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No.1190704
新人さん
誰によっていつ制定されたのかが不明な『菜っ葉を食べて夏バテを防ごう!』という「な(7)っ(2)ぱ(8)」の7月28日に菜っ葉の日という怪しい記念日がある。 本来は葉物野菜の旬は冬であり、夏に葉物の野菜を食べて夏バテを防ぐというのは不自然に思える。夏野菜の代表である キュウリ、茄子、トマト、ピーマン、は果菜類だし、農林水産省も滋養強壮効果が期待できて 夏バテ防止に良い野菜は、オクラやモロヘイヤ、ツルムラサキ、ヤマイモなどの粘り気のある野菜だとすすめている。僕は夏が旬の葉物野菜はレタス、シソ・大葉くらいしか思い浮かばない。どれも間接的には夏バテを改善するかもしれないが、スタミナには関係なさそうだ。なにか良い菜っ葉がないかと探してみたら、6月から9月が旬の「空芯菜」があり、今が旬の真っただ中の野菜だった。空芯菜は、鉄分が豊富でホウレン草の2倍もあるらしい。大量の汗をかくと鉄分もどんどん失われる。鉄分が不足すると貧血だけではなくスタミナ不足となり、夏バテの原因になるという。鉄分の不足は集中力の低下、頭痛、食欲不振などの症状のほか、筋力の低下、疲労感、イライラ、肩こり、脱毛などだというから 空芯菜は夏バテに良いのだ。しかも空芯菜には β-カロテン(プロビタミンA)・ビタミンC・Eなど、医薬品なみの成分が補給できる上、薬膳の分類では「寒性」にあたるそうだ。体を冷やす働きに加えて、むくみを改善する効果があり、夏カゼ予防や肌荒れの改善、紫外線でダメージを受けた肌を整える働きもあるそうだから最高の夏野菜だという。どうやら『菜っ葉を食べて夏バテを防ごう』というのは空芯菜のことのようだ。 熱帯アジア原産の空芯菜は雨季に水と一緒に流れ込む栄養素を吸って急成長をするために茎が中空のストロー状になっているそうだ。クウシンサイは中国名で日本での正式名称はエンサイというらしい。1972年の日中国交正常化のおりにパンダのカンカン・ランランと一緒に「中国野菜」として日本本土に上陸したそうだ。当時エンサイは「空心菜(クウシンサイ)」「蕹菜(ヨウサイ)」「通菜(ツウサイ)」などいろいろな名前があったらしいのだが、1983年の農林水産省通達により「エンサイ」に統一されたという。それなのに、空芯菜のほうが名が通っているのは、中国人の諜報部員が暗躍して『菜っ葉を食べて夏バテを防ごう』と流行らせたのかもしれない。 沖縄県では「ウンチェー」や「ウンチェーバー」と呼ばれて、古くから栽培されてきた野菜だそうだ。だが今のところ サツマイモ属の植物を食害するゾウムシなどのまん延を防ぐため、本土への移動が植物防疫法によって規制されているらしい。 エンサイは秋にアサガオに似た白い花を咲かせるから「朝顔菜(アサガオナ)」の別名もあり、僕はこの名の方が和風で綺麗だと思う。空芯菜は真夏のミステリーだっだ。東野圭吾さんのご冥福をお祈りいたします。
2026-07-28 15:49:10 投稿 / 734×550ピクセル
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誰によっていつ制定されたのかが不明な『菜っ葉を食べて夏バテを防ごう!』という「な(7)っ(2)ぱ(8)」の7月28日に菜っ葉の日という怪しい記念日がある。 本来は葉物野菜の旬は冬であり、夏に葉物の野菜を食べて夏バテを防ぐというのは不自然に思える。夏野菜の代表である キュウリ、茄子、トマト、ピーマン、は果菜類だし、農林水産省も滋養強壮効果が期待できて 夏バテ防止に良い野菜は、オクラやモロヘイヤ、ツルムラサキ、ヤマイモなどの粘り気のある野菜だとすすめている。僕は夏が旬の葉物野菜はレタス、シソ・大葉くらいしか思い浮かばない。どれも間接的には夏バテを改善するかもしれないが、スタミナには関係なさそうだ。なにか良い菜っ葉がないかと探してみたら、6月から9月が旬の「空芯菜」があり、今が旬の真っただ中の野菜だった。空芯菜は、鉄分が豊富でホウレン草の2倍もあるらしい。大量の汗をかくと鉄分もどんどん失われる。鉄分が不足すると貧血だけではなくスタミナ不足となり、夏バテの原因になるという。鉄分の不足は集中力の低下、頭痛、食欲不振などの症状のほか、筋力の低下、疲労感、イライラ、肩こり、脱毛などだというから 空芯菜は夏バテに良いのだ。しかも空芯菜には β-カロテン(プロビタミンA)・ビタミンC・Eなど、医薬品なみの成分が補給できる上、薬膳の分類では「寒性」にあたるそうだ。体を冷やす働きに加えて、むくみを改善する効果があり、夏カゼ予防や肌荒れの改善、紫外線でダメージを受けた肌を整える働きもあるそうだから最高の夏野菜だという。どうやら『菜っ葉を食べて夏バテを防ごう』というのは空芯菜のことのようだ。 熱帯アジア原産の空芯菜は雨季に水と一緒に流れ込む栄養素を吸って急成長をするために茎が中空のストロー状になっているそうだ。クウシンサイは中国名で日本での正式名称はエンサイというらしい。1972年の日中国交正常化のおりにパンダのカンカン・ランランと一緒に「中国野菜」として日本本土に上陸したそうだ。当時エンサイは「空心菜(クウシンサイ)」「蕹菜(ヨウサイ)」「通菜(ツウサイ)」などいろいろな名前があったらしいのだが、1983年の農林水産省通達により「エンサイ」に統一されたという。それなのに、空芯菜のほうが名が通っているのは、中国人の諜報部員が暗躍して『菜っ葉を食べて夏バテを防ごう』と流行らせたのかもしれない。 沖縄県では「ウンチェー」や「ウンチェーバー」と呼ばれて、古くから栽培されてきた野菜だそうだ。だが今のところ サツマイモ属の植物を食害するゾウムシなどのまん延を防ぐため、本土への移動が植物防疫法によって規制されているらしい。 エンサイは秋にアサガオに似た白い花を咲かせるから「朝顔菜(アサガオナ)」の別名もあり、僕はこの名の方が和風で綺麗だと思う。空芯菜は真夏のミステリーだっだ。東野圭吾さんのご冥福をお祈りいたします。