No.714833

くろすお〜ば〜ハウス 第三回

D.C.D.さん

最近、作品を作る時間とネタが無くて困ってます。

とりあえず、今回も新キャラ登場です。

以下、プロフィールになります。

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2014-09-09 21:37:25 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:684   閲覧ユーザー数:681

 

 

 

 

リビングにて…

 

 

 

 

 

阿木斗

「今日もやってきたよ〜、新入り君」

 

アレックス

「それではどうぞ!」

 

マークII・灰頭

「(つっこまなくて済む奴が来ますように…)」

 

 

 

 

玄関のドアが開かれる。

 

入ってきたのは、一体のモビルスーツだった。

 

 

 

 

エクシア

「俺がガンダムだ」

 

ガンダム

「…ふぇ?」

 

エクシア

「俺がガンダムだ」

 

ガンダム

「お、同んなじガンダムだ、ってこと?」

 

エクシア

「違う。俺がガンダムだ」

 

ガンダム

「…………」

 

阿木斗

「彼の名前はエクシア。ソレスタル・ビーイングって所で働いてたんだって。現在は無職」

 

マークII

「無職かよ!」

 

アレックス

「それすたびーって何ですか?」

 

灰頭

「ソレスタル・ビーイングな?」

 

空我

「たしか、紛争根絶の活動をしてるとか、聞いたことがあるけど」

 

龍騎

「何で辞めちゃったの?」

 

エクシア

「仕事がつまらなかったからだ」

 

ガンダム

「何で⁉︎すごい仕事なのに」

 

エクシア

「黙れ、RX78ー02」

 

ガンダム

「何故に型式番号⁉︎」

 

マークII

「でも、兄貴の言うとおりだ。ソレスタルのことよく知らねぇけど、立派な仕事じゃねえの?」

 

阿木斗

「いや、実際には家庭内の揉め事とか、店と客のトラブルとかの仲介…って書いてある」

 

マークII・灰頭

「噂と全然違いますがな⁉︎」

 

エクシア

「一応、紛争根絶だ」

 

マークII・灰頭

「紛争なのか⁉︎」

 

阿木斗

「まぁ、この世界かなり平和だからねぇ」

 

アレックス

「それもそうですね〜」

 

エクシア

「というわけで、これから世話になる」

 

灰頭

「つっこむ所が多過ぎる…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日の庭にて……

 

 

 

 

エクシア

「♪〜」

 

ガンダム

「(あ、エクシアが鼻歌歌ってる)おはよう、エクシア」

 

エクシア

「♪〜…ん、なんだモドキか」

 

ガンダム

「モドキって、ヒドッ!ってか、俺が元祖ガンダムだよ⁉︎」

 

エクシア

「生まれた年代は関係ない。俺がガンダムだ」

 

ガンダム

「いやいや、関係あるでしょ…」

 

エクシア

「俺がガンダムだ」

 

ガンダム

「…エクシアってさ、何でそこまでガンダムにこだわるの?」

 

エクシア

「何でこだわるのか?」

 

ガンダム

「うん」

 

 

 

 

昨日からの疑問を、思い切ってぶつけてみた。

 

 

 

 

エクシア

「物心ついた時に初めて覚えた言葉が『ガンダム』だったから」

 

ガンダム

「え、どういうこと?」

 

エクシア

「俺もよく知らん。だが、一つだけはっきりと言えることがある」

 

ガンダム

「何?」

 

エクシア

「この設定には衝撃の真実や伏線は無い、ということだ」

 

ガンダム

「せ、設定?」

 

エクシア

「どうせあの作者のことだ。キャラ作りのために後付けした設定だろ」

 

 

 

 

失敬な!否定はしないけど!

 

 

 

 

ガンダム

「な、なるほど…」

 

エクシア

「だからガンダムにこだわる理由も、無いといえば無い」

 

ガンダム

「へ、へぇ〜…」

 

エクシア

「何がどうあれ、俺がガンダムだ」

 

 

 

 

しかし彼の意思は変わらないようだ。

 

 

 

 

ガンダム

「ま、これからもよろしくな。エクシア」

 

エクシア

「いいだろう。RX計画試作モビルスーツ」

 

ガンダム

「そんな言い方初めてされたよ⁉︎」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

玄関の外にて……

 

 

 

アレックス

「さてと、お掃除はこんなものかな」

 

 

 

 

アレックスが玄関掃除を済ませ、家に戻ろうとした時、

 

 

 

 

アレックス

「あれ?見たことないバイクが停まってる…」

 

 

 

 

くろすお〜ば〜ハウスには、阿木斗と空我のバイクしか停めてないはずだが、今日はもう一台停めてあった。

 

 

 

 

アレックス

「…………ツンツン」

 

 

 

 

とりあえず突っついてみる。

 

 

 

 

灰頭

「うーん、やっぱり外の空気は気持ちいいな…ってアレちゃん、何してんの?」

 

アレックス

「あ、灰頭さん。見たことないバイクがあったので」

 

灰頭

「見たことないバイク…あぁ、そのバイク俺のだ」

 

アレックス

「あ、灰頭さんのですか。そういえば灰頭さん、仮面ライダーでしたね」

 

灰頭

「(この小説で唯一、変身したライダーなんだけどな…)そうだ、いいもの見してやるよ」

 

 

 

 

灰頭は自身のバイクに近づき、足で強く蹴った。

 

 

 

 

アレックス

「え⁉︎」

 

 

 

 

バイクは倒れるかと思いきや、人型に変形して直立した。

 

 

 

 

アレックス

「ロボットになっちゃいました…」

 

灰頭

「オートバジンだ。おい、挨拶しとけ」

 

アレックス

「え!このバイクさん喋るんですか⁉︎」

 

オートバジン

「ブンブン」←首を横に振ってる

 

アレックス

「(あ、喋らないんだ…)」

 

オートバジン

「ウィィィン」←おじぎした

 

アレックス

「こちらこそ、よろしくね!」

 

灰頭

「よし、じゃあ元に戻れ!」

 

 

 

 

オートバジンはまたまた変形し、バイクへと戻った。

 

 

 

 

アレックス

「蹴ったりして壊れないですか?」

 

灰頭

「こいつ頑丈だから大丈夫だよ」

 

アレックス

「そうなんですか?それは強いですね〜」

 

マークII

「(……そういう問題じゃなくない?)」

 

 

 

 

影で盗み見してたので、つっこめないマークIIであった。

 

 

 

 

 

〜see you next time〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

阿木斗

「次回は誰が来るのかな?」

 

ガンダム

「新入り追加は決定なの?」

 

空我

「だんだん賑やかになってくね!」

 

アレックス

「次回が楽しみです!」

 

 

 

 

 


 
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