No.1178519

イム様

新人さん

街は 儲け主義者達が 盛んにクリスマスムードを盛り上げている。しかし 今日は、本来は正月の年神様をもてなすための準備を始める「正月事始めの日」だという。江戸時代から毎年12月13日は、"煤(すす)払い"、"松迎え"、"餅つき"などの正月準備を少しずつ始める日とされているらしい。 年神様は年が明けるとともにやって来て、新たな1年の幸せを授けてくれる神様だといわれているのだ。年神様を迎えるために日本各地の神社やお寺では"煤払い"の儀式が行われ、長い竹ぼうきで境内の煤やほこりを払うが、煤払いには厄除けの意味があり 新年に無事年神様を迎えることができるように 祈りを込めて行うそうだ。家庭では囲炉裏などは使わなくなったから「煤払い」の代わりに大掃除をしている。年神さまに来て欲しいなら真面目に大掃除をした方が良いだろう。僕は常々大掃除をするなら暖かい季節の方が良いのに、なぜわざわざ寒くなってから行うのか疑問に思っていたが、大掃除とは煤払いのことで厄除けの意味があったのだ。"松迎え"は、門松などのお正月飾りを用意することで、新年には、年神様をお迎えするために門松やしめ縄、鏡餅を飾る。門松は年神様に来ていただくための目印で、しめ縄は魔除け、鏡餅は年神様へのお供えの意味があるそうだ。いずれも正月事始めの12月13日以降ならいつ飾っても良いとされてるが、最近ではクリスマス後の、末広がりで縁起の良い「八」のついた28日に飾る方が多いようだ。ただし12月29日に飾ると「二重苦(にじゅうく)」12月31日に飾るのは「一夜飾り」となり、縁起が悪いから 28日までに終えるのが良いと言われている。 12月13日の「正月事始めの日」は 、京都祇園は芸妓や舞妓が芸事の師匠宅や茶屋を訪れ、あいさつをする習わしが続いているそうだ。もちろん これらの風習は江戸時代以降に始まった行事だから、神もイム様も信じない僕は無視してもかまわないと思う。

2025-12-13 14:41:16 投稿 / 978×734ピクセル

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