No.1177482

女は詐欺師で男はヒモをやってる魚はな~んだ?

新人さん

底びき網漁業とは、曳き綱に繋げた漁網を船で引く漁法だ。底引き網での漁獲高が1番多いのは北海道で、漁獲量は55万300トンだそうだ。北海道の面積は極端に広いのだから1番なのは当たり前である。内訳は「沖合」が19万4300トン、「小型」(手繰り第1種漁業)が35万6000トンとなっている。第2位は宮城県で、水揚げ量は2万1000トン。世界三大漁場の1つである金華山沖という漁場があり、底引きで サメ類やヒラメ、サンマなどが獲れているそうだ。第3位は兵庫県で、海は 北に日本海と 南には瀬戸内海と太平洋があるから得をしている。水揚げは1万5100トン 南側にある 瀬戸内海と太平洋では 主にハモ、カレイ、サワラが中心に獲れ、北側の日本海ではホタルイカ、甘エビ、カレイなどが水揚げされているそうだ。 日本近海の手繰り(小型底引き網漁)でとれる高級魚には、 アンコウ、ヒラメ、ハモ、アナゴなどがあるが、11月23日に"あんこうの日"というのがある。2010年(平成22年)に山口県下関市の下関漁港沖合底びき網漁業ブランド化協議会があんこうの日を制定したそうだ。これは11月23日に下関漁港で「下関さかな祭」が開かれたとき、下関漁港が、鮟鱇(あんこう)の水揚げ日本一であったのを記念しているそうだ。アンコウの漁獲高は、1位. 山口県下関漁港,  2位. 青森県八戸漁港,  3位. 茨城県平潟漁港,だという。これからの季節は、アンコウ鍋が最高だというが、 皆が知っている「ちょうちんあんこう」は 食用にはならないそうだ。 食用の「アンコウ」や「キアンコウ」はアンコウ目アンコウ科だが、「ちょうちんあんこう」はアンコウ目チョウチンアンコウ科で、分類上は別のグループになるらしい。アンコウは背鰭の変形した釣り竿で他者を騙して食らう詐欺師だ。食用のアンコウのオスはメスの1/3くらいのサイズだというが、チョウチンアンコウのオスは、とても小さく、メスの体にくっつき寄生するヒモ生活者である。オスはやがてメスの体に吸収されてしまうらしい。チョウチンアンコウは深海魚なので あまり見かけないが、食べた人のコメントを見つけた。「味も旨みも特にありませんでしたが、やはり深海魚のニオイというものはあり、さらには口の中にまとわりつくような粘性があり、飲み込んだ後は口の中に粘り気が残りました。」やはり不味そうである。 悪い人に高級なアンコウだと騙されて、ビッグマムのチョウチンアンコウを買わされないように気を付けたほうが良さそうだ。チョウチンアンコウは死後も詐欺を働くのだった。

2025-11-23 15:38:49 投稿 / 978×734ピクセル

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