No.66344

真・恋姫無双 蜀伝 男女逆転恋姫無双の悪夢の巻3

またまた来ました。第3話www
今回は新手のスタンド使いをば2人ほど・・・

今回の見どころは紫苑の率いるチームと孫策たちの戦いです。
ネタ話+パロディ多数ですが(ジョジョ・コードギアス・カイジetc.etc・・・)それでも見るという方のみどうぞ楽しんでください。

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2009-04-01 02:48:06 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:4093   閲覧ユーザー数:3600

 

 蜀に身を置き、桃香や愛紗と共により良き世界を作り始めていた時のこと。気がつくと一刀の周りの美少女達はいつの間にかムキムキの「漢」になっていたのだ。(これは一致刀視点であり、現実には女性。つまり一刀のみが男女逆転の悪夢をさまよっていることとなる。)

 そして彼女たちは今夜の伽を賭けてスタンドバトルを始めた。と同時に迫りくる魏や呉の刺客達。

 なんだかよくわからない悪夢のである。

 

 

 

 

チーム組み分け表一覧

 

 雛里と桃香チーム

 

 星と紫苑チーム。

 愛紗と朱里チーム。

 

 翠と鈴々チーム。

 

 雪連と冥林と明命のチーム

 

 そのほか続々参加予定!

 

 

 

 

 

 

 

 

「うっ・・・ウア~」

 

 今にも泣きそうな声をあげて月の部屋から飛び出しえ来たのは玉座に縛られていた北郷一刀そのひと。

 

 「月が~月が~ァァァァァァ」

 

 それもそのはず一刀の目に映る月はいつものおっとりしたロリッ子ではなくメイド姿の太った中年おやじである。こんなもの日本でもそうは拝めない。(一部地域では頻繁に出現すると聞く)

 

 「もじゃ・・・もじゃもじゃ・・・もさもさ。」

 

 すると部屋から月が飛び出してくる。

 

 「御主人様!どうされたのですか?何か私に至らないところでも?」

 

 「ヒャァァァーー」

 

 女が男に見えてしまう一刀にとってはまさに地獄絵図である。

 

 「うわァァァァァー」

 

 そうして逃げること数分。

 

 「こっちよ!御主人様!」

 

 一刀は聞きなれない女性の声を聞く。っと言うよりは女性の声を聞くこと自体一刀じたいは久しぶりだったのだが。

 

 「うおっと!」

 

 すごい力でいきなり茂みの中に連れ込まれる一刀だったが彼はそれ以上にその茂みの中にいた女性のほうに驚いた。

 

 「きっ君は?」

 

 「なにをってるの?御主人様。」

 

 一刀が見上げた顔は想像以上の美女だった。 

 

 「あなたの貂蝉よ♥」

 

 「エ・・・ 貂蝉?」

 

 そこに居たのはいつものムキムキ漢ではなく、美人な巨乳のお姉さんだった。

 

 「もー御主人様ったら♥」

 

 いつもなら震えながら飛びのく一刀なのに、今回に限ってそれができない。

 

 「もっモフモフ・・・」

 

 「あーら御主人様今日は珍しく逃げないのね♥」

 

 そう言った貂蝉はますます力を込めると一刀の顔に胸を押しやる。しかし一刀の幸せは長く続かない。

 

 「ご・・・御主人様・・・なんで・・・どうして・・・」

 

 なんといつのまにか月がその場に立ってわなわな震えていたのである。(もちろん彼女たち同士は女に見えるので、男同士で抱き合っているように見える)

 

 「月ちゃん御主人様は私にメロメロンなのぉ♥」

 

 ヒィッっと月は声にならない叫びをあげるとそのまま走り去って行った。

 

 「さあ御主人様♥さっきの続きを」

 

  貂蝉の声が一党に届く瞬間、強烈な蹴りが飛んできた。これは詠の仕業だ。無論一刀には文官がメイド服を着て自分に蹴りを入れてくるという何とも不思議な光景に映ったことだろう。

