No.897217

真・恋姫†無双 ~彼の見つめる先に何があるか~ vol.15

朝日の男さん

2017-03-14 07:13:49 投稿 / 全7ページ    総閲覧数:1305   閲覧ユーザー数:1178

前書き~

おはこんばんわ『朝日の男』です

この度、皆様の声援を受け15回目の【真・恋姫†無双】の二次創作を書きました。

文法おかしい所や時系列がおかしいところ(三国志 年表 で調べた程度)があると思いますが、軽い気持ちで読んでください

今回も台詞が多くて読みにくいかも

台本形式でいきま~す

ピ~ヒャラピ~ヒャラ♪

 

どこからからか調子のいいお囃子が聞こえる

それはどこからか?

答えは簡単

【北】の砦内の食堂からである

片手に徳利を持ち反対の手でデクが作ったおつまみを食す

そんなことをするのは誰もがオヤジだと思うが、実際は違う

褐色の肌に豊満な胸をつけた美しい女性・・・

 

祭「ほらほらどうしたんじゃ?こんな少量の酒で延びてしまうとはお主は弱いの~。」グビグビ

アニキ「ウィ~。」バタン

 

そう先週、長江から救出された黄蓋である

 

チビ「アニキ!あの、すいません。マジで勘弁してください!もう酒倉の命は風前の灯でやんす!どうかここで呑むのをやめて欲しいでやんす!」

祭「ほう、風前の灯とな?」

チビ「はい!」

祭「・・・分かった呑むのをやめようかの。」

チビ「本当ですか?!」

祭「しかし、儂は命を掛けて今後の大陸の行く末を次世代のものへ託した。しかし、無粋にもそれを壊したのはだれかの?」

チビ「ウッ」

祭「あ~誰じゃったかの~?」

 

そんなやり取りをどこか面白さそうにみる人物がいた

ボスと華佗だ

 

華佗「あんだけ呑んでよく肝臓が痛まないな。」

ボス「そうだな。ああいうやり取りを見ると懐かしいよ。」

華佗「そうか・・・。あの中に混じりたかったら早く治すことだ。」

ボス「フフフ、そうだな。」

み組の部屋~

義柔「なに?!それは本当か!」

み組3「はい、確かな情報です。」

義柔「そんな・・・【和】が【蜀】に合併されるなんて・・・。これは急いで会議だ!幹部とあと申し訳ないがボスも呼んでくれ。」

み組3「御意!」

 

こうして緊急会議が開かれた

『これは【和】が【北】に対する裏切りだ!』

と意見するものもあれば

『民政を目指すもの同士ひかれるものでもあったのではないか?それで民が喜ぶのならいいではないか』

という意見もある

兎も角今は【を組】の連絡を待つしかないのだ

 

ボス「本来の流れに戻ってしまったのか。」

華佗「そうなのか?」

ボス「だがいい流れだと思う。死者は出ていないんだろう?無血条約といったところか。」

華佗「いい響きだな。『無血』というのは。」

ボス「まったくだ。」

み組3「【を組】の太子殿より手紙が届きました!」

ボス「よし、読んでくれ。」

み組3「はい!」

 

『愛するボスへ

常に乙女心を磨いている太子よん。今回は事後報告になってしまうことを許して欲しいわ。

まず、月ちゃんの国【和】は度々間者に侵入されかけていたの。まぁ、いい男がいたら食べるため私達が相手をしたのよん。

その時とらえた間者が、たまたま【魏】の者でね?赤壁の戦い以上の戦が今後起きることを知ったの。そうなると、領地拡大と兵力確保の名目で

他国が【和】に本格的に攻め入る可能性があるわ。そうなると、月ちゃんの理想の国づくりが出来ないと判断したの。

そんなときに、【蜀】の国の大使が来て今回の合併の話が来たの。もともと【蜀】の国家理念は月ちゃんと似ていたしすぐに了承したわ。

あくまで戦うのは【蜀】でこちらは補給係。

決して裏切ったわけではない・・・このことを覚えといて。

太子より』

 

