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新人さん
7月7日 の「乾しいたけの日」の方が認知度は高いようだが、【いい(11)しい(4)たけ】という語呂合わせで11月4日は「いいしいたけの日」となっている。でもこれは”JA全農あきた”が制定したマイナーな記念日である。秋田県はさぞかし椎茸に力を入れているのかと思いきや、生産量を調べるとそれほどでもない。2023(令和5)年度 都道府県別の椎茸生産量ランキングでは、【生椎茸】 1.徳島 2.岩手 3.群馬 ☆4.秋田 5.北海道 で【乾椎茸】は 1.大分 2.宮崎 3.熊本 4.愛媛 5.岩手 である。 ♪秋田名物 はづもりハダハダ~という民謡があり、これは「八森では11月によく雷が鳴り ハタハタ(別名カミナリウオという深海魚)が産卵のために接岸する~」という意味らしく、秋田の名物は雷とハタハタ~と歌っているそうだ。2010年のナショナルジオグラフィックで「落雷など1000万分の1秒間に5万~10万ボルトの電気を浴びたときキノコの生長が最も活発になる」ことがわかったという記事があった。また日本工業大学教授は「雷が落ちた音の衝撃波が菌糸に刺激を与える」という実験で発芽から収穫までの期間が短縮され収穫量も倍増するという結果だったらしい。というわけで、雷がキノコの成長を促すのは間違いなさそうだから 秋田名物は雷、ハタハタ、椎茸で良さそうだ。今年 松茸などが豊作だったのは 多雨の他に雷が多かったことも影響していたのだね。秋田県は落雷に気を付けて頑張ってください。 マヨネーズのキューピーさんによると良い”生椎茸”とは、肉厚でカサがあまり開いてなく カサの裏側が純白なものや、軸が太くて短いものが良いという。また調理する前にカサの裏側を上にして1時間ほど日光に当てると、しいたけのエルゴステロール(プロビタミンD2)という成分が紫外線でビタミンDに変化して、うま味成分のグアニル酸が増えるという。 ”乾椎茸”については、乾椎茸生産量1位の大分県にある 明治10年創業の椎茸問屋「姫野一郎商店」さんが詳しく説明されている。【良質なしいたけは傘が明るい茶色で 新鮮なほど表面にツヤがある。 粒の大きなものや 袋にたくさん入っている椎茸より、乾燥がしっかりしているものを選ぶ。 傘の部分にシワがたくさん寄っている椎茸は乾燥状態が悪く、乾燥が悪いと渋みや苦みの原因となる。 傘の裏側のヒダは こんがりとしたキツネ色(淡黄色)のものが良い椎茸である】ということらしい。 椎茸の出汁は素晴らしい。料理に使う出汁の種類にはタンパク質の【アミノ酸】の他に、昆布などの海草に含まれている【グルタミン酸】、カツオなどの魚に含まれている【イノシン酸】と、キノコにしか含まれない核酸系うま味成分【グアニル酸】がある。しかしグアニル酸は 生の椎茸にはほとんど無く、”乾燥させる”と 酵素の働きでグアニル酸が作られるという。 ただし乾燥しても毒成分は分解されないから、間違えて毒キノコを出汁に使うと事件になってしまう。それに椎茸には様々な虫が付いているそうだ。ハエの幼虫がついていた場合は取り除いて食べられるが、ナメクジには頭痛や吐き気、倦怠感などを引き起こす 広東住血線虫という寄生虫がいる場合があるらしい。だから自分で椎茸を探しに行くのは止めた方が良さそうだ。 毒キノコにはシイタケに“色”や“形”がよく似て、暗くなると緑色に光る「ツキヨタケ」がある。農林水産省によると日本で一番食中毒が多いのは、このツキヨタケらしく、そのスープを飲んだだけで中毒になるそうだ。日中は光らないからシイタケとまち違えやすく、ツキヨタケの毒「イルジンS」は煮ても焼いても塩浸けでも解毒不可能だというから、胃の洗浄が必要だという。消化器系に症状が現れるだけではなく、”幻覚痙攣”を伴う場合もあるそうだ。さすが幻想的な月夜茸である。今昔物語集にはツキヨタケを使って、殺人を企て失敗した話も記されているという。しかしツキヨタケでは人を殺せないから、せいぜい嫌がらせに使うくらいがちょうど良さそうだ。ツキヨタケが日本で1番食中毒が多いということは、もしかすると故意にツキヨタケを調理して パートナーに嫌がらせをしている人がいるかも知れない。「いい(11)しい(4)たけ」の日ではなく「いい(11)死(4)の日」を企んでいるかも知れないのだ、実際オーストラリアの主婦は、昼食会で毒キノコを振る舞い 3人を殺害して終身刑となっている。誤って毒キノコを調理したと言っているだけかも知れないのだ。キャー そんなときはスーパーマリオではなく、科捜研のマリコさんにお願いしよう。 だから僕はキノコを食べたくないのだよ。