 

 「このホモ野郎!!!」

 

 「誰がホモだ!」

 

 「あんたよ!」

 

 いつもならツンデレでかわいいなぁ程度の詠の言葉も一刀視点ではとても恐ろしいことになっている。

 

 「あんた月が可哀想じゃない!何でいきなりそんな筋肉ダルマに寝返ったのよ・・・昨日だってあんなに・・・」

 

 「え・・・」

 

 もちろん一刀にはそんな覚えはない(というよりは最近の記憶が抜け落ちているようだ)

 

 「何いわせんのよ!このホモ野郎!」

 

 もう一撃。今度は鋭い拳が一閃。

 

 ドグシャァァァァァッ

 

 一刀の顔面に思い切り入る。

 

 「これは月の分だ。」

 

 そして詠は自らのスタンドを出現させた。

 

 「そしてこれもこれもこれもこれも月の分だ。」

 

アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリイイイイイィィィーーーッ

 

 一刀の体中に詠のスタンド「スティッキーフィンガーズ」が叩き込まれる。

 

 「グハッ・・・」

 

 ガクっと一刀は倒れると、下半身が執拗にジッパーで細切れにされた。

 

 「どうすんおよぉ詠ちゃん?」

 

 「知らないわよこんなち●こ太守!」

 

 「あ~らひどいこと言うわね~」

 

 詠たちは日常会話を繰り広げているが、一刀はそれどころではない。なにせ自分の下半身が(とくになにの部分)細切れにされているのだ。ジッパーが付いているので痛みはないものの、これはとても恐ろしい光景である。

 

 「た・・・助けて下さい詠さん。いや詠様~」

 

 「フンッ」

 

 そういうと詠はどこ変え行ってしまう。これから一刀はどうなるのであろうか…

 

 

 

 肝心の一刀がどうなっているかなど知りもしない紫苑たちは、そうこうしている間にも着々と戦闘の準備を始めている。

 

 「それでは私たちもそろそろ行きましょうか。」

 

 「そうだな。ところで紫苑はどこから攻める気なんだ?」

 

 紫苑は考えるようにウーンと唸ると突然くっるっと頭のの向きをかえ一瞬で矢を番えると中庭の茂みの中に飛ばす。

 

 シュバッ

 

 しかし何かを貫くような音はせず、当然叫び声も上がらない。

 

 「でてきなさい。そこにいるのはわかっています。」

 

 「わたしが隠れているのを見破るとはたいした人です。」

 

 そこから出てきたのはつい先ほど門番を蹴散らして堂々と城内に侵入した雪連達だった。

 

 「もう。あんなところで冥林が急に変な声あげるからでしょ。」

 

 「だれだその変なところに触ったのは。」

 

 「だって~なんだかとても美味しそうだったから・・・」

 

 ハアと冥林とため息をつくつき放つように言い切った。

 

 「もういいわ・・・ここは頼んだわよ明命。」

 

 はい

 

 明るい返事とほぼ同時に明命は戦闘態勢を整えた。

 

 「そうときまれば早く行きましょう。」

 

 「そうやすやすと逃げれると思っているのかしら?」

 

 雪連の声をさえぎって紫苑は第二射を構えた。

 

 「ここはわたしがひきうけるわ。」

 

 「わかった。」

 

 星はなぜか今回は素直に身を引く。どうやら雪連を狙っているらしい。

 

 ザッ

 

 第二者と同時に明命以外のメンバーがとりわけ雪連達はとてもすばやく散った。そう明命はこれから起こる予想外悲劇をも知らずに。

 

 

「偉大なる死(ザ・グレートフル・デット)」

 

 それと同時に明命は自身のスタンドを発動させた。

 

 「スタンドなど!」

 

 だが紫苑の戦闘経験の量は明命のそれをはるかに超えている。すぐに明命との距離をとると、弓を番えると同時に自身のスタンドを発動させる。

 