ボス「なるほど。まぁ、いいんじゃないか。こちらに何か非があるわけでもあるまい。」

真「いや、そうとも限りまへんで。【蜀】ちゅうたら、あの甘ちゃん王様のところやないかい。」

祭「ふむ。【和】は【北】と唯一、友好同盟を結んでおる国。それを取り入れられれば、それを盾に兵を貸せと言ってくるやも知れんの。」グブグビ

真「しかも『月ちゃんの友達は私達の友達だよね!だから無償で兵隊さんかしてほしいなぁ~』とか言ってきそうやで!」

義柔(声まねうまいな。)

ボス「あ~そうくるか。ずる賢いな。諸葛亮の策か?それとも鳳統か?」

歳児「・・・あの。さりげなく、黄蓋がいるんですけど?」

後日、兵の貸し出しの件が書かれた手紙が来た

やはり無償でだ

勿論返事は『否』だ

『俺達は自分の意思で戦っている。例え友といわれても今回のことは諦めていただきたい』

そのように返事を送った

すると驚くことに大使として、【を組】の妹子と【蜀】の張飛が来た

 

張飛「おじちゃん、始めましてなのだ。鈴々は張飛なのだ!」

妹子「は~い、ボス。お久しぶりV あと、鈴々ちゃん。あの人が王様なんだからその口の聞き方はメよ?」

張飛「わかったのだ!」

ボス「別に構わない。堅苦しいのは苦手でね。さて、本題に入ろうか?兵の貸し出しについてだろ?」

 

張飛は元気良くそのことについて話し始めた

最初は自分達の兵と裏でこっそり手を繋いだ呉の兵で大陸に不穏をもたらす【魏】を倒そうとしたらしい

しかし、火を見るよりも明らかなのが兵の差

数も圧倒的に足りない

そこで、月のお友達である【北】の人に助けてもらおう

という流れだったそうだ

 

張飛「だから兵を貸して欲しいのだ。」

ボス「手紙で書いたとおりそれは出来ないよ。俺達は物でなく人だ。戦うかどうかは自分達で決めるのさ。そして今回は『戦わない』を選んだ。」

張飛「む~友達をみすてるのか?」

ボス「友達といっても個人的にだ。それに友好同盟は国で結んだんだ。うちでは[王が絶対]というわけでなく[個人の主張]を大事にしている。だから、【金も無しに戦えない】ていうのが本心なのさ。」

張飛「じゃあ、どうすれば一緒に戦ってくれるのだ?」

ボス「そうだな・・・1人の兵士につき給金を1日これくらい支払うというなら、傭兵依頼ということで『共に戦う』ことになる。」

張飛「どっひゃ~高いのだ!」

妹子(確かにその金額は高いかも知れない。けれど、そのお金の内訳はここならではの【遺族年金】が入っているからなのよね~)

 

それから数時間は話し合い

何故こんなにも交渉が下手な張飛を寄越したんだ?というような感じだった

一応、大事な大使が来たということで滞在期間は宴が開かれた

その時の張飛の食べっぷりは凄く、砦に備蓄していた食料が半分に減ってしまった(酒は急遽作らせたため風前の灯だが)

 

張飛「む~分かったのだ。今回のことは一旦は諦めるのだ!だけど直ぐに別のお姉ちゃんが来るかもしれないからその時はよろしくなのだ。」

ボス「わかった。」

 

それから一週間後、待ち構えていたかのように次は【を組】の太子と【蜀】の趙雲が来た

趙雲「これはこれは【北】の王様、北刃殿。始めまして、我が名は趙雲と申します。」

太子「ボス~Vあいたかったわ~ん。」

ボス「あぁ。」

 

そして例のごとく大事な大使が来たということで滞在期間は宴が開かれた

黄蓋は蝶をあしらった仮面をつけて趙雲と酒盛りをしていた

これにより【北】の酒蔵とメンマは空になった

 

ボス「これが狙いか!」

 

ボスはようやく【蜀】の狙いに気がついた

いわゆる[兵糧攻め]である

それと同時に報告が入る

『【蜀】と【呉】が【北】を取り囲んでいる』

流石に兵力に差がある

相手方の降伏条件をのむしかないようだ

 

そして、【蜀&呉&北】VS【魏】が開戦した

to be continued ?

後書き~

はい!ついに終盤ですね

ほんとは一気に終わりまで書きたかったのですが長いのでここで斬ります

予定としてはあと3話?で終わらせる予定です

 

[お詫び]

前回ので説明し忘れた部隊がありますのでここで説明します

 

り組・・・主に漁を行う部隊

   その為、海上での戦いも得意


 
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