気に入ったらしい。

 

「・・僕は君と付き合うつもりはないし、シャルとはシャルのお母さんやお父さん公認で付き合ってるし、卒業したら結婚式を上げるんだ。だから君と付き合えない。」

 

それを聞いた娘は体を震わせる。

 

「何ですって!?その泥棒猫の方が魅力的だというの!?」

「・・あえて言うけどあなた方の魂胆は見え見えだよ。僕が君と付き合う事で僕を広告塔に仕立て上げ、会社の威厳を回復させてイグニッションプランで有利になろうとしている。僕は広告塔として利用されるのは嫌なんでね。」

 

芽衣は夫人を指差しながらそれにと付け加え・・。

 

「学園であなたが指示してガンダムのデータを盗もうとしたことはわかっているんです。おとなしく手を引くことをおすすめします。ISシェア第三位という事に胡座をかいて努力を怠ったからこんな事になるんです。」

 

芽衣はそう言って部屋を後にする。

シャルも一礼したあと部屋を後にする。

 

「あいつ・・男の癖に・・!」

「私よりも泥棒猫がいいなんて・・!」

 

親子は芽衣たちが出ていった扉を忌々しく睨み付ける。

 

その後二人はフランスからアラブへ移動。

シャルの母親が入院しているBSAA系列の病院へ向かう。

 

病室

 

ノックをしたあと二人は中に入る。

 

「お母さん、具合どう?」

「シャルロット、久しぶりね。」

 

シャルによく似た母親。

年齢の割りに若く見え、シャルと並ぶと少し年の離れた姉という雰囲気を持っている。

 

「芽衣くんも久しぶりね。」

「お義母さん(誤字に非ず)ご無沙汰しています。」

「本当に。体の調子はいいわ。」

 

三人は楽しく話をし、時間が過ぎていく。

 

「お母さん、そろそろ行くね。」

「シャルロットと芽衣くん、またいらっしゃい。早く孫の顔が見たいわ。」

 

母の言葉にボンと顔を真っ赤にしながら部屋を出る。

翌日は父の工房に顔を出して帰国。

 

「楽しかったね。」

「明日は魔法使いに会いに行こうか。」

 

ライバルであり、親友でもある赤龍の騎士と体に龍を宿している魔法使いが会う日はすぐそこまで来ている。

仮面ライダーウィザードの存在はIS委員会、財団Xも知りません。

 

そして変身者は長谷川昴でコヨミと共に儀式の日の生き残り。

 

コヨミは昴のサポートをしながら智花たちと触れあっています。

 

コヨミは自身でも気づかない内に昴の事を・・?

 

なお智花はバスケの事で絶望、ウィザードに救われました。

 

しかし智花はウィザードが昴だと知りません。

 

昴もまたファントムや怪人に関わっている事を智花たちに話していません。

 

できる事なら智花たちがファントムや怪人の事を知らずに過ごしてほしいと願っているので智花たちは昴が魔法使いであることやウィザードであることを知りません。

 

それは一夏や芽衣も同じで子供たちを危険な目に合わせたくない、仮面ライダーの事は話の種程度に思ってくれればいいという想いを持っています。

ウィザード見ました。

 

キックストライク、スラッシュストライク、シューティングストライク。

 

早くも三種見せてもらいました。

 

自分はキックストライクが好きです。

 

ロンダートからの炎のキックは素晴らしい!

 

バイクは予想通り変形しましたがまさか真っ二つになってウイングパーツになるとは思ってませんでした。

さて、早いものであっちゃんこと前田敦子がAKBを卒業して早一週間。

 

みなさんの推しメンは誰ですか?

 

自分はHKTに移籍したさしこ、たかみなです。

 

本格的に見始めたのはフライングゲット・・あっちゃん主演のイケメンパラダイスが切っ掛けです。

 

そこからたまに聞くヘビーローテーションとかを気に入りました。

 

・・話が逸れましたが次は芽衣たちが昴たちと会います。

 

感想待ってます!


 
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