-数日後-

「いきなり呼び出してしまってすみません」

牧野「かまわないわ

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深山「聞きたかったんです」
牧野「え？」

深山「先生、ちょっと前まで明るかったのに
最近、また元気ないから
どうしてなのかなって　気になって」

牧野「それは...」

深山「立花も　同じだから

私は、まだあいつのこと好きです
だから、気になって
確証はないけど　わかるんですよ
二人の間に何かあったのは間違いないって

先生もあいつを見るとき、申し訳なさそうなんだもの」
牧野「...」

深山「きっとね、アイツは先生が嫌いだっていったら、素直に諦めると想うんです
辛いけど、そうなったらキッパリする性格だから
なので、きっと納得してないと思ったんですよ　お互いに

何があったか知らないけど、このままじゃ立花が可哀想だよ

私も先生が好きだから　生徒想いで、アイツが憧れるのも分かるんです
...って、先生が美人だからですよね。そっちは　ははは

教師と生徒が、恋したっていいじゃないですか
気持ちに垣根は立てられないから」

牧野「私には、生徒を好きになる資格も、幸せになる資格も
...ないのよ」

深山「なんでそんな事言うんですか！」
牧野「貴方にはわからないわ！」

深山「先生らしくないよ！あいつはどんな時だって
ちゃんと向かい合ってくれたじゃない！」

牧野「もうやめて！」

深山「何が怖いんですか？立場じゃないんですか？」

牧野「お願い　何も言わないで！」



（続く）