No.1172478

我が子の為に 血を吸って赤くなった吸血蚊

新人さん

日本に生息する蚊は、気温が30℃を超えると動きが鈍くなり、30℃以上の猛暑が続くと、ヤブ蚊も動かないらしい というから、今夏は安心している人が多いかも知れない。 しかし、これからは もっと危険な蚊が現れる可能性がありそうだ。 2010年の古い情報になるが、国立環境研究所の環境健康研究センター によると、重症になる熱帯熱マラリアを媒介するコガタハマダラカは、現在日本では 沖縄の宮古・八重山諸島にのみ分布していて、今のところ 沖縄本島ではまだ見つかっていないそうだが、このまま温暖化が進めば 沖縄本島から 九州南部や四国の太平洋地域まで拡がる可能性があるらしい。温暖化でもっと暖かくなると、マラリア病原体の成長速度が速くなり 短期間で活性化する上、マラリア媒介蚊の寿命も延びるという。これは、マラリア寄生虫が活性化するまで 寄生された蚊が長生きしてしまい 人を刺すという事だ。さらに暖かくなると寄生された蚊の成長速度も速くなるので、幼虫から成虫になるまでが早くなり、世代交代も速まる。これまでマラリアが比較的少なかった温帯地域でも マラリアに寄生された蚊が増えることになる。つまり 今までは、宮古・八重山諸島にわずかに生息していただけのコガタハマダラカの生息範囲が拡がり、長生きするようになる可能性があるという事らしいのだ。2010年頃は 日本のように都市化が進み、衛生状態の整った国で マラリアが再流行する可能性は低いと考えられていた。しかし、マラリア患者が増える要因として、海外旅行者の増加、現地滞在期間の長期化、秘境など訪問先の多様化、そして『日本にやって来る外国人の増加』と、『温暖化によるマラリア流行地域の拡大』が挙げられていることを考慮すると、もう 日本とマラリアは無関係とは言ってられないと思うのだ。 1887(明治30)年8月20日に、イギリスの細菌学者であるロナルド・ロスが、ハマダラカの体内からマラリアの原虫を発見して、『世界蚊の日』(World Mosquito Day)が制定された。翌1898年にはロスが鳥を使った吸血実験で、蚊がマラリアを媒介することを証明して マラリア感染の原因を突き止めている。ロスは1902年にノーベル生理学・医学賞を受賞している。 血を吸う蚊は女(メス)だけだ。子(卵)に高栄養を与える為に吸血蚊になる。 マラリアに寄生された母蚊も吸血蚊になる。そしてマラリアに寄生された吸血蚊たちは、人に虐殺される運命となるのだ。蚊よ恨むならマラリアを恨め。

2025-08-20 15:14:21 投稿 / 1024×768ピクセル

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