No.104118

真・恋姫†無双 北郷一刀と三羽鳥 No,2-01

さん

TINAMIよ、私は帰ってきた!!
やっと、続きを書く事が出来ました(^^)
最近は、中々時間が取れないです(/_;)

2009-10-31 00:38:57 投稿 / 全10ページ    総閲覧数:12103   閲覧ユーザー数:8821

(はじめに)

 キャラ崩壊やセリフ間違いがあると思いますが、

 温かく読んでやって下さい。

 

 この話での一刀君は強く設定しています。主人公をかっこよく魅せる様に

 書いていくつもりです。どうぞ宜しくお願いします。

 

☆オリキャラ★

姓・・・孔(こう) 名・・・融(ゆう) 字・・・文挙(ぶんきょ) 真名・・蛍(ほたる)

 

一人称・・我(われ)        武器・・鉞戟[えつげき]斧+矛 、華鏡(かきょう)

 

容姿・・髪は肩より少し長いロングで、色は琥珀の様な透き通るオレンジ。

    身長は一刀君より少し高い。スタイルは良く胸は、夏侯姉妹より少し小さい。

 

設定・・誇り高き孔子の子孫。十常侍に捨て駒にされた。

    一刀に助けられ、それ以来忠誠を誓う武将。

    正史で曹操に処刑されている為、曹操の事はあまり良く思っていない。

 

 

目的地に向かう中

 

一「・・・はぁ。」

 

 溜息をつく男が1人。

 

 

 

 

~回想~

 

 三姉妹のライブの後、部屋に連れて行かれ

 3人の前に正座する一刀。

 

凪「一刀様、団長に何を言ったのですか?」

 

一「・・・質問されても分かりません。

  3人も知っての通り、あれからずっと逃げ回っていたから、

  団長とは会ってないですし。」

 

沙「言われてみればそうなの~。」

 

真「確かに。なら、天和達に団長について何か言わんかった?」

 

一「・・それでしたら、恩があるから返したいって言いました。」

 

 その言葉を聞いて、3人が内緒話を始める。

 

凪「一刀様の話通りなら、団長を焚きつけたのはやっぱり・・」

 

真「間違いなく、あの腹黒芸人達やな・・」

 

沙「犯人は分かったけどこれからどうするの?」

 

凪「決まってる、一刀様が浮気しない様にするんだ。」

 

沙「どうやって?」

 

凪「それは・・・えっと・・・?」

 

真「ふっふっふ・・」

 

 沙和と凪が考えていると真桜が笑いだす。

 2人の視線が集まったところで、

 

真「ジャーン! こんな事もあろうかと!」

 

 真桜は一冊の本を取り出した。

 

沙「それが役に立つの~?」

 

真「まぁまぁ、そういう事は、内容を見たから言い。」

 

凪「! これは!」(///

 

沙「うわ~。」(///

 

 中身を見た瞬間2人の顔が赤くなる。

 正座している一刀は嫌な予感がしている。

 

一「あの~? 一体何をお読みになられているのですか?」

 

 恐る恐る一刀が発言すると

 3人が一刀に近づいてくる。

 

一「ど、どうかした?」

 

沙「ん~ん、何でもないの~。」

 

一「なら、どうして近づいてくるんだ?」

 

真「気にせんでええよ。」

 

凪「少し大人しくして下さい。」

 

一「え?」

 

 凪と真桜が一刀を押し倒し、上着を捲り上げる。

 一刀は抵抗が出来ない。

 (暴徒化したファンに追いかけられ、2人の怪我を治した為、

 体力と氣が殆ど残っていない)

 

一「ちょッ?! いきなりどうしたんだ?!」

 

凪「すぐに終わりますから。」

 

一「何が?!」

 

真「少しチックとするだけや。」

 

 真桜がそう言うと

 針と『房中術 上級』と書かれた本を持った沙和が一刀に迫る。

 

沙「ずれるから、動いちゃダメなの~。」

 

一「素人が針とか使ちゃ―『プス』・・・」

 

 その後の話を掻い摘んで説明すると

 一部が異常に元気になった一刀が暴走し3人を襲った(?)。

 次の日、沙和と真桜は杖を使いながら、凪は何とか歩いているが、

 3人とも産まれたての仔馬か小鹿の様な歩き方で、

 一刀は過度の疲労により二日間寝込んだ。 ←針が失敗した模様

 その為、出発が遅れたのは言うまでもない。

 

