初めまして！熊猫三郎と申します。
【悪いところ】を、との事ですので、ご無礼を承知でひとつだけ…
（以下すべて素人意見ですので、どうか参考程度にお聞き下さい）

まず最初に、パッと見で一番気になってしまったのが
『人体構造』を把握し切れてないのかな…？という点ですかね。
試しに身体のラインをなぞったところ、左上のような結果になりました。
（隠れている部分は点線、特に違和感のあった部分は赤で示してあります）

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【アドバイス・練習方法】
　これはよく言われる事ですが、人体は「球体」と「円柱」を意識して描くのがポイントです。
　胸や肩の筋肉のつき方、関節の構造も、とても難しいですが、差がつきやすい部分ですよね。
　ただ、こればかりは実物を見ながら、地道に枚数を重ねるしかありませんけどね…

　なおポーズは極力そのままに、我流かつ勝手ながらラインを手直しさせて頂いたものを
　画像右上に載せておきました。こちらが多少なりとも、理解のお役に立てば幸いです。

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【描く時に気をつけている事】
　強いて挙げるならば…　線の『流れ』と『勢い』、といったところですかね。

　ラフや下書きの段階って、線の「キレイさ」はあまり重視しないと思うんですよね。
　その分、全体的な構図とイメージを、思うままにわさーっと描いてから、細部を詰めていく。
　線を整える時も、その『勢い』を殺さないように気をつける。そんな感じでしょうか。

　『流れ』については…　実際に見て頂いた方が分かりやすいかと思いまして
　一例として、自分流の【髪の描き方】を載せてみました。

　これは服や他のパーツでも言える事なんですが、一番大きくまとまった部分（画像だとＡ）に
　根元から先端にかけて大まかな『流れ』をつけると、構図にメリハリがつけやすいんですね。
　付随する「遊び」の部分（画像Ｂ）は全体の２～３割、アクセント程度に描き足す感じで。

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と、ここまで自分の事ばかり書いてしまいましたが…
最後に、私が結由田さんの作品を見て、特に「いいな」と思った点を。

　★背景や細部まで描き込むぞ！という気概
　★全体の配色や、キャラデザインのセンス
　★肌・布・金属といった、塗り分けによる質感の出し方

ゲーム業界で働きたいという夢をお持ちとのことで、こういった点は強みになると思いますよ。
僭越ながら応援しております。これからも頑張って下さいね！！


以上、長々と失礼致しました。

初めまして、デッサンなどについては上の方がほとんどおっしゃっていらっしゃるので、塗りについて。
（剣の持ち方と向かって左のまつげの横幅に疑問があったので色以外はそこだけ直しを入れさせて頂いてます）

もう少しメリハリと装飾的な塗りを憶えられるといわゆるゲーム系やソシャゲ風な塗りになるだろうなぁと思い、少し絵をいじらさせていただきました。

髪や瞳、剣のハイライトを強めにしてその上からブルーでオーバーレイのレイヤーを重ねました。
肌にもぽつぽつ同様の処理をさせて頂いてます。肌のオーバーレイはマゼンタにしてあります。
あとは環境光？という照り返しの光を簡単に入れて見ましたが、いかがでしょうか？
こちらは「わかりやすく」という意味であえて目立つブルーにしてあります、背景に合わせるなら黄色〜オレンジ系かなと思います。

元の絵のまったりした塗り方も雰囲気があって素敵なのですが、ゲーム系ですとパッと目を引く塗り方のほうが人の目にとまりやすい傾向がありますし、瑞々しく光っているようにみえるキャラクターというのはやはり魅力的に見えます。

何より光があたっているように見える事はそのキャラクターが
立体的にそこに存在しているように見える、という事でもありますので
ハイライトやメリハリの付け方などもっと勉強されると、デッサンを身につけられた時更に絵の質が向上すると思います。