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No.1177526
新人さん
イギリスのチャールズ・ロバート・ダーウィンは、1859年11月24日に出版された「種の起源」で、全ての生物はほんの数種の祖先から生まれたと述べているが、実際にはどのように個々の種が分化していったのかを ほとんど説明していないそうだ。当時はまだ DNA や遺伝の仕組みについて知られていなかったので、変異や遺伝について説明できなかったらしい。また進化は 進歩とは違うもので、偶然の変異によるものとしている。ダーウィンは 進化を多くの観察例や実験によって、仮説から理論にまで高めているが、以前は生物学の基本が宗教的思考から成っていたため、それを否定することになるダーウィンへの反発は強かったようだ。 今では 自然選択説は適応進化の主な原因として科学的に認められている。しかし現在でも神を信じ 進化論を否定する団体が根強くあるようだ。思うに、人はアダムとイブから産まれたかも知れないが、その原初のアダムとイブは、 遠い未来に類人猿や原人になる予定の ネズミのような生物だったのだろう。 ハーバード大学教授は1914年のThe American Naturalist誌に、実験用のまだらネズミ(白黒のネズミ)は、1900年ごろ「Japanese rat」 と呼ばれていたと報告している。日本は江戸時代に 「白黒まだら模様の はつかねずみ」(パンダネズミ)を飼い馴らして、ペットとして飼っていたそうだ。ネズミを飼うための「養鼠玉のかけはし」(1775年)や「珍玩鼠育草」(1787年)という手引き書も出版されていたという。 北大の研究グループは、2017年に 日本のハツカネズミのルーツを研究していて、日本列島には約4500~3300年前の縄文時代後期に 中国の南部からと、約2000年前の弥生時代初期に 朝鮮半島からの2回にわたりハツカネズミの移入があったという。 京大では 2012年に「実験用シロネズミの起源」という研究結果を発表している。『実験用シロネズミは、世界中でひろく用いられている代表的な実験動物です。しかし、その起源は知られていませんでした。研究グループは、全世界で利用されているシロネズミ117系統のDNAを調べて、すべての系統が共通してたったひとつのアルビノ突然変異を持っていることを突き止めました。さらに、このアルビノ変異は、まだら模様をもったラットに生じた可能性が非常に高いことがわかりました。つまり、ラットが実験動物化された19世紀後半、あるいはそれ以前に、まだら模様のラットがまず利用され、その繁殖の過程でシロネズミが出現したと考えられます。このシロネズミ(アダムあるいはイブ)の子孫たちは、性質が温順で人にもよくなれたことから、実験動物としてひろく用いられるようになったと思われます。』 世界では 大きなドブネズミやクマネズミの系列を"ラット"、小さなハツカネズミの系列を"マウス"と呼び分けているが、その起源を突き詰めていくと面白い。もしかしたら、日本の「まだらネズミ」がヨーロッパ、アメリカへ渡って行き、実験用ラット/マウスの アダムとイブになったのかもしれないのだ。ミッキーマウスの起源が日本の「はつかねずみ」だったなんて想像すると とても愉快だ。
2025-11-24 13:54:45 投稿 / 978×734ピクセル
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イギリスのチャールズ・ロバート・ダーウィンは、1859年11月24日に出版された「種の起源」で、全ての生物はほんの数種の祖先から生まれたと述べているが、実際にはどのように個々の種が分化していったのかを ほとんど説明していないそうだ。当時はまだ DNA や遺伝の仕組みについて知られていなかったので、変異や遺伝について説明できなかったらしい。また進化は 進歩とは違うもので、偶然の変異によるものとしている。ダーウィンは 進化を多くの観察例や実験によって、仮説から理論にまで高めているが、以前は生物学の基本が宗教的思考から成っていたため、それを否定することになるダーウィンへの反発は強かったようだ。 今では 自然選択説は適応進化の主な原因として科学的に認められている。しかし現在でも神を信じ 進化論を否定する団体が根強くあるようだ。思うに、人はアダムとイブから産まれたかも知れないが、その原初のアダムとイブは、 遠い未来に類人猿や原人になる予定の ネズミのような生物だったのだろう。 ハーバード大学教授は1914年のThe American Naturalist誌に、実験用のまだらネズミ(白黒のネズミ)は、1900年ごろ「Japanese rat」 と呼ばれていたと報告している。日本は江戸時代に 「白黒まだら模様の はつかねずみ」(パンダネズミ)を飼い馴らして、ペットとして飼っていたそうだ。ネズミを飼うための「養鼠玉のかけはし」(1775年)や「珍玩鼠育草」(1787年)という手引き書も出版されていたという。 北大の研究グループは、2017年に 日本のハツカネズミのルーツを研究していて、日本列島には約4500~3300年前の縄文時代後期に 中国の南部からと、約2000年前の弥生時代初期に 朝鮮半島からの2回にわたりハツカネズミの移入があったという。 京大では 2012年に「実験用シロネズミの起源」という研究結果を発表している。『実験用シロネズミは、世界中でひろく用いられている代表的な実験動物です。しかし、その起源は知られていませんでした。研究グループは、全世界で利用されているシロネズミ117系統のDNAを調べて、すべての系統が共通してたったひとつのアルビノ突然変異を持っていることを突き止めました。さらに、このアルビノ変異は、まだら模様をもったラットに生じた可能性が非常に高いことがわかりました。つまり、ラットが実験動物化された19世紀後半、あるいはそれ以前に、まだら模様のラットがまず利用され、その繁殖の過程でシロネズミが出現したと考えられます。このシロネズミ(アダムあるいはイブ)の子孫たちは、性質が温順で人にもよくなれたことから、実験動物としてひろく用いられるようになったと思われます。』 世界では 大きなドブネズミやクマネズミの系列を"ラット"、小さなハツカネズミの系列を"マウス"と呼び分けているが、その起源を突き詰めていくと面白い。もしかしたら、日本の「まだらネズミ」がヨーロッパ、アメリカへ渡って行き、実験用ラット/マウスの アダムとイブになったのかもしれないのだ。ミッキーマウスの起源が日本の「はつかねずみ」だったなんて想像すると とても愉快だ。