 

~回想終了~

 

一「・・団長、手紙に一体何を書いたんだ?」

 

蛍「主様、見えました。」

 

 蛍が前を指差しながら一刀に話しかける。

 一刀も前を見ると

 

一「すごい数だなぁ~。」

 

沙「ホントなの~。」

 

真「毎回、同じ事言うてへん?」

 

 目の前には、反董卓連合として集まった

 諸侯達の旗が上がっている。

 その陣から、

 

斗「曹操様、ようこそいらっしゃいました。」

 

華「顔良か、久しいわね。文醜は元気?」

 

斗「はい。元気すぎるくらいですよ。」

 

華「結構な事だわ。・・・で、私達はどこに陣を張れば

  良いのかしら? 案内してちょうだい。」

 

斗「了解です。それから、麗羽様が軍議を開くとの事ですので、

  本陣まで・・・あれ?」

 

一「・・・お久しぶりです、顔良さん。」

 

 斗詩が説明していると、一刀と目が合う。

 

華「一刀は、彼女とは初対面ではなかったかしら?」

 

一「いや、団長の陰謀で追い掛けられた時に、

  巻き込んじゃたんだよ。・・・3人とも睨まないで。」

 

 一刀が彼女に声を掛けた瞬間、3人が一刀を睨んでいた。

 説明を終えると元に戻ったのだが、

 

斗「・・あの、団長ってもしかして、流心さんの事ですか?」

 

一「団長を知っているの?」

 

斗「はい。私と文ちゃ―文醜も先日、団長の娘になったんですよ。」

 

 「「「「「 はい? 」」」」」

 

 斗詩の言葉で全員が頭に『?』を浮かべる。

 その後、斗詩に凪達が詰め寄り話を聞いている。

 

華「・・・桂花、3人には話が終わったら陣を構築させておきなさい。

  後、どこの諸侯が来ているかを早急に調べておいて。」

 

桂「御意」

 

華「私は麗羽の所に行っていくるわ。

  春蘭、秋蘭、それから一刀は私に付いてきなさい。」

 

春「はっ!」

 

秋「了解です。」

 

一「了解。」

 

 一刀は此処に居たら不味いと思い、華琳の言葉に従った。

 

 

 軍議が行われている場所に着くと

 

?「おーっほっほっほ! おーっほっほっほ!」

 

一「・・・何あれ?」

 

華「・・久しぶりに聞いたわね。その耳障りな笑い声・・麗羽。」

 

麗「華琳さん、よく来てくださいましたわ。」

 

華「・・・・・」

 

麗「さーて、これで主要な諸侯は揃った様でえすわね。

 華琳さんがびr――『ああーー!!』

 

 麗羽が華林に何か言おうとした瞬間、

 大きな声でかき消される。

 

桃「お久しぶりです、一刀さん。」

 

一「久しぶりだね、桃香、朱里。」

 

朱「お、お久しぶりでひゅ、一刀さん。」

 

一「そう言えば聞いたよ。出世したんだって?」

 

桃「はい! これも一刀さん達のおかげです!」

 

一「そんな事無いって、桃香達が頑張ったからだよ。」(ニコ

 

桃・朱「「///」」

 

 一刀の笑顔で顔が赤くなる2人。

 急に赤くなった2人を一刀が心配していると

 

麗「そこ、何をくっちゃべってますの!!」(♯

 

 気がつけば全員が此方をみていた。

 

一「す、すみません。」

 

桃「ごめんなさい。」

 

 2人が謝った所で、自己紹介が始まる。

 皆が名乗っている間、一刀は視線を感じていた。

 

一(・・何だ?)

 

 一刀が視線を辿ると、

 先程紹介があった孫策が一刀を値踏みする様に見ている。

 そして、一刀と目があった瞬間、

 

策「・・・」(フッ

 

一「・・・」(ゾクゾクッ!

