ビキニ環礁は現在マーシャル諸島共和国に属している。かつては日本委任統治下にある南洋諸島の1島だった。1945(昭和20)年8月15日にアメリカ合衆国へ割譲以降され、その翌年からアメリカがビキニ環礁で核実験を始めて1958(昭和33)年までに23回も核実験(原子爆弾および水素爆弾)が行われている。アメリカ合衆国は1958年から残留放射能の調査を開始し、1968(昭和43)年にはビキニ返還を約束して放射能除去作業を開始したが、現在でも原島民は島に戻れずにいて、 他の島へ避難した住民達は アメリカ政府から生活保障費を受け取っているという。ビキニ島に人が居住できるようになるのは 早くても2052年頃と推定されているようだ。 ビキニ島の名は ドイツ領ニューギニアの植民地だった頃のビキニ(Bikini)に由来している。マーシャル語での島名が「ピキンニ(pikinni)」だからビキニになったといい、日本統治下の日本ではピキンニ島と呼んでいたようだ。「pik」が「表面」で「ni」が「ココナッツ」だから、ココナッツの表面という意味らしい。 初めの1946年7月の原子爆弾の実験が由来となりビキニという水着が出来たという。この1946年7月5日に発表された水着は ファッションデザイナーではなく、フランスの自動車整備士であったルイ・レアールが考案したというから驚かされる。1940年頃に母親が営んでいた下着販売の仕事を継いだので、露出度の高いツーピースの水着を発表したそうだ。水着があまりに小さすぎて衝撃的だったので、水素爆弾が小さいのに周囲に与える莫大な破壊的威力から(like the bomb, the bikini is small and devastating)水着をビキニと命名したらしい。僕にはブラジャーとパンティとの違いがよくわからないが、黒く日焼けして水着の跡だけが白いのはロマンがあって素敵だ。でも紫外線は「四害線」とも呼ぶ人もいて、光老化(しみ・しわ)、光発がん、光色素沈着、光アレルギーを引き起こすという。 ただの日焼けだと油断すると皮膚がんになることもあるから恐ろしい。日光を浴びすぎてDNAの傷が大きくなったり、傷が度重なって修復能力を超えると、遺伝情報が狂い皮膚がんを引き起こすのだという。さらに紫外線は目を悪くする。雪国では雪目と言って有名だが、紫外線による目の慢性障害は主に4つあり、瞼裂斑(けんれつはん) 翼状片(よくじょうへん) 白内障、老眼があるという。近年は肌を露出して紫外線にさらすのも悪で、小学生までもサングラスを着用して日傘を使うようになっているから、今時ビキニを着て真夏の砂浜に放置されるのは何かの刑罰かと思うくらいだ。 しかし悪影響ばかりではないらしい。春先から増えていく紫外線は、皮膚でビタミンDが生成されて、カルシウム代謝の調整をし、腸でカルシウムを吸収するのを促進する。そしてカルシウムが骨にしっかりと定着するのを助け、血液中のカルシウム濃度を一定に保つ働きがあるそうだ。また近年の研究では、免疫細胞の活性化に紫外線が関わっていることがわかってきていたり、脳内での神経伝達物質セロトニンを調整して、精神の安定や安心感や平常心などをもたらすそうだ。でも、日に当たるのは1日約15分、(日陰なら約30分、ビタミンDの生成には、日焼けをするほどの日光浴は必要ない)程度で良いそうなのだ。しかも、手のひら、足の裏だけでも日光浴の効果があるから肌を露出する意味はないらしい。 手のひら、足の裏は、日焼けの原因となるメラニン色素が少ないから、美白を保ったまま健康を維持できるわけだ。 紫外線は体内の深部までは届かないとは言っても、太陽の紫外線と原子爆弾の放射線は同じ電磁波の仲間である。そう考えるとビキニという名前は上手く付けたと思う。座布団一枚!
ビキニ環礁は現在マーシャル諸島共和国に属している。かつては日本委任統治下にある南洋諸島の1島だった。1945(昭和20)年8月15日にアメリカ合衆国へ割譲以降され、その翌年からアメリカがビキニ環礁で核実験を始めて1958(昭和33)年までに23回も核実験(原子爆弾および水素爆弾)が行われている。アメリカ合衆国は1958年から残留放射能の調査を開始し、1968(昭和43)年にはビキニ返還を約束して放射能除去作業を開始したが、現在でも原島民は島に戻れずにいて、 他の島へ避難した住民達は アメリカ政府から生活保障費を受け取っているという。ビキニ島に人が居住できるようになるのは 早くても2052年頃と推定されているようだ。 ビキニ島の名は ドイツ領ニューギニアの植民地だった頃のビキニ(Bikini)に由来している。マーシャル語での島名が「ピキンニ(pikinni)」だからビキニになったといい、日本統治下の日本ではピキンニ島と呼んでいたようだ。「pik」が「表面」で「ni」が「ココナッツ」だから、ココナッツの表面という意味らしい。 初めの1946年7月の原子爆弾の実験が由来となりビキニという水着が出来たという。この1946年7月5日に発表された水着は ファッションデザイナーではなく、フランスの自動車整備士であったルイ・レアールが考案したというから驚かされる。1940年頃に母親が営んでいた下着販売の仕事を継いだので、露出度の高いツーピースの水着を発表したそうだ。水着があまりに小さすぎて衝撃的だったので、水素爆弾が小さいのに周囲に与える莫大な破壊的威力から(like the bomb, the bikini is small and devastating)水着をビキニと命名したらしい。僕にはブラジャーとパンティとの違いがよくわからないが、黒く日焼けして水着の跡だけが白いのはロマンがあって素敵だ。でも紫外線は「四害線」とも呼ぶ人もいて、光老化(しみ・しわ)、光発がん、光色素沈着、光アレルギーを引き起こすという。 ただの日焼けだと油断すると皮膚がんになることもあるから恐ろしい。日光を浴びすぎてDNAの傷が大きくなったり、傷が度重なって修復能力を超えると、遺伝情報が狂い皮膚がんを引き起こすのだという。さらに紫外線は目を悪くする。雪国では雪目と言って有名だが、紫外線による目の慢性障害は主に4つあり、瞼裂斑(けんれつはん) 翼状片(よくじょうへん) 白内障、老眼があるという。近年は肌を露出して紫外線にさらすのも悪で、小学生までもサングラスを着用して日傘を使うようになっているから、今時ビキニを着て真夏の砂浜に放置されるのは何かの刑罰かと思うくらいだ。 しかし悪影響ばかりではないらしい。春先から増えていく紫外線は、皮膚でビタミンDが生成されて、カルシウム代謝の調整をし、腸でカルシウムを吸収するのを促進する。そしてカルシウムが骨にしっかりと定着するのを助け、血液中のカルシウム濃度を一定に保つ働きがあるそうだ。また近年の研究では、免疫細胞の活性化に紫外線が関わっていることがわかってきていたり、脳内での神経伝達物質セロトニンを調整して、精神の安定や安心感や平常心などをもたらすそうだ。でも、日に当たるのは1日約15分、(日陰なら約30分、ビタミンDの生成には、日焼けをするほどの日光浴は必要ない)程度で良いそうなのだ。しかも、手のひら、足の裏だけでも日光浴の効果があるから肌を露出する意味はないらしい。 手のひら、足の裏は、日焼けの原因となるメラニン色素が少ないから、美白を保ったまま健康を維持できるわけだ。 紫外線は体内の深部までは届かないとは言っても、太陽の紫外線と原子爆弾の放射線は同じ電磁波の仲間である。そう考えるとビキニという名前は上手く付けたと思う。座布団一枚!