No.1174423

トラ

新人さん

絶滅したバリトラは、1937年9月27日に射殺されたメスが最後の1頭だったといわれている。 最近はトラの亜種を大陸で 一まとめにし、スマトラ島などの島に分布する亜種とは別にして、大きく2つに分類するやり方も採用されているようだ。 トラは9亜種が知られている。1.『 バリトラ』インドネシアのバリ島にのみ棲息していた亜種は絶滅した。 2. 『カスピトラ』中央アジアに広く分布した大型の亜種で、トルコ、イラン、中国西部の河畔域や森林に生息していたが絶滅している。3.『 ジャワトラ』インドネシアのジャワ島に分布したが、1980年代に絶滅に追いやられた。未確認の目撃情報はあったが証拠はなく絶滅亜種とみなされている。4.『 アムールトラ(シベリアトラ)』世界最大のネコ科動物であり 分布域はロシア極東部だが、中国東北部にも少数が生息する。絶滅寸前だったが、現在は推定500~600頭まで回復したらしい。5.『 ベンガルトラ』主な分布域はインドだが、バングラデシュ、ネパール、ブータンにも生息する。現生、亜種のなかで最も個体数は多いが、それでも約2500頭にすぎなく絶滅が危惧されている。6. 『インドシナトラ』タイやミャンマーなどに分布している。かつてはベトナムやカンボジアでも見られたが、こちらは絶滅したようだ。インドシナトラの野生個体数は400頭未満といわれて絶滅危惧されている。7. 『マレートラ』2004年に遺伝的に独立した亜種として認められたばかりで、マレー半島の熱帯林にのみ生息し、野生個体数150頭未満という危機的な状況にある。次に絶滅するのはこの亜種かもしれないそうだ。8.『 アモイトラ』1990年代以降、野生生息地での観察例がないため「野生絶滅状態」とされているらしい。かつては中国南部に広く分布したが、20世紀なかばに中国政府の捕食者根絶プログラムにより、野生個体群は未確認となっているらしい。9.『スマトラトラ』亜種のなかで最小サイズであり、インドネシアのスマトラ島にのみ分布する。残された個体数は400頭を切っており、絶滅寸前の状況らしい。 以上の9種のうち3種がインドネシアで1種がマレーシアだ。トラは川は渡れても、海は渡れないようなので、インドネシアのすぐ近くのフィリピンにはトラがいない。トラはネコ科のなかで最大といわれており、動物界にクマとヒト以外の敵は存在しないようだ。ゾウにトラを襲う理由はないし、クマは争うが食べる為にわざわざトラを狩ったりはしない。トラが絶滅していくのは、人間の罪でしかないのだ。当然ながら近代銃器が発明されるまで、ヒトはトラに対してまったくの無力だった。1900年代初頭まで、世界のトラの個体数は健全な状態だったのだ。食物連鎖の頂点を滅ぼした後はどうなるのだろう。人がオオカミを滅ぼした後、シカが増えすぎて クマの食べる食料まで食べてしまい その結果人が被害を被ることになる。 トラの消えた世界はどんな因果応報があるのだろう。

2025-09-27 14:16:41 投稿 / 734×550ピクセル

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