No.459000

SAO~黒を冠する戦士たち~ 第二十技 二刀流

本郷 刃さん

第二十話です。
ついにやってまいりましたボス戦です!
といいましても自分が書く戦闘はかなりあっさりしていますのでご勘弁ください。

それではどうぞ・・・。

2012-07-25 08:32:57 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:20070   閲覧ユーザー数:18791

 

 

 

 

 

 

 

第二十技 二刀流

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キリトSide

 

コーバッツが死んだ。俺は何回もこんな場面に遭遇してきた。

 

だからこそ、今も冷静でいられる。だが、クラインや風林火山のメンバーは顔を青くさせている。

 

いままでにもこういった事はあったかもしれないが、

こいつらは基本的に大規模でのボス攻略に参加しているからそういう場合は大丈夫かもしれない。

 

けれど、いまは俺達だけだ。精神(メンタル)へのダメージは大きいはずだ。

 

「だめ……。だめ、だよ……」

 

アスナが小さく呟き始めた。

 

これは、まずい!?

 

「おい、アスナ!」

 

「だめぇぇぇぇぇ!」

 

彼女を止めようとしたが遅かった。アスナは一人でボスに向けて駆けだしていく。

 

「クソッ、アスナ!」

 

俺は駆けだしていったアスナを援護するために追いかける。

 

「くっ、俺達もいくぞ!」

 

クラインと風林火山のメンバー達も援護してくれるようだ。

 

 

 

「せえぇぇぇい!」

 

裂孔の声の元、アスナはボスに攻撃を仕掛けた。その攻撃は見事背中に命中した。

 

しかし、不意打ちでの背部への攻撃にも関わらずあまりダメージを受けていない。

 

〈The Greameyes(グリームアイズ)〉は大剣を振りかぶりアスナに攻撃を仕掛ける。

 

辛うじてアスナはその一撃を避けたものの、衝撃波で体勢を崩してしまった。

 

その隙に、〈The Greameyes〉はもう一度大剣をアスナ目掛けて振り下ろした。

 

俺はソードスキル《ヴォーパルストライク》を放ち、なんとか敵の攻撃を逸らすことに成功した。

 

それでも攻撃の衝撃波は計り知れない威力で、体が吹き飛ばされそうになる。

 

「キリト君!」

 

「大丈夫だ!」

 

しかし、状況はあまり(かんば)しくない。

 

軍の奴らは風林火山のメンバーが盾で守っているし、アスナやクラインは攻撃力にいまいち欠けている。

 

そのうえ、俺達が中央で戦っているせいで撤退しようにも行えない状況だ。

 

「どうすんだよ、キリト!?」

 

クラインが俺に指示を仰ぐ。こいつ(・・・)はあまり使いたくなかったが守る為には使うしかない!

 

「アスナ! クライン! 10秒でいい。持ち堪えてくれ」

 

アスナもクラインも一瞬の間、逡巡したようだが打開策が無いいま、俺を信じてくれたようだ。

 

二人で前へとでていく。その間に俺はアイテム装備欄のウィンドウを開き、装備を変えていく。

 

右手には先ほどより装備している黒剣『エリュシデータ』を、左手にはもう一本の剣を持つ。

 

白剣で銘は『ダークリパルサー』、上位の片手剣である。

 

準備が整い、俺は二人のもとへ走っていく。

 

「アスナ! クライン!」

 

「「!!!」」

 

二人は俺の声と共に後ろに下がり、前衛を俺が引き継ぐ。

 

「スイッチ!」

 

アスナの掛け声により、いままでの攻撃を引き継いで攻撃を行う。

 

敵の足元に駆け寄り二振りの剣で連続攻撃を行い、コンボを繋いでいく。

 

敵の攻撃はパリィとステップで回避して、一瞬の隙も見逃さないようにする。

 

そして、その時は来た。

 

〈The Greameyes〉が大剣を思いっきり振り下ろした。俺はその隙に一気に詰め寄り奴の胸元に辿り着く。

 

そこで俺はソードスキル《スターバースト・ストリーム》を使用した。

 

「うおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

 

これはエクストラスキル《二刀流》の上位スキルである。

 

星屑のように煌き飛び散る白光は、空間を灼くかの如き様で敵に襲いかかった。

 

〈The Greameyes〉の胸元に16連撃もの剣戟を叩き込む。

 

俺の視界は《スターバースト・ストリーム》により、白い空間で埋め尽くされていき、

興奮と衝撃により意識がもっていかれそうになるが必死に堪える。

 

そして、最後の一撃が決まった。

 

―――ガアアアアアァァァァァァァァァァ!!!!!

 

〈The Greameyes〉は雄叫びとともに地面へと倒れこみ、爆発して消滅した。

 

俺は地面に足が着くと疲労と解放感からか、そのまま意識を失った。

 

キリトSide Out

 

 

 

To be continued……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後書きです。

 

え~皆様・・・ボス戦がはやく終わってしまい申し訳ありません(ペコリ)。

 

この戦いを楽しみに待っていた方々もいたと思いますが、自分にはこれが限界でした。

 

最近思うようになったのですが、自分は戦いよりもその間の話やほのぼの系の方が上手く書けるような気がしています。

 

まあそれでもこの作品を投げ出すような事をするつもりはありませんが・・・。

 

なんだかんだ言って結局は続けていきますので今後もよろしくお願いします。

 

それでは次回で、お会いしましょう・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 
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