 

 孫策が一刀に微笑む。その笑みは傍から見れば、

 とても美しいのに、笑顔を向けられた一刀は寒気がした。

 

春「・・どうかしたか、北郷?」

 

一「・・何でもない。」

 

麗「次、びりっけつの華林さん、お願いしますわ。」

 

華「・・・典軍校尉の曹操よ。こちらは我が軍の夏候惇、

  夏候淵・・・それから、北郷。」

 

 ≪ ザワザワザワ ≫

 

一「な、何だ?」

 

麗「あーら、貴方が、天からの遣いという輩ですの?」

 

一「どういう事?」

 

華「・・はぁ。貴方は、貴方が思っている以上に有名なのよ。」

 

一「そ、そうなの?」

 

秋「ああ。花鳥義勇の北郷と言えば、知らない諸侯を探す方が難しいだろう。」

 

一「へ~、花鳥義勇が有名なのは知ってたけど

  俺まで有名なのは知らなかったなぁ。」

 

 一刀の態度に2人は溜息をつく。

 そのまま軍議は進み大将が麗羽に先方は桃香達に決まり、

 春蘭の掛け声で解散となった。

 

一「じゃあ俺は、一足先に戻ってるから!」(ダッ!

 

 そう言って走り出す一刀。

 

華「ちょっ・・はぁ、まあいいわ。春蘭。」

 

春「はっ。」

 

華「孫策に会いに行くわよ。秋蘭もいいわね?」

 

春・秋「「御意。」」

 

 3人は孫策の方に歩きだした。

 

 

 天幕の前で話している3人。

 

凪「どうやら、斗詩は手紙の内容を知らなかったようだな。」

 

沙「そうだね~。涙目だったし、手紙の前に娘になったんじゃないかなぁ。」

 

真「でも、油断したらアカンで、団長の事や、絶対何かしてくる。」

 

凪「そうだな。桂花様の話だと劉備軍も来てるらしい。」

 

真「ちゅう事は、軍議で再開してる可能性も・・・」

 

 3人が話しているとそこに、

 

一「お~い! 皆~、桃香達が来てるみたいだぞ~!」

 

三「「「 やっぱり。 」」」

 

 凪達に合流した一刀は、

 軍議の内容を3人に話している。

 

一「・・それで、桃香達が先鋒になった。」

 

 話終えると後ろからいきなり、

 

蛍「それは、不味いですな。」

 

沙「蛍姐様、お帰りなさいなの~。」

 

一「どこに、行ってたんだ?」

 

蛍「桂花に言われて、我も諸侯の情報を集めておりました。」

 

凪「それで、何が不味いんだ?」

 

蛍「途中で愛紗と鈴々に会いましてな、

  愛紗は隠しておりましたが、鈴々の話だと

  武器に兵、食糧も十分では無いようです。」

 

真「なっ!? そんなんで、先鋒なんて

  勤まるわけないやん!」

 

沙「一刀さん、何か聞いてないの?」

 

一「そう言えば、袁紹が決めた後、朱里が何か交渉してたな・・」

 

蛍「予想ですが、兵を借りたのでは?」

 

一「たぶん、そうだと思う。」

 

凪「でも、それだけでは勝てる訳ありません。」

 

 5人が悩んでいると一刀が、

 

一「そうだ! 俺達の部隊の予備を分けよう!」

 

沙「それは良い考えなの!」

 

蛍「・・・それだけでは、何も変わらないのでは?」

 

一「それでも、何も無いよりは良いと思う。」

 

真「大将には、何て言うん?」

 

凪「華琳様が許可をくれるとは思えません。」

 

一「・・内緒で分ければ、気付かr―『何が内緒なのかしら?』

 

 

 一刀達の後ろから声がかかる。一刀は恐る恐る振り返った。

 

一「あ、あれ? 華琳さん、いつからそこに?」

 

華「『予備を分けよう』の所からよ。」

 

一「あ、あははは。ダメかな?」

 

華「ダメに決まっている・・と言いたいところだけど

  特別に許可してあげるわ。」

 

一「ほ、本当か?!」

 

華「ただし、貸し一つだからね?」

 

一「分かった!」

 

 それを聞いて駆け出そうとする一刀達。

 

華「その前に! 貴方にお客様よ。」

 

 華琳に呼び止められ、足を止める一刀。

 

一「俺に?」

 

華「そうよ。『ハ~イ♡』・・少し待ってて、

  言った筈よ、孫策?」

 

 華琳の後ろから孫策が一刀に手を振りながら

 近づいてくる。後ろにもう1人黒髪の女性を引き連れている。

 

凪「お知り合いですか、一刀様?」(ゴゴゴ

 