 「発電所(クラフトワーク」

 

 そして両者スタンドを発動しこれから戦いが始まるとき、いきなり紫苑に異変が現れる。

 

 「こ・・・この手は?」

 

 「もう遅い!」

 

 なんと紫苑の手は急激に老化していたのである。

 

 ザンッ

 

 明命の大太刀が横ばいに紫苑を薙ごうとする。寸前でよけようとした紫苑だが体が思うように動かず、胸の部分の布が少し破れた。

 

 「何で?」

 

 今や紫苑の体はこの場で表現ができないほど老化していた。本人も鏡を見たら発狂するかもしれない。

 

 そして勝利を確信した明命は戦闘をやめて、大演説を始めた。

 

 

 「あえて言おう」

 

 そう言った瞬間、明命の表情が激しく変わる。

 

 「諸君私は巨乳が嫌いだ。」

 

 「諸君私は巨乳が嫌いだ。」

 

 「諸君私は巨乳が大嫌いだ。」

 

 「城内で街で森で山で川で」

 

 「この地球上に存在するありとあらゆる巨乳が嫌いだ。」

 

 「これ見よがしにプルント・・・」

 

 「な・・・なによこれ・・・」

 

 明命のこれから続くはずだった大演説は紫苑の叫び声によってかき消される。

 

 「何なんだって聞いてんのよ!!!」

 

 「五月蝿いな。黙って聞いてよオバサン!」

 

 そのとき紫苑に電撃走る。

 

 「な・・・なな・・・なんですってェェェェェェッ!!!!」

 

 その場の空気が一瞬にして凍りつき今まで得意げだった明命の顔から血の気が引く。

 

 そしてこのできごとを後の人はこう呼んだ。「エターナルフォースブリザード」と・・・

 

 

 

 

 「覚悟はできてますね・・・戦闘処女(フロイライン)」

 

 「ヒィウゥゥゥ・・・」

 

 明命は一瞬にして震えあがった。鬼がいる・・・

 

 シュバーンッ

 

 その時いきなり明命の真後ろから矢が飛んでくる。

 

 「クラフトワーク・サイクルナイフ」

 

 「フウェェェェ~」

 

 紫苑はクラフトワークの能力ですでに数本の矢を配置しておいたのでだ。何とも用意周到である。 

 

 すでに明命は戦闘の気力を失っていたが紫苑の手はゆるまない。

 

 「私の力ですでに四方八方に弓を仕掛けてある。あとはそこの能力を解除するだけよ。」

 

 普段おとなしいものほどキレる恐ろしい。それを明命は身をもって実感した。

 

 「さあどうした?まだ1本弓がかすっただけではないか。」

 

 「その剣で向かってこい。仲間を呼べ。スタンドを発動しろ。」

 

 「さあ戦いはこれからだ。お楽しみはこれからだ。」

 

 「ハリーハリーハリーハリーハリー!」

 

 こうなってはもう泥沼。生き残れない。

 

 明命は白目をむくとそのままあまりの恐怖に耐え切れずに倒れてしまった。

 

 「なんだ・・・貴様もそうなのか・・・」

 

 諦めたような表情と共に矢ではなく拳が振り下ろされた。

 

 「貴様はエサだ。犬の●●になれ。」 

 

 ブチギレタ状態の紫苑には普段の優しさやしとやかさなどない。

 

 そして薄れゆく意識の中明命はこう思う。「年上の女性に年齢の話題は二度としない・・・」と

 

 ・

 ・

 ・

 その後、明命は紫苑によって気絶させられたあとマニアックに縛られて(星直伝)地下牢に放り込まれたのだった。

 

 そして中庭には同じく老化した貂蝉(一刀には女に見える)の全裸を見て固まったまま動かなくなってしまった一刀だけを残して。      

 

  

   To Be Continued・・・

 

 

 

 

 

 

 

 
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