No.637504

真・恋姫無双 (時空編) 第十八章

カイさん

駆け引き×共闘×ミッションコンプリート

2013-11-16 23:51:48 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:3159   閲覧ユーザー数:2730

一刀「・・・」

 

フェイト「・・・」

 

管輅「ふふふっ」

 

ドサッ!

 

フェイトが、力なく倒れた

 

--------

 

エリオ・キャロ「「フェイトさん!?」」

 

なのは「フェイトちゃん!?」

 

スバル「嘘・・・フェイトさん」

 

はやて「・・・そんな、嘘や・・・フェイトちゃん」

 

シグナム「うああああああああ!!!!!!!!」

 

アギト「シグナム!?」

 

シグナム「レヴァンティン!!」

 

シグナムがレヴァンティンを抜いて結界を攻撃する、しかし結界は罅すら入らない

 

 

ヴィータ「アイゼン!!」

 

アイゼン「ヤボー!!」

 

バン!バン!バン!

 

ヴィータ「砕けろ!!砕けろ!!砕けろ!!」

 

シャマル「二人ともそんな事をしても、うん?えっ!?これって!」

 

シャマルがある画面に目を向ける

管輅「やはり貴方は素晴らしい。自分の恐怖に、人を殺すという事に打ち勝ったのですね、実に強く気高い」

 

一刀「おい管輅。テスタロッサにかけたこの拘束術を解け」

 

管輅「何故です?」

 

一刀「死んだ人間を、縛るもんじゃねえ」

 

管輅「・・・良いでしょう」

 

パチン!

 

管輅が指を鳴らすと、フェイトにかけられていた術が解ける

 

 

一刀「・・・テスタロッサ」

 

管輅「・・・」

 

フェイトを抱き上げていた一刀に、管輅が近づく

 

 

管輅「北郷一刀。どんな気分でしょうか?強敵と認めた者を殺めた気持ちは?」

 

一刀「そんな事を聞いて如何する?」

 

管輅「いえ何、ただ」

 

管輅がローブの中からナイフを取り出す

管輅「貴方の最後の言葉を聞こうと思いましてね」

 

一刀「・・・そうか」

 

管輅がナイフを振り上げる、そしてそのまま一刀に刺そうとして時

一刀「ミッション・・・コンプリート!」

管輅「!?」

 

フェイト「サンダースマッシャー!」

 

バシュン!!

 

管輅「ぐっ!?」

 

ズサァァァァァァァァァ!!!!!!

 

管輅「な、何だと!?」

 

管輅が後ろに下がり改めて一刀を見ると、一刀の肩の上からフェイトの手が出ていた

 

--------

 

シャマル「やっぱり!フェイト隊長は生きてるわ!!」

 

シグナム「何!?」

 

ヴィータ「本当か!」

 

シャマル「ええ、でも。戦う前まで体力が回復してるわ」

 

なのは「回復してる?」

 

はやて「どう言う事や?」

 

--------

 

管輅「ば、馬鹿な!?確かにあの時切った筈・・・」

 

一刀「ああ、これの事か?」

 

一刀が麒麟を前に出した、その刃は青色に輝いていた

 

 

一刀「青の色は癒しの色、人を傷付ける物ではない。俺が使ったのは水の属性の治癒能力、つまりあの時俺はテスタロッサさんを傷つけたんじゃない、治したんだ!」

 

フェイト「最初は驚きましたよ、まさかこんな技があったなんて」

 

管輅「くっ!」

 

一刀「あの時口パクだけど言っただろ、信じろって?」

 

フェイト「うん、信じてよかった」

 

管輅「成る程、まんまと騙された訳ですか・・・」

 

一刀「悪いな、これが北郷流の、いや」

一刀「俺の殺さずの流儀(けん)だ」


 
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