No.477268

リリなの世界に逝ってきて  さぁ、やろうか?

11話でんがな



後半書いててヒートアップしすぎたためかよくわからないことになっていますが、作者の病気が騒いだのだと思ってください

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2012-08-30 00:20:04 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:3759   閲覧ユーザー数:3497

「さぁ、やろうか」

 

庭に出てみるとおっぱい侍が愛剣片手にスタンバっていた

 

「そんなことよりお茶にしないか?」

 

「覚悟はいいな?」

 

駄目だ、こいつ。話を聞いていない

 

バトルジャンキーはガチだったのか・・・・・・

 

二次創作だけかと思っていたのに

 

つか、もう騎士じゃなくてただの戦士じゃね?

 

しかも狂

 

バーサーカー

 

うわ、しゃれになんねぇ

 

そもそも、覚悟って何さ?

 

模擬戦ですよ?なんの覚悟ですか?

 

「二人とも準備はええな?」

 

心の中で愚痴っていると、いつの間にかやってきていたはやてが声を上げてきた

 

「大丈夫です」

 

「出来てませんがなにか?」

 

「じゃあ、このコインが地面に落ちたら始めるで?」

 

どうやら最後の足掻きは通じなかったようだ

 

ベタな・・・・・・

 

なぜここまで戦わせようとするのだろうか?

 

作者は戦闘描写が苦手なくせに・・・・・・

 

おっと、電波が・・・・・・

 

「ちょっと待て、ここでやるのは狭すぎないか?」

 

「それもそうやな・・・・・・」

 

なぜ、最初に気付かなかったし

 

しかし、このままいけばうやむやにできるやも

 

・・・・・・よし

 

「なあ、はやてよ。模擬戦をするスペースがないんだから止めようぜ?」

 

「大丈夫や。問題ない」

 

こっちは大ありじゃ!!

 

「今から別の次元世界に転移します」

 

シャマルてめぇあとで覚えとけよ!!

 

「ッ!!」ビクッ

 

俺の計画はあっけなく崩れ去った・・・・・・

 

 

「ほら、いくで」

 

・・・・・・

 

*******************************

次元世界:セ〇ターZ

 

「さて、いくで?」

 

きぃぃぃん

 

はやてがコインをはじく

 

高く高く舞い上がり最高点に到達し、そして重力にとらわれ落下していく・・・・・・

 

「・・・・・・しかし、はやてにも困ったものだ」

 

「なに?」

 

「コインの落下と同時にスタートなんて・・・・・・」

 

緩やかに落下していくコイン

 

そして・・・・・・

 

「俺に有利過ぎるだろう?」

 

きぃぃん

 

地に着いた

 

「!?」

 

と、同時に移動

 

シグナムが気付いた時には、俺はすでにその背後に立っている

 

 

 

 

 

 

 

 

ってなったらいいなぁ・・・・・・

 

いやね?できるよ?できるんだけどさ、ぶっちゃけだるいのよ

 

暴風纏う破壊獣のおかげで形成時以下とはいえかなりの速さで動けるんだけどさ

 

その動作が面倒なんだよ・・・・・・

 

創造を期待していた方には申し訳ないのだが、あれは奥の伝・・・・・・もとい切り札的なあれだからもうしばらく待っていただきたい

 

まぁ、ぶっちゃけ相手より速く動けるだけなんだけどさ

 

その速さってのが相対的な速さだってのがあれの利点

 

比較対象がいてこそ真価を発揮する速さ

 

後の先なんて目じゃねえレベル

 

なのでそれを使うのは気が引ける

 

例えるなら遊戯王の友人同士の決闘でソリティアするようなもんだ

 

まぁ、作者は平気でやってたが・・・・・・

(おかげでそのデッキでやるのを拒否られるようになりました)

 

そもそも争うこと自体したくない

 

エネルギーの無駄だし

 

そもそも能力を使って勝ったとしても嬉しくなんかない

 

能力(これ)は所詮、もらいもの

 

自分の力じゃない

 

相手は自らを鍛え、自分で手に入れた力で挑んで来ているのに

 

対する俺は貰い物の力

 

それで勝って、俺様強いだぁ?

 

増上慢も甚だしい・・・・・・

 

・・・・・訂正しよう。面倒だと言ったのは嘘だ。

 

本当は、それが礼を失している行為だと、俺が思っているから

 

 

だから

 

 

 

「死にさらせええええ!!!!!」

 

俺は拳を振りかぶり、地面を駆け、バカ正直に突っ込む!!

 

能力なしで勝てるはずがない?

 

そんなことは百も承知だ

 

なめてる?

 

そうかもしれない・・・・・・

 

でも、これだけは曲げられない

 

誇りも矜持も何にも持ち合わせちゃいないが

 

これだけは譲れない

 

全チート転生者に問おう

 

貴様らはそれで満足か?

 

貰いものの能力で勝って嬉しいか?

 

是 と答えるならばそれもよし。もはや何も言うまい

 

しかし、否 と答えるならば見届けてくれ

 

大地を踏みしめる力は弱々しいだろう

 

拳を振り上げる姿は、なんとも頼りないだろう

 

きっと、かの強者には敵わないだろう・・・・・・

 

負けてしまうだろう・・・・・・

 

だが、その胸に秘めたる想いは幾千の戦場を生き抜いた古兵にすら劣りはしない

 

だから、見届けてくれ同朋たちよ!!

 

どんなに遅くとも頼りなくとも、今この身は、定められた道を駆け抜けるためにある!!

 

「はぁぁぁぁぁあああああああああああ!!!!!!」

 

駆け抜けた勢いをそのままに拳を振りぬく

 

ブォンッ

 

空振り

 

そして・・・・・・ガンッ!!

 

後頭部に衝撃

 

やっぱりか・・・・・・

 

まぁ、これで終わったし、いいか・・・・・・

 

しかし・・・・・・弱いなぁ・・・・・・

 

 

 

 

自分の弱さを再確認した俺は、そのまま地に伏した

 

 


 
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