沙「詳しく教えてほしいの~。」(ゴゴゴ

 

真「また、悪い癖がでたんか?」(ゴゴゴ

 

一「いやいや、知り合いて言うか、さっき軍議で

  会っただけで・・・抓らないで下さい。痛いです。」

 

 一刀が3人に抓られているのを見て、

 笑いながら孫策ともう1人が近づいてくる。

 3人も一刀を抓るのをやめる。

 

一「確か軍議の時に会いましたね。

  孫策さんと――」

 

周「周喩だ。初めまして天の御遣い殿。」

 

一「初めまして、俺は北郷一刀。

  出来れば名前で呼んで頂けますか? その呼び名は恥ずかしいので。」

 

周「承知した、北郷殿。」

 

 一刀達が自己紹介した後、

 

一「それで用件は何でしょうか?」

 

 一刀が話を振ると2人が頭を下げる。

 その行動に全員が驚いている。

 そんな中、孫策が

 

策「此度は、妹の命と兵の命を救って貰った事の

  礼を言いにまいった。本当に感謝する。」

 

一「あ、頭を上げて下さい。その悪いんですが、

  俺に、そんな覚えは無いんですけど・・・?」

 

周「これを。」

 

 一刀が困った顔をしていると

 周喩が一つの物を懐から取り出した。

 それを見た瞬間

 

一「あ! これは、俺が思春にあげた印籠。

  じゃあ、貴女は思春の姉だったんですね?」

 

 

 そんな一刀の的外れな回答に、

 

策「ぷっ、あはははは。

  違う違う、もう1人いたでしょそっちが、私の妹よ。」

 

一「ああ、蓮華のお姉さん何ですか~。・・・・えーーー!?」

 

 一刀が突然大声を上げた。

 その場に居た全員が耳を塞いでいる。

 

一「あの2人って、呉の人だったんだ。蛍、気付いてた?」

 

蛍「いえ。我も気付きませんでした。」

 

策「それで、お礼がしたいのだけど何がいい?

  こっちもそんなに余裕がないから、金銭はそんなにあげられないけど、

  何なら私の体でも構わないわよ?」

 

周「雪蓮! 何を言っている!?」

 

策「め、冥琳たら、じょ、冗談に決まってるじゃない。それで何がいい?」

 

 孫策は周喩に睨まれ、

 焦りながら一刀に聞いている。

 一刀も後ろから八つの目に睨まれている。

 

一「俺は特に何もいらないんですけど・・」

 

策「それじゃあ、困るのよね~。

  そこを何とか! ね、お願いだから!」

 

一「う~ん・・・あ、そうだ。」

 

策「なになに?」

 

一「えっと、劉備軍に協力してあげてくれませんか?」

 

周「何だと?」

 

 一刀の発言に周喩が先程まで友好的な雰囲気が無くなり、

 怒気含んだ声に変わる。

 そんな周喩を孫策が手で制止し一刀に問いかける

 

策「何で、劉備軍にそこまで肩入れするの?」

 

一「実は、彼女達とは友達なんです。

  友達を助けたいと思うのは当然でしょう?」

 

策「それは、本音かしら?」

 

一「もちろん。」

 

 孫策は一刀の目を見つめる。

 その目は全てを見透かすように一刀を見つめている。

 一刀は、孫策から目線を外す事なく2人は見つめ合う。

 すると、

 

策「分かったわ。そのお願い聞き入れた。」

 

周「雪蓮!?」

 

策「いいじゃない。元々。劉備の所には行く予定だったんだし。」

 

周「それはそうだが・・」

 

策「それに彼の紹介の方が、話もし易いでしょう?」

 

周「はぁ、分かったわ。」

 

一「ありがとう。」

 

策「じゃあ、劉備の所に行くわ。貴方が付いて来てくれるのかしら?」

 

一「ああ、w『我が同伴しよう。』・・え?」

 

 一刀が返事をしようとした瞬間、

 蛍がそれを遮った。

 

策「・・残念。まあいいわ。

  一刀、呉が再興した時には招待するわね。」

 

一「ああ、孫s-『雪蓮よ』・・いいのか?」

 

雪「ええ。構わないわ。冥琳もいいでしょう?」

 

冥「はぁ、私の真名は冥琳だ。」

 

