これは。『もしかしたらあるかも知れない、確率の世界の物語。』

本来、無いであろう、絶望の可能性。

Blaz「・・・・・嘘・・・・・・だろ・・・・・」

kaito「・・・・・・おい・・・・・どういう事だよ・・・・」

烈火に包まれた戻るべき場所。

楽園は失われた。そして、友も仲間も、全てを失った。

「全ては・・・・・・我が悲願の為・・・・・・滅んでもらうぞ・・・・異種の者達よ。」

Blaz「テメェには何も言うきはねぇ。ココでテメェを・・・・・!」

げんぶ「覚悟しろ・・・・・・罪は重いぞ!!」

kaito「そういうこった・・・・・行くぜ・・・・・このクズ野郎が!!」

しかし。彼等は敗れてしまった。

非道な者に。そして。

「今なら奴等を潰せる!!我等時空管理局の力を見せるのだ!!」

kaito「管理局・・・・!」

げんぶ「火事場泥棒が!!」

追い討ちを掛けるようにして現れた管理局。

これが決定打となり

旅団は

『壊滅』した。

Blaz「っ!?ここは・・・・・・・・・」

はやて「・・Blaz・・・・・さん?」

Blaz「・・・・・はやて・・・アーマ・・・・・・俺は・・・・」

失われた蒼の力。

残されたのは無力な自分だけだった。

だから・・・

Blaz「・・・・・・・行くか。あいつ等を探しに・・・・」

死神は旅をする。

果て無き世界を渡り、仲間を探し

復讐を果たす為。

はやて「また、二人で旅できるな。Blazさん。」

Blaz「・・・・・・はぁ・・しゃーねー・・・途中で逸れるなよ。」

交差する『蒼の世界』・『極限の世界』・『熾天使の世界』

人の意思が混ざり合い。ある筈の無い確率が生まれる。

そして。

レイチェル「そして世界は混ざり合う。誰も望みもしなかった世界を。たった一人の傲慢な強欲な欲望によって。世界は・・・崩れ去る。」

九番目の熾天使・外伝　=蒼の物語=

- 蒼の終着点(ブルーエンドポイント) -

「・・・・良いだろう。君の願い・・・・叶えよう。」