No.855636

真・恋姫無双 〜黒天の御遣いと軍神、断罪と誓いの刃〜

黒絵の具さん

本郷一刀は、戦国の時代より戦争屋として名を馳せた本郷家の次期当主候補筆頭として、期待されていたが、傷害事件を起こし犯人として収監されてしまう。
出所しても本郷家に一刀の居場所はなかった、が99代目当主である祖父が本郷家の影を継いで欲しい頼まれ一刀はそれを承諾する。
本郷家の裏の顔、それは【裏切った外史の管理者を秘密裏に処理しその者に代役をする】という役で、初任務のターゲットは前漢の皇帝劉邦!?
困惑しながらも役目をこなしにお降り立った時代はなんと三国志の時代で、なんと武将が皆女性?!な世界で、関羽と出会い彼女に一目惚れをする一刀、関羽共に旅をする仲間、劉備、張飛に嫌われたり曹操に喧嘩売ったり、関羽に手を出す輩に鉄槌を下したり、関羽の臣下となり彼女のデレに悶えたり!?
ラブコメ、シリアス、アクションその他なんでもアリ!(たぶんw)

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2016-06-27 23:00:38 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:1497   閲覧ユーザー数:1402

 

どうも!黒絵の具と申します!機械オンチに、文才なしの初めての小説投稿になりますので、皆様、コメントお願いします!(ディスるのは無しでお願いします。)

時代も歴史も原作etcいろいろブッチぎる予定ですが楽しんでいただければと思います!

 

〜本郷家・武道場にて〜

 

雨が降っているせいで月は見えず薄暗い武道場の真ん中で 青年 本郷一刀は瞑想していたが、そんな一刀に老いた男性の声がかかる。

「ここにいたか一刀」

一刀は、瞑想をやめて後ろを向き返事を返した。

「なんだ爺ちゃん?他の家の連中が俺を追い出せとか言いに来た?」

ニヤリと微笑む一刀に、祖父の本郷 甲刀(こうと)は苦笑しながら答えた。

「違う違う、今の奴らにそんな度胸はありはせんよ。

それに儂はお前に謝り「爺ちゃんが謝る必要はないよ」一刀」

甲刀の言葉を遮ると一刀は続けた。

「俺は爺ちゃんに感謝してる、これは俺なりの恩返しなんだ。裏式本郷一刀、二刀流剣術、格闘術、暗殺術、気功術、他にもいっぱい教えてくれたし何より家族でいてくれた。

だからこれは俺なりの恩返しなんだ、大丈夫だよ、彼女も出来ないうちから死ぬつもりなんてないさ、絶対に紹介してやるからねw」

「フンッ若造がよく言うわ、出立は明日だ、月夜(つくよ)さんがお前の好物作って待っている。貂蝉殿も来ているから行くぞ」

「あんらぁぁぁぁぁん!かぁずとちゃあぁぁん!明日出発なんでしょ?濃密な夜にしましょ?」(でゅーん!)

「あ、はは、貂蝉師匠、お久しぶりです」

「積もる話もあるでしょうけど、まずはご飯ですよ、それに仕事の話は食卓では無粋ですよ?」(ニコ)

「うむ、そうじゃな。それではいただきます」

「「「いただきます」」」

次の日、本郷家・武道場〜

「それじゃあ、一刀さん難しいかもしれないけど無事に帰ってきてね」

「わかった」

「これは私と卑弥呼からよ、任務先の通過1年分と《太刀鋏【煌閃血牙】》と《戦装束【臥薪嘗胆】》よ、一刀ちゃんに合わせて造ったものよ。絶対に気にいるわ無事にね?」

「一刀、儂からは裏式本郷流免許皆伝と裏当主の証たる、仕込み刀【悪鬼】と【羅刹】に、【黒鴉面】(こくあめん)だ」

一刀は、貂蝉からお金と二振りの、幅広い反りのない刀と上下が素人目でもわかる、戦闘でも役立ちそうな黒いカーゴパンツとフードの付いた黒いフランチェスカのジャケット(上腕部の袖が【悪鬼】【羅刹】が収まる広さ)で、甲刀からは前腕の外側が大きい黒い籠手、鴉を模した黒い面を贈られた。

「爺ちゃん、婆ちゃん、貂蝉師匠、卑弥呼師匠にもお礼言うために絶対に帰ってきます!

皆さん、本日をもちまして本郷一刀、お役目と当主の座を継承し、《断罪鬼》(だんざいき)の二つ名を背負います。だから行ってきます!」

「「「行ってらしゃい!」」」

「じゃあ始めるはね?ぶるわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

「一刀、伴侶絶対に連れてくるんじゃぞ」

甲刀の一言に一刀は笑顔でサムズアップを返し、光と共にその場から消えた。

「天より黒い流星に乗り天の御遣いがこの地に降り立ち伴侶たる軍神と真の泰平を築く、か。

賊の増加に、朝廷の腐敗、この大陸もそのような世迷い言が蔓延る時代になってしまったというのか」

「大丈夫だよ愛紗ちゃん!そのために力をつけて民のみんなが笑顔になれるようにしないと!

それともしかしたら御遣い様に会えそうな気がするんだよね(^_^)」

「そうなのだ!御遣いの事はわかんないけど、鈴鈴達なら無敵なのだ!」

「はあぁ、まったく。天の御遣いか?あ?あれは?」

「え?愛紗ちゃんどうしたぁ〜?あれ?」

「く、黒い流星なのだ」

愛紗と呼ばれた少女は、我に帰ると急いで義姉妹に声をかける。

「桃香様!鈴鈴!流星が落ちた先、確か依頼にあった賊が出没する場所では!?」

「いけない!二人とも早く行こう!御遣い様でなくても危ないよ!」

「「おう!(なのだ!)」」

軍神、美髪公、の名で有名になる真面目で不器用だけど優しいく可愛い少女と、裏切りの同胞を討つことを運命付けられた少年の、初恋と一目惚れの出会いは、ほんの少しだけ、先の話。

 

あとがきですよ!黒絵の具です!

序章、自分では長すぎた感がありますが、皆様いかがでしょうか?

わたくし、黒絵の具の好きな恋姫は順番でいうと…。

 

第1位 愛紗、恋

第2位 秋蘭、冥琳

第3位 亞莎、命明

第4位 詠、桔梗

第5位 蓮華、祭

こんな感じです!

それでは皆様!またこの黒絵の具の作品を読んでいただければと思います!では次回予告!

流星と共に落ちた一刀は、貂蝉と甲刀の用意した荷物に水と食料がはいってないせいで(二人が入れ忘れた)、行き倒れるも愛紗に助けられた。

愛紗に一目惚れをした彼女の臣下になることを決める。

一刀は、御遣いとして乱世を終わられられるのか?!

一刀の初恋はどうなるのか!それは今の所きめてません!w!

 

 

 

 

 

 
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