前回の質問で頂いた回答は実践されていますか？
正直、あまり変化が見られないように思います。

色鉛筆がどうこうではなく、まず物の見方捉え方から勉強された方がいいと思います。
人物の肌には影らしきものが塗られていますが、服や動物は同じような塗り方で、それで平坦で単調に見えてしまうと思います。
その点はご自分でも理解されているようなので、もう少し立体を意識された方がいいと思います。

えーと…これからちょっときついこと言いますが、未来のあなたにとって大切なことなので心して聞いて下さい。
「これと全く同じ絵をもう一枚描けますか？」
過去の作品を見る限りではまず無理だと思います。
これと同じで良いのですから、あなたに描けない絵を描けと言っているのではありません。でも描けないと思います。

デッサンとか、パースとか、何よりも大事なように言う人もおりますが、私に言わせればそんなものどうだって良いんですよ。
描いた本人が納得できてさえいれば。そして、管理できていれば他人がとやかく言うものではないんです。
管理、コントロールと言い換えても良いですが、それはつまりあなたの世界の人間が、或いはその動物が、この絵のポーズを取りこの方向からカメラで撮れば毎回必ずこの絵と同じになっている、ということです。

多くの人は自分の身近にあるサンプルを手本にするから「人の骨格はこれこれこうで～」という一般論が出てくるだけです。
必ずしもそれをなぞらないと良い絵が描けないというものではないです。なので今回その件には触れません。

納得と管理というふたつの言葉を使いましたが、これらが身についている人が質問すると「何でも良いので」という言葉を使わなくなります。
何故でしょうか？自分で納得している部分まで指摘されるのが嫌だからです。
またそういった指摘に対し「私はこれで納得しているので～」と返事するのが失礼だと分かっているからです。

まずは自分の絵に納得して下さい。そして管理して下さい。
ここまで描けたらもういいやと満足してはダメです。
今の自分が精一杯描いてこれなんだと納得するだけです。

インパクトとか見栄えとかはその先にあるものですから。

精神論だけでは何なので、最後に色鉛筆画についてヒントだけは書いておきます。

デジタル画材も含めると、色鉛筆は精密性や視覚効果に乏しい主張の弱い画材です。
透明水彩に近いですが、その気になれば水彩絵の具の方が精細な絵を描けます。固形物質を砕きながら擦り付けるという性質上、一定以上の筆圧を必要とするのが鉛筆なのです。
故に心に残るのは柔らかいタッチで描かれた癒やし感のある絵が多いのではないでしょうか。

そんな色鉛筆でインパクトのある絵を描くにはどうすれば良いか？ということですが、別にルールに則って試合しているわけではないので色鉛筆以外の画材を何使ったって構わないんですよ？
既存の概念に囚われず色々試してみて下さい。

ああ、個人的に鉛筆画をやるなら練り消しは必須だと思います。お持ちですか？

はじめまして。
色鉛筆で塗るのは私も好きです。
ただ色鉛筆はどうしても色がパッとしないんですよね。
かと言って重ね塗りすぎると逆に暗くなってしまいがちだし。
でもそれだからこその色鉛筆でもあるとも思ってしまいます。

大人の塗り絵などの書籍とかあるので一度それで色鉛筆の練習をしてみてはどうでしょうか？

人物とか色々気にはなります。
足とか手の向きとか。
パースとかは私自身も得意ではないので
人の事は言えないのですが知っていれば出来るだけ
違和感なく見てもらえると思っています。
イラストを見て「ん？何かおかしいぞ」って思うところを
少しでも減らして自分の描いたモノを見てほしいかなって。

もちろん甘咲さん自身のイラストです。
どんな風に描こうともそれが甘咲さんがこれで良いと
言うならそれでいいと思います。
ここまでが良い絵なんてないですからね。

色々な塗り方、描き方の知識を得て自分にあったものを
探してみてもいいかもしれないと思ったしだいです。