投稿:えっぐまん 16/05/09 17:58 50pt. 期限切れ
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狐路(20)
16/05/21 11:30
はじめまして。
模型の事はわかりませんが、絵として個人的な感想を書かせていただきます。
錆びたテクスチャーの汚しに気合が入ってますね。
個人的にはナウシカのような雰囲気が少し出ているようで好きです。
おそらく完全なリアル作品ではなく、
プラモデルのパッケージイラストのような作風を目指していると思います。
もしそうでしたら背景もセットで作ってみてはいかがでしょうか?
何が言いたいかと言うと…。
昭和のプラモデルパッケージイラストの背景を、手抜きして写真と合成したとします。
そうすると背景写真の方がリアルすぎて、イラストの方が粗末に感じませんか?
せめて、白布や紙などで背景を真っ白にして頭の中で世界観をかえりみてください。
もしかしたら、次に目指すべき方向性が見えてくるかもしれませんし、
自分の作品の良さを再確認できるかもしれません。
それから、申し訳ないのですが…。
基本的に錆水や、排ガスがついた汚れや、
オイル漏れによる汚れは時間とともに上から下へ落ちて跡を残します。
ただし、航空機の場合は飛行中に激しい風を受けるため、前から後ろへと流れます。
えっぐまさんのウェザリングは湿気が多く、
排ガスや錆び、オイル臭の充満した空気の汚い倉庫に数年置かれたまま、
まったく使われていない汚しのようで不自然な印象も受けます。
また他の作品でも、これが錆なのか、迷彩塗装なのかが解かり難い部分があります。
錆だとすれば、放置され朽ちていく戦車や自動車等なら問題ないのですが。
特に飛行機体の、このような錆が浮いた機体では計算された構造強度が保てず、
飛行中に空中分解の可能性もあると思うのですが間違っているでしょうか?
翼のパネルの隙間から赤錆?が染み出している状態は、
航空機業界でもありえないですし、まして規律の厳しい軍隊では疑問に思いますし。
そのような機体なら、整備不良で飛行禁止にされた上に、
整備部隊は全員、鬼軍曹の再教育行きだと思いました。
まぁ、架空ファンタジー兵器だから、
機体が錆びてても安全に飛ぶと言われればそれまでですが。(笑)
他の作品を見させていただいた感想ですが、
全体的にカッコよく汚そうと努力されているのは理解できました。
しかし兵器がどのような環境で、どのような人物達に使われているのか、
まだ、充分に理解して描き切れてない印象を受けました。
それから、目玉焼きを作っている人物の肌の塗りも違和感があるような気もします。
間違っていたらすいません。
1943年モロッコ、アルジェリア等へ上陸したアメリカ軍が、
ロンメル配下のタイガー戦車に蹂躙され、モラルが駄々下がりして戦線崩壊しかけた時。
パットン将軍は、兵士達のブーツをピカピカに磨かせて士気を取り戻したと聞いています。
軍人は過酷な環境でも、逃げだしたり、ふてくされて戦闘放棄しないよう。
起床や就寝時間も徹底管理され、
身だしなみや掃除、ベッドメイキングすら質の高いレベルを維持するよう訓練されています。
そのような士気の高さを常に求められる人達が、命を預ける仕事道具でもある兵器を。
例えペンキの補給のままならない、最前線であったとしても、ピカピカに磨きもせず。
錆びさせたまま、いつ壊れるのか解からない状態で使ってるのは私は変だと思いました。
軍隊経験者やミリタリーに詳しい人には、受け入れられないのでは?とも思いました。
まぁ、民間人とか、クーデターや内乱繰り返してる後進国の軍隊ならあるかもしれませんし。
模型業界全体がファンタジー重視で、それが流行なら私の後半の意見は無視してください。
頑張ってください、長文失礼致しました。
返信: えっぐまん 2016-05-22 00:10:02
大変誠意のあるお返事ありがたく受け止めます
私の場合、そのものの置かれた環境を考えないで「それ自体がかっこいいかどうか?」のみで作って塗っていくので、実際における「リアル」な部分が欠損してるのかな?と思ってます
私自身は軍事に関してはほぼ無知で、ただ単にプラモデルが作っていて面白いからという事でやってきたのですが、さすがにいろいろ勉強しないといけないなと実感しました
大変参考になる貴重なアドヴァイスをいただいて恐縮至極です
以後精進します
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