2026-11-04 15:03:31 投稿 / 978×734ピクセル
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7月7日 の「乾しいたけの日」の方が認知度は高いようだが、【いい(11)しい(4)たけ】という語呂合わせで11月4日は「いいしいたけの日」となっている。でもこれは”JA全農あきた”が制定したマイナーな記念日である。秋田県はさぞかし椎茸に力を入れているのかと思いきや、生産量を調べるとそれほどでもない。2023(令和5)年度 都道府県別の椎茸生産量ランキングでは、【生椎茸】 1.徳島 2.岩手 3.群馬 ☆4.秋田 5.北海道 で【乾椎茸】は 1.大分 2.宮崎 3.熊本 4.愛媛 5.岩手 である。 ♪秋田名物 はづもりハダハダ~という民謡があり、これは「八森では11月によく雷が鳴り ハタハタ(別名カミナリウオという深海魚)が産卵のために接岸する~」という意味らしく、秋田の名物は雷とハタハタ~と歌っているそうだ。2010年のナショナルジオグラフィックで「落雷など1000万分の1秒間に5万~10万ボルトの電気を浴びたときキノコの生長が最も活発になる」ことがわかったという記事があった。また日本工業大学教授は「雷が落ちた音の衝撃波が菌糸に刺激を与える」という実験で発芽から収穫までの期間が短縮され収穫量も倍増するという結果だったらしい。というわけで、雷がキノコの成長を促すのは間違いなさそうだから 秋田名物は雷、ハタハタ、椎茸で良さそうだ。今年 松茸などが豊作だったのは 多雨の他に雷が多かったことも影響していたのだね。秋田県は落雷に気を付けて頑張ってください。 マヨネーズのキューピーさんによると良い”生椎茸”とは、肉厚でカサがあまり開いてなく カサの裏側が純白なものや、軸が太くて短いものが良いという。また調理する前にカサの裏側を上にして1時間ほど日光に当てると、しいたけのエルゴステロール(プロビタミンD2)という成分が紫外線でビタミンDに変化して、うま味成分のグアニル酸が増えるという。 ”乾椎茸”については、乾椎茸生産量1位の大分県にある 明治10年創業の椎茸問屋「姫野一郎商店」さんが詳しく説明されている。【良質なしいたけは傘が明るい茶色で 新鮮なほど表面にツヤがある。 粒の大きなものや 袋にたくさん入っている椎茸より、乾燥がしっかりしているものを選ぶ。 傘の部分にシワがたくさん寄っている椎茸は乾燥状態が悪く、乾燥が悪いと渋みや苦みの原因となる。 傘の裏側のヒダは こんがりとしたキツネ色(淡黄色)のものが良い椎茸である】ということらしい。 椎茸の出汁は素晴らしい。料理に使う出汁の種類にはタンパク質の【アミノ酸】の他に、昆布などの海草に含まれている【グルタミン酸】、カツオなどの魚に含まれている【イノシン酸】と、キノコにしか含まれない核酸系うま味成分【グアニル酸】がある。しかしグアニル酸は 生の椎茸にはほとんど無く、”乾燥させる”と 酵素の働きでグアニル酸が作られるという。 ただし乾燥しても毒成分は分解されないから、間違えて毒キノコを出汁に使うと事件になってしまう。それに椎茸には様々な虫が付いているそうだ。ハエの幼虫がついていた場合は取り除いて食べられるが、ナメクジには頭痛や吐き気、倦怠感などを引き起こす 広東住血線虫という寄生虫がいる場合があるらしい。だから自分で椎茸を探しに行くのは止めた方が良さそうだ。 毒キノコにはシイタケに“色”や“形”がよく似て、暗くなると緑色に光る「ツキヨタケ」がある。農林水産省によると日本で一番食中毒が多いのは、このツキヨタケらしく、そのスープを飲んだだけで中毒になるそうだ。日中は光らないからシイタケとまち違えやすく、ツキヨタケの毒「イルジンS」は煮ても焼いても塩浸けでも解毒不可能だというから、胃の洗浄が必要だという。消化器系に症状が現れるだけではなく、”幻覚痙攣”を伴う場合もあるそうだ。さすが幻想的な月夜茸である。今昔物語集にはツキヨタケを使って、殺人を企て失敗した話も記されているという。しかしツキヨタケでは人を殺せないから、せいぜい嫌がらせに使うくらいがちょうど良さそうだ。ツキヨタケが日本で1番食中毒が多いということは、もしかすると故意にツキヨタケを調理して パートナーに嫌がらせをしている人がいるかも知れない。「いい(11)しい(4)たけ」の日ではなく「いい(11)死(4)の日」を企んでいるかも知れないのだ、実際オーストラリアの主婦は、昼食会で毒キノコを振る舞い 3人を殺害して終身刑となっている。誤って毒キノコを調理したと言っているだけかも知れないのだ。キャー そんなときはスーパーマリオではなく、科捜研のマリコさんにお願いしよう。 だから僕はキノコを食べたくないのだよ。