一「分かった。2人の真名確かに受け取った。

  楽しみにしてるよ。雪蓮、冥琳。」

 

雪「ええ、楽しみにしててね。」

 

 そう言ってウィンクして、

 2人は歩いて行った。

 それを見送った後、一刀は振り向きながら、

 

一「2人とも、良い人だっ・・た・・ね?」

 

 一刀は3人に声を掛けたが、最後の方はかすれていた。

 黒いオーラを纏った3人が、

 

凪「一刀様、あちらで少しお話しましょうか?」(ゴゴゴ

 

一「え、えっと? 俺、何かした?」(オロオロ

 

沙「大丈夫なの~。それもしっかり教えてあげるの。」(ゴゴゴ

 

一「で、出来れば、遠慮したいなぁー。何て?」

 

真「ええから、さっさと来い!」(ゴゴゴ

 

一「はい。」

 

 一刀は3人に連行されて行きました。

 4人行った後、

 

華「はぁ、一刀も懲りないわね。」

 

秋「まったくです。」

 

春「北郷はどうしたのだ?」

 

秋「姉者には後で説明してやる。」

 

 そんな会話がされていた。

 

 

劉備陣に行く途中

 蛍に聞こえない様に2人が会話している。

 

雪「ねぇねぇ、冥琳?」

 

冥「何?」

 

雪「どうにかして、一刀を引き抜けないかな?」

 

冥「はぁ、そんな事だと思ったわ。」

 

 冥琳は眉間に手をやり溜息をつく。

 

雪「だって、気に入ったんだもん。

  それに、あの蓮華が初めて会った時に真名を預けた人物よ、

  何とかして、引き込めない?」

 

蛍「ゴホン。」(キッ!

 

 蛍が咳払いをしてから後ろに

 殺気の籠った目線を送る。

 

冥「その話は、後でにしよう。」

 

雪「そうね。」

 

 それから3人は無言で歩くが、

 

雪(何としてでも手に入れるわよ。フフフ、待ってなさい一刀。)

 

 そう考えているのだった。

 

 

 

 

・・・・つづく

 

 

〈オマケ〉

 

連合が到着する前

 1人の少女が誰かを探している。

 

音「恋殿ー、どこですかー、軍議の時間ですぞー!」

 

霞「音々、恋はまだ見つからへんのか?」

 

音「確かこの辺りに・・あ!」

 

 音々音の視線の先には、

 

恋「・・・♪」

 

 恋が紙を見詰めながら嬉しそうにしている。

 2人は恋に近付き、

 

音「恋殿、探しましたぞ。」

 

恋「・・・?」

 

 音々音の言葉に首を傾げる恋。

 

霞「何を嬉しそうに見とんのや?」

 

恋「・・・これ。」

 

 恋は手に持った紙を2人に見せる。

 

霞「どれどれ? ・・・誰やこいつ?」

 

 そう言って音々音を見るが、

 

音「音々も知らないのです。」

 

 紙には、笑顔の男が描かれていた。

 

霞「恋、誰なんこれ?」

 

恋「・・・一刀。」

 

音「何者なのですか?」

 

恋「・・・恋の旦那様。」

 

音・霞「「・・・は?」」

 

 恋の発言に2人は固まる。

 そんな、2人に恋は首を傾げている。

 硬直が解け、

 

霞「いつの間に、結婚したん?」

 

恋「・・・まだしてない。」

 

霞「どういうこっちゃ?」

 

恋「・・・お父さんが、一刀の嫁にって。」

 

霞「お父さんって誰や?」

 

恋「・・・団長。」

 

霞「アカン、分からへん。音々分かるか?・・って、音々!?」

 

 霞が静かな音々音の方を向くと

 音々音は、立ったまま気絶していた。

 その後、衛生兵を呼んだりと大変だったとか・・・真相は外伝で。

 

 

 

 

・・・・外伝につづく

 

 

(あとがき)

 

 お久しぶりです、猫です。 約一カ月ぶりの投稿です(^^)

 仕事が忙し過ぎて、書く暇も読む暇もありませんでした(/_;)

 しかも、まだお休みが貰えません(><) タイムカードの空きがまったくありませんorz

 次回は、また時間が空くかもしれませんがお待ちいただけると嬉しいです。

 

 

 メール・コメント・友録何でもお待ちしています<(_ _)>

 


 
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