No.687953

ノーゲームノーライフ異世界奮闘記第9話

ハールさん

第9話です。遅くなってすいません。
あと東部連合に行くのは次回になります。すいません。

いつも、見てくださってるからありがとうございます

2014-05-19 23:23:38 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:1573   閲覧ユーザー数:1538

エイミたちがいるリビングに向かう途中、龍太とアリエルは歩きながらしゃべっていた。

龍太「一つ聞いてもいいかな?」

アリエル「はい、何でしょう?」

龍太「アリエルの種族って何の種族何だい?」

アリエル「私たちの種族は天翼種です。」

アリエル「その種族は何か特別な力を持っているのか?」

アリエル「膨大な魔力があるので、強力な魔法を発動することができるです。また、十の盟約以前のときは、首を収集してたです。」

龍太「首…」

龍太はゴクリと唾をのんだ

龍太「……アリエルも収集してたの?…」

アリエル「はい、してました!!」

アリエルが満面の笑みで答える。

アリエル「えへへ、首っていいですよ。レア度が高いほど。切ったときのザシュって音がまたたまらなくて、えへへ。」

龍太(趣味悪!!絶対に趣味悪!!恐ろしいことしてたんだな、この種族は…)

龍太は苦笑いした。

アリエル「……龍太さんの首もほしいです。」

龍太「……何こっそりとんでもないこと言ってるんですか!!?」

アリエル「私とゲームをして、その首ください。」

龍太「いやですよ!!?なんでこっちは命かけなくちゃいけないんですか!!?」

アリエル「大丈夫ですよ。痛くしませんから。」

龍太「そういう問題じゃないですからね!?」

アリエル「…わかりましたよ…」

アリエルはしぶしぶあきらめることにした。

そんな会話をしていたら、いつの間にかリビングについた

アスカ「おお龍太か。もう少しで晩御飯じゃぞ。」

珍しく、アスカが料理をしていた。

龍太「エイミはどうしたんですか?」

アスカ「ほれ」

龍太はアスカの指さす方向を見た。

そこには、リビングのソファーでタオルケットをかけて眠るエイミの姿があった。

龍太「気持ちよさそうに寝てますね…」

アスカ「たまには、休んでもらおうと思ってな…ところでそこにいる子は誰じゃ?」

アリエル「申し遅れました。私はアリエルと申します。よろしくお願いします。」

アスカ「わしはアスカじゃ!よろしく!」

龍太「アスカさん、明日アリエルもついて行っていですか?」

アスカ「大丈夫なのじゃ。」

アリエル「ありがとうございます」

アスカ「なら、今晩泊まっていったらどうじゃ?」

アリエル「いいんですか!?」

アスカ「もうだいぶ暗くなってきておるしの。」

アリエル「なら泊まらせていただきますね。」

アリエルは少しはしゃぎながらよろこんだ。

アスカ「それじゃあ、夕食にしようかのう。」

龍太「エイミ起こしてきますね。」

龍太はエイミが寝ているソファに近づく。

龍太「エイミさん、起きてください。」

エイミ「・・・・・・・zzz」スゥスゥ

エイミは気持ちよさそうに寝ている

龍太「エイミさーん、起きてくださーい。」

そういって、龍太は頬っぺたをつつき始める。

エイミ「んん……おかわりは…たくさん…ありますから…zzz」

龍太(いったい何の夢を見ているのか…)

龍太はどんな夢を見ているのか気になるので、少し観察した。

エイミ「…龍太さんとの結婚生活…えへへ…」

龍太(僕がエイミさんと結婚した夢を見ているのか。…少しいたずらしてみよう)

龍太はエイミに近づきこうささやいた。

龍太「僕も楽しいよ、エイミ…」

エイミ「…よかったです…えへへ。」

アスカ「お主何しとるんじゃ?」

龍太(!!?)

振り向くとアスカがこちらを向いていた。

アスカ「なぜ早くおこさんのだ?」

龍太「えっとですねこれは「龍太さんとの結婚…zzz」…」

アスカ「…お主はそんな寝言を聞いていたのか。」

龍太「………」

アスカ「…ほれ、起きるのじゃ、エイミよ。」

エイミ「ん……もう朝…?」

アスカ「まだ夕食前じゃぞ。ほれ、食べるぞ。」

アスカは寝ぼけているエイミの手を引っ張る。

龍太「………」

アスカ「…おぬしも早く来い。」

龍太「…はい…」

余談だが、この出来事以来、龍太は絶対に寝言を聞きづつけようとはしないと心に誓った。

 

 

 

 

アスカ「それじゃあ、いただこうか。」

アリエル「一ついでですか?私の種族は食べなくてもいいんですか…。」

アスカ「それは便利じゃのう。でも食べてくれ。力作なのじゃ。」

アリエル「は…はぁ、ではいただきます。」

アリエルはスープを一口飲んだ。

アスカ「どうじゃ?」

アリエル「…おいしいです。」

アリエル「たくさんあるからのう、ほれ、これもどうじゃ。」

アリエル「!!こっちもおいしいです。」

エイミ「アリエルさん、楽しそうですね。」

龍太「食べなくてもいいって言ってたから、今まで何も食べていなかったのだろう。初めての食事が楽しいものでよかった。」

エイミ「私たちもいただきましょうか。」

龍太「うん、そうだね。」

龍太たちも食べ始めた。

いつもより楽しく食事をしていた。

 

 

 

 

龍太「ふう…食べたなぁ。」

エイミ「お姉ちゃんおいしかったよ。」

アスカ「そうかそうか。それはよかったのう。」

皿を洗っているアスカは楽しそうだった。

龍太「さて、寝ますかね。お先に失礼しますね。」

エイミ「はい、おやすみなさい。」

龍太はいつも寝ている場所に向かった。

龍太は布団に入りながら、いろいろあったなと振り返っていた。

龍太(明日はいよいよ東部連合だな、あいつらの情報が入ったらいいが…)

龍太(考えても無駄か…なら、寝るか。)

龍太は目をつぶった。

いつもより動いたせいか、龍太は早めに眠ることができた。

 

 

 

 

 

 

 

龍太(……もう…朝か……)

龍太は少し寝ぼけながら、目を覚ました。

龍太(いつもより、少し圧迫感を感じる…。)

龍太は寝ぼけながら、周りを見渡した。

龍太(………なんでアリエルさんがここで寝ていらっしゃるのか…)

龍太の目に映ったのは、龍太の腰に抱き付いて寝ている、アリエルだった。

アリエル「………zzz」スゥスゥ

龍太「………」

アリエル「…ん……zzz」

アリエルはとても気持ちよさそうに寝ていた

龍太「……」ナデナデ

アリエル「えへへ……zzz」

龍太(……かわえええええええ。)

龍太は内心とても興奮していた。

龍太「…と、こんなことしている場合じゃなかった。早く起こさなくては。」

龍太「おーい、起きてくださーい。」

アリエル「ん……おはようごじゃいます…」

アリエルは目を覚ました。

龍太「今日は、東部連合に行くから、ほら、早くしたくするよ。」

アリエル「…はい…わかりました。」

龍太はアリエルとともにリビングに行こうとした。

龍太(元気にしているか…空、白ちゃん…)

龍太は少し寂しい思いをしながら、リビングに向かった。

 


 
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