9月6日は”くろ”だから、黒の駄洒落記念日がやたらと多い。しかし、そんな中でたまたま9月6日になってしまった 黒い日もある。2018年9月6日3時7分に 北海道で最大震度7の地震が起こり、日本初となる 北海道全域におよぶ大規模停電（ブラックアウト）が発生したのだ。ブラックアウトとは、大手電力会社の管轄する地域のすべてで停電が起こる現象（全域停電）のことだ。北海道の地震発生後には最大約295万戸が停電しており、発生後の約2日でそのうちの約99％が停電から復旧したという。　当時の北海道は涼しかったから まだ食材の廃棄だけで済んで良かったと思うが、今年の今頃に大規模停電が起きると、多くの死人が出ると思いハラハラする。夜が暗いだけなら9月6日だけに「くろーする」と言って 笑って済ませられるが、この暑さの最中に冷蔵庫とエアコンが止まることを想像すると恐怖でしかない。電気のイメージ色は黄色だが、黒い電気の日もあるのだ。　黒い電気の日なら、2021年にチョコレートの「ブラックサンダーの日」が制定されている。黒い雷だなぁと連想していると 雷獣に思い当たった。雷鳥は絶滅危惧種の特別天然記念物だが、雷獣は幻獣である。色々な文献をみると、黒っぽい灰色をしているようだ。雷獣もブラックサンダーなのである。