今日から授業開始。
ま、授業初日は先生と生徒の事故紹介がメインで、
授業らしい授業はしない。
これは気楽だ。
木谷さんは、相変わらず髪を触って来たり生徒会立候補を
勧めて来たりするけど、深く気にしない事にした。
スルーしても友達付き合いはできるし、髪くらい、触られても、
減ったり痛んだりするもんじゃないし。
さて、次はなんの授業だ?
「国語か…」
「国語、一年目は現国中心。私好きなんだー」
文芸部志望だもんなぁ、当然好きだよなぁ~。
「私は普通、かな」
「ふむ、確かにそう見えるね。さて、どんな先生が来るやら」
そろそろチャイムだ。私達は教科書を用意して、その時を待った。
キーンコーンカーンコーン…
「チャイムだ」
ガラリ
「どんな先生だ?」
チャイムと同時に入って来たのは、グレーのスーツに身を包んだ、
イケメンだった!
「ちょ、木谷さん、イケメンイケメン!」
「倉橋さん、落ち着いて。人間、見た目だけじゃないんだから」
入って来たイケメン先生は、まず黒板に名前を書いた。
『佐々木悠一』
「佐々木先生か…」
イケメン先生こと佐々木先生は、開口一番言い放った。
「えー、自己紹介のような面倒な事はしない。今すぐ授業を開始する。
もし俺に名前を覚えられたかったら、授業で発言しろ。テストで高得点を取れ。
以上」
なっ!
「ふーん、面白そうじゃん」
「面白そうって…」
もしかして、超厳しいのか? だとしたら、ヤバいじゃん!
一体どうなるの?
~つづく~
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第12回