No.1194432

冬虫夏草

新人さん

昆虫記で有名なフランスのファーブル先生が 91歳で亡くなった日は1915年の10月11日だという。先生の若い頃は数学と物理化学の教師をしていたが、次第に自然科学にのめり込んでいったそうだ。ファーブル先生は緻密な観察に基づいて生物の生態を解き明かしているから面白い。虫の他にキノコも大好きで、昆虫を分類する際も キノコを噛んで飲み込む甲虫とか衣蛾の幼虫と、キノコをスープにして飲む蛆虫などを キノコの食べ方で虫を分類するほどの変態だったようだ。トリュフを探すのに普通は豚や犬を利用するが、それよりも虫のほうがキノコの匂いに敏感だということで「トリュフの近くに卵を産み付けるアメバエの行動を観察すれば トリュフを見つけることができる」と書かれているそうだ。 東京都文京区にNPO法人 日本アンリ・ファーブル会というものがある。子供たちを中心に、「自然に対する健全な感覚を養い育てる」ことを目的としているようだが、僕には「自然に対する健全な感覚」というものが よくわからない。僕は虫とキノコが子供の頃からずっと嫌いで、憎むべきものと思っているからだ。キノコは見た目もそうだが、歯触りが気持ち悪い。出汁に使うシイタケだけ かろうじて許せる程度だ。しかも天然のキノコには虫が混入していることが多いそうで、猛毒で有名なツキヨタケやドクツルタケでさえ虫やナメクジなどがいるそうだ。2026年の日本の夏は大変雨が多かったから やたらとキノコが増殖していて不快だ。 現在 名付けられているキノコは世界に約2万種、日本に約3千種あるそうだが、それは実在するキノコのわずか1割にも満たないらしい。キノコ好きな人は、熊に襲われても山に入り、嫌いな僕には 触るのもはばかられるほど得体の知れないものを口にして 命を危険にさらしてしまうような行動は、まったく理解できないし、松茸の価値さえまったくわからない。たぶん僕は自然に対する不健全な感覚を持っているのだろう。それなら花なら良いかといわれても、美しいと思うのと同時に毒々しいと思ってしまうのだ。事実、ジキタリス、トリカブト、ヒガンバナ、キキョウなどの強力な毒花も 花屋で簡単に買えてしまうのが不思議だ。花屋というのは、薬屋と同じくらい多くの種類の毒と、自動販売機のタバコよりも不用意に毒を売っているのだ。・・・ファーブル先生 日本は冬虫夏草の宝庫らしく、約400種の冬虫夏草が確認されているそうです。是非いらしてください。

2026-10-11 14:49:53 投稿 / 978×734ピクセル

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