No.861617

真・恋姫無双〜黒天の御遣いと軍神断罪と誓いの刃〜

黒絵の具さん

黒絵の具です!一月前から虫歯があることが発覚しました。

2016-08-03 22:31:41 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:1283   閲覧ユーザー数:1194

 

 

第一章 忘れ物と遭遇と初恋

 

外史side

忘れ物、多くの人が経験した出来事の一つだ。

外史に放り出された一刀はどうなったか、それは。

 

「はぁっはぁっ、うっうぅ、やば、い、なん、で、食、料と、水が、ないのに、予備の武器、とか、着替えは、ある、んだ、よ。

ちくしょう、恨むぞ、貂蝉、師匠、爺、ちゃん。」

 

行き倒れそうになっていた。

 

 

正史side

 

「あ、しまった。」

一刀の祖父、甲刀が一刀を送り出した道場の隅を見て何かを思い出したようだ。

「あら?どうし、あ、やべ、やらかした」

同じ方向を見て、一刀のもう一人の師である貂蝉も思い出した。

二人の視線の先には、食料と水が詰め込まれた大きめなカバンがあった、一刀に渡し忘れた物のである。

((やべ、水と食料渡すの忘れてた))

「あ〜、ゲフン!こ、これもまた修行の一貫じゃ!」

「そ、そうね!愛しい弟子への愛の鞭よ!」

二人は顔を見合わせ頷くと、忘れ物の事をなかったことにした。

 

外史side

 

貂蝉と甲刀がそんなやりとりをしている頃、外史にいる一刀は絶賛行き倒れ中だった。

それもそのはず、一刀の周りには広野が広がっており村どころか水源の一つもなく完全な手詰まりであった。

(外史に到着したはいいけど降り立った場所が、高度10,000メートルとか、殺す気かよ、貂蝉師匠。

落下の衝撃防ぐために氣、相当使ったからなぁ。あぁヤバい、意識も、あやふや、ん、なってき、たか、も)

氣の使いすぎで衰弱した一刀の意識は、ゆっくりと暗闇の中に沈む寸前に若い女性の慌てた声が耳に届いた。

 

「コレは!大丈夫か!ひどい、かなり衰弱してる。苦しいかもしれんがゆっくりと飲むんだ」

 

(うぅ、だ、れ?くちに、たれてるの、みず?に、しても、きれ、いなひとだな。あんま、考えたくないけどアレか?死んだのか?俺、じゃあこの女の子は、女神様?まあ、いいやお礼言わないと)

「あ、りがと、め、が、みさ、ま」

 

????視点

 

少女が、倒れている少年に気付いたのは偶然に近い。駆け寄ってみればさらにまずいことになっていた。

少年の呼吸は荒く、苦悶の表情を浮かべ、顔は青白くなっていてひどく衰弱してることが一目でわかった。

「コレは!大丈夫か!ひどい、かなり衰弱してる。苦しいかもしれんがゆっくりと飲むんだ」

咳き込みながらも水を飲む少年の閉じられていた目が、ゆっくりと開いた。

「あ、りがと、め、が、みさ、ま」

掠れてうまく聞き取れなかったが、お礼を言っているのはわかったが、その後の単語は武人として生きてきた少女を悶えさせるには十分な効果があった。

(め、が、みさ、ま?ん?えっめがみさま?女神様!?イヤイヤイヤち、ちがうぞ!私は武人、武人だ!いやまぁ、嬉しいかと言われたら嬉しいかったが、って違う!何を考えているんだ私は!そうだな、おちちゅこう、うん。だが、何者かは知らんが何だろう、寝顔を見てると胸が締め付けられる感じがする。

ハッ!とにかく村で休ませないと危険だな)

少女は一刀と一刀の荷物を持つと、自分の仲間に合流すべく来た道を戻っていった。

 

どうもお久です!黒絵の具です!遅くなってすいません。

今回中途半端じゃね?って思う方いらっると思います!え?なんでかって?自分がそう思うからですw

そのようなことはさておき、最近、討鬼伝と精霊使いの剣舞にハマりましたss作りたいなぁなんて考えてますwその時が来たら(近日中には来る予定w)皆様よろしくお願いします!

 

 

 

 

 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
3
0

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択