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No.1194390
新人さん
5月と10月の第2土曜日は世界的な記念日の「世界渡り鳥デー」だ。 プーチンとトランプたちが加速させている地球温暖化が あらゆる生き物に影響を及ぼしており、季節によって移動する渡り鳥も例外ではないようだ。温暖化は湿地を減少させ、渡り鳥の生息地を奪うだけではなく、温暖化のために昆虫の孵化が早まり、渡り鳥がエサを必要とする時期とずれを生じさせているらしい。国連の世界気象機関(WMO)が2023年に発表した気候変動に関する年次報告書では、ヨーロッパで50年間に100種以上の渡り鳥の飛来時期が、昆虫の飛来時期とずれてきていて、そのずれがサハラ以南のアフリカで越冬する渡り鳥の個体数を減らしているようだ。渡り鳥のために世界中の湿地帯を保護し回復すれば、異常な洪水や干ばつを防げるという人もいる。 渡り鳥は季節で移動することで 各地域の生態系に大きな役割を果たしているそうだ。植物の花粉の受粉を助けたり、飲み込んだ種子は糞と共にばらまかれるから 種子を遠方に運ぶ存在にもなっている。それに海で魚を食べた鳥は陸地で糞を排泄するから 窒素やリンなどの栄養分を陸地へ運ぶ役割も担っている。渡り鳥の消滅によりこれらの機能が失われると、広い範囲の生態系に影響が出ると懸念されている。 日本でも環境省のモニタリング調査で、定住(留鳥)する鳥は気候変動にあわせて繁殖時期を調整できるけれども、渡り鳥はそれが難しいと考えられているようだ。鳥たちの分布がだんだん北上していることも「全国鳥類越冬分布調査」でわかったそうだ。 日本に来る渡り鳥のうち特に絶滅が危惧されている種の一例では、(ⅠA→ⅠB→Ⅱの順で危機が強くなる) ・ⅠA:ハクガン・ⅠA:シジュウカラガン・ⅠA:ヘラシギ・ⅠB:ホウロクシギ・ⅠB:オバシギ・Ⅱ:サシバ(タカ) などがある。(ガン=カモ)。 渡り鳥が消滅すると良いと思えることがひとつだけある。それは鳥インフルエンザだ。世界中に広がっている「高病原性鳥インフルエンザウイルス」は、過去に家きんの体内で変異して発生したものが野生の「渡り鳥」に広がり、渡り鳥によってウイルスが長距離を運ばれたと考えられているからだ。もしかすると、極東ロシア各地で広範囲のニワトリから集められたインフルエンザウイルスは、カモたちによって日本に運ばれて、日本のニワトリに伝染しているのかもしれない。そして日本のニワトリから新たに受け渡されたウイルスは、またカモたちによってロシア各地へ運ばれて行くのだ。なんだかヤクの密輸みたいだ。もし渡り鳥にも国境があって通関があったら、きっと面白いだろうねぇ。 1959年に港町に現れた「ギターを持った渡り鳥」は小林 旭さんで、渡 哲也さんではない。そして 酒場に現れた「ギターを持った流し」は絶滅危惧種レベルⅠAだった。
2026-10-10 14:56:42 投稿 / 734×550ピクセル
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5月と10月の第2土曜日は世界的な記念日の「世界渡り鳥デー」だ。 プーチンとトランプたちが加速させている地球温暖化が あらゆる生き物に影響を及ぼしており、季節によって移動する渡り鳥も例外ではないようだ。温暖化は湿地を減少させ、渡り鳥の生息地を奪うだけではなく、温暖化のために昆虫の孵化が早まり、渡り鳥がエサを必要とする時期とずれを生じさせているらしい。国連の世界気象機関(WMO)が2023年に発表した気候変動に関する年次報告書では、ヨーロッパで50年間に100種以上の渡り鳥の飛来時期が、昆虫の飛来時期とずれてきていて、そのずれがサハラ以南のアフリカで越冬する渡り鳥の個体数を減らしているようだ。渡り鳥のために世界中の湿地帯を保護し回復すれば、異常な洪水や干ばつを防げるという人もいる。 渡り鳥は季節で移動することで 各地域の生態系に大きな役割を果たしているそうだ。植物の花粉の受粉を助けたり、飲み込んだ種子は糞と共にばらまかれるから 種子を遠方に運ぶ存在にもなっている。それに海で魚を食べた鳥は陸地で糞を排泄するから 窒素やリンなどの栄養分を陸地へ運ぶ役割も担っている。渡り鳥の消滅によりこれらの機能が失われると、広い範囲の生態系に影響が出ると懸念されている。 日本でも環境省のモニタリング調査で、定住(留鳥)する鳥は気候変動にあわせて繁殖時期を調整できるけれども、渡り鳥はそれが難しいと考えられているようだ。鳥たちの分布がだんだん北上していることも「全国鳥類越冬分布調査」でわかったそうだ。 日本に来る渡り鳥のうち特に絶滅が危惧されている種の一例では、(ⅠA→ⅠB→Ⅱの順で危機が強くなる) ・ⅠA:ハクガン・ⅠA:シジュウカラガン・ⅠA:ヘラシギ・ⅠB:ホウロクシギ・ⅠB:オバシギ・Ⅱ:サシバ(タカ) などがある。(ガン=カモ)。 渡り鳥が消滅すると良いと思えることがひとつだけある。それは鳥インフルエンザだ。世界中に広がっている「高病原性鳥インフルエンザウイルス」は、過去に家きんの体内で変異して発生したものが野生の「渡り鳥」に広がり、渡り鳥によってウイルスが長距離を運ばれたと考えられているからだ。もしかすると、極東ロシア各地で広範囲のニワトリから集められたインフルエンザウイルスは、カモたちによって日本に運ばれて、日本のニワトリに伝染しているのかもしれない。そして日本のニワトリから新たに受け渡されたウイルスは、またカモたちによってロシア各地へ運ばれて行くのだ。なんだかヤクの密輸みたいだ。もし渡り鳥にも国境があって通関があったら、きっと面白いだろうねぇ。 1959年に港町に現れた「ギターを持った渡り鳥」は小林 旭さんで、渡 哲也さんではない。そして 酒場に現れた「ギターを持った流し」は絶滅危惧種レベルⅠAだった。