俺「ん...」

周りの喧騒に、ゆっくり目を開く

美緒「よかった。気がついて

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私が押したところに石があって、頭ぶつけたみたいで…
かるいコブらしいけど、あまり頭痛が酷いようなら
病院にってライフセーバーの人が…

ゴメンね
さっきは私を守ろうとしてあんなこと言ってくれたのに」

俺「う、うん…」

思わず目を逸らす
よく見るとさっきまで空いていた海辺にはかなりの人が集まっていた

美緒「女性限定の水着コンテストがあるんだって
さっき貴方を助けた時にライフセーバーさんが言ってたの
地元のTVも来て、人もすごい集まってきて。びっくり」

彼女が目をやる方向には、いつの間にか
「優勝はペア宿泊券+地元のお野菜」ののぼりが立っている

起き上がってタオルを取る
彼女の介抱もあってか、もう頭に痛みは無かった
笑顔でそれを彼女に伝える

そしてこう話しかけた


１.　「みおちもコンテストに出てみたら？」
２.　「さっきはごめんね」
３. 「渡したいものがあるんだけど…」

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３だと一気に終わる感じです