No.1046871

鬼の心人間の心 1

小説の人さん

鬼とは残虐、哀しさを現わしている。
神は鬼を顧みられるか?
人間を顧みられるか?
鬼か人間か?どちらかしか救われない。
だから、両者は共存するのである。

2020-11-23 13:07:15 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:38   閲覧ユーザー数:38

鬼神は考えていた。

鬼神ならではの考えがあり、それは、鬼を幸せにする考えだった。

元々、人間は霊長類であり、雑食する。

鬼つまり、人間を食らうものは、人間を殺さなければならない。

だから、その対価として、嘘をついて、騙したりしない事を各鬼と契約していた。

だから、その事について、どうすれば、鬼が人間を食らえるだろうかと考えていた。

 

例えば、剣士がいたとする。

剣士は鬼を斬れる様な剣士である為に、鬼と1対1では勝てない。そこで、鬼が3匹かかってその剣士を倒すのだ。

それでも、怪我をする程度は覚悟しなくてはならないのだ。

だから、鬼は群れとしていなくてはならない。

単独で強い鬼等、奏(かな)という最強の鬼しかいないのだから、それはそれは人数が必要になるだろう。

 

鬼は心を持っている。

心臓ではない、精神に近い心の事だ。

心は人間ではないのだから、おごり高ぶっている。

 

奏(かな)は平静を装いながら、人間の勇者の集まる所、広場に来ていた。

周りの人間はシルクハットに目を止めながらも、奏を見過ごしていた。

マジシャンの様にマントを翻させながら、悠々と、奏は勇者と勇者の間を通り抜けていく。

 

やがて、ときの声が上がって、勇者達が噴水の周りに集まる。

恐らく100人いるだろうか?

彼らは、人間と戦い慣れてはいるが、鬼とは戦い慣れていないので、ここで皆殺しにでも出来るのだが、あえて、彼女はしない。

彼女の敵は殺人鬼と呼ばれる人達だからだ。

 

その場を彼女は後にしたのだった。


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