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No.1193517
新人さん
「いつでも、どこでも、みんなのバス」をテーマに日本バス協会はバスの台数が増え続けていた1987(昭和62)年に 毎年9月20日を「バスの日」に定めたそうだ。僕は子供の頃 バスの運転手を尊敬していた。昔は誰もが路肩に車を停めるから、商店街付近などを走行するバスはギリギリの運転の連続で格好よかったんだ。 日本で初めて路線バスが走った1903(明治36)年の京都にはアメリカ製乗用車を改造したバスがわずか2台だったという。1925(大正14)には全国に998台のバス車両が登録されていたそうだ。それが4年後の1929(昭和4)年になると いきなり1万5985台に増えている。戦後の1947(昭和22)年度の時点では全国のバスは1万2532台に減ったが、日本の復興につれてバスの台数も増えていき、1968(昭和43)年度に6万7694台を記録すると 落ち着いたようだ。しばらくの間あまり変動はなかったが 1975(昭和50)年度に再び増加して歴代最多の6万8435台を記録している。しかし1998(平成10)年度にはついに6万を切り5万9426台となり2014(平成26)年度までの16年間は、58000〜59000台の間で推移していた。2015(平成27)年度からは18年ぶりに6万を越え少しづつ増え続け、2019(令和元)年には6万1452台となっている。ところが、2020(令和2)年度に入った途端、いきなり3,538台減の5万7914台に落ち込んだ。2020〜23年中頃まではコロナの影響でバスの利用も減ったからだ。コロナの影響が消えたあと、今度は別の問題が持ち上がり路線自体が減少していく。2022年度に1598km減り、2023年度は2496km、そして2024年度には3887kmが減っている。この背景には 深刻なドライバー不足と、2024年4月から旅客運送事業にも適用が始まった働き方改革関連法があり、ドライバーの時間外労働は年960時間に制限され、休息期間の基準も引き上げられた。労働環境の改善は良いが、慢性的な人手不足のまま規制されたことで、需要の少ない路線では廃止や事業者の撤退が相次いでしまった。全国から相当な数の路線が姿を消したせいで交通空白地帯が急速に広がり、高齢者が無理して運転するから事故を起こす。やはり自動運転に頼るしかなさそうだ。老人よりも機械のほうが事故は少ないだろう。「いつでも どこにも バスは見かけない」時代になるのかなぁ。超難しい大型二種免許も消えてゆき、そのうちバスの消えた記念日なんてできるかも知れないねぇ。
2026-09-20 15:45:38 投稿 / 978×734ピクセル
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「いつでも、どこでも、みんなのバス」をテーマに日本バス協会はバスの台数が増え続けていた1987(昭和62)年に 毎年9月20日を「バスの日」に定めたそうだ。僕は子供の頃 バスの運転手を尊敬していた。昔は誰もが路肩に車を停めるから、商店街付近などを走行するバスはギリギリの運転の連続で格好よかったんだ。 日本で初めて路線バスが走った1903(明治36)年の京都にはアメリカ製乗用車を改造したバスがわずか2台だったという。1925(大正14)には全国に998台のバス車両が登録されていたそうだ。それが4年後の1929(昭和4)年になると いきなり1万5985台に増えている。戦後の1947(昭和22)年度の時点では全国のバスは1万2532台に減ったが、日本の復興につれてバスの台数も増えていき、1968(昭和43)年度に6万7694台を記録すると 落ち着いたようだ。しばらくの間あまり変動はなかったが 1975(昭和50)年度に再び増加して歴代最多の6万8435台を記録している。しかし1998(平成10)年度にはついに6万を切り5万9426台となり2014(平成26)年度までの16年間は、58000〜59000台の間で推移していた。2015(平成27)年度からは18年ぶりに6万を越え少しづつ増え続け、2019(令和元)年には6万1452台となっている。ところが、2020(令和2)年度に入った途端、いきなり3,538台減の5万7914台に落ち込んだ。2020〜23年中頃まではコロナの影響でバスの利用も減ったからだ。コロナの影響が消えたあと、今度は別の問題が持ち上がり路線自体が減少していく。2022年度に1598km減り、2023年度は2496km、そして2024年度には3887kmが減っている。この背景には 深刻なドライバー不足と、2024年4月から旅客運送事業にも適用が始まった働き方改革関連法があり、ドライバーの時間外労働は年960時間に制限され、休息期間の基準も引き上げられた。労働環境の改善は良いが、慢性的な人手不足のまま規制されたことで、需要の少ない路線では廃止や事業者の撤退が相次いでしまった。全国から相当な数の路線が姿を消したせいで交通空白地帯が急速に広がり、高齢者が無理して運転するから事故を起こす。やはり自動運転に頼るしかなさそうだ。老人よりも機械のほうが事故は少ないだろう。「いつでも どこにも バスは見かけない」時代になるのかなぁ。超難しい大型二種免許も消えてゆき、そのうちバスの消えた記念日なんてできるかも知れないねぇ。