No.65962

真・恋姫無双 蜀伝 男女逆転恋姫無双の悪夢の巻2

やっとできました。第二話です。今回はギアスネタ少なめ。もう1回ギアスの本編見て修行しますので勘弁して下さい。
あとは誤字脱字の指摘をしてくれた方々!多謝です。
(この作品最初のほう真・恋姫無双[
呉]
伝になってましたよねwwwすいません。蜀の話ですorz)

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2009-03-30 02:35:04 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:3114   閲覧ユーザー数:2795

 蜀に身を置き、桃香や愛紗と共により良き世界を作り始めていた時のこと。気がつくと一刀の周りの美少女達はいつの間にかムキムキの「漢」になっていたのだ。

 

 

 

チーム組み分け表一覧  雛里と桃香チー

 

ム。  星と紫苑チーム。  愛紗と朱里チーム。  翠と鈴々チーム。  そのほか続々参加予定!

 

 

 タイトル 「スタンド戦開幕」

 

 

「さてこれからが大変ね・・・雛里ちゃん!これからの計画はできてるの?」

 

 「はい。これから私たちは当分様子見です。」

 

 このような会話をする二人は男。本来ならほわほわとした感じのはずが、今はこの雛里でさえも険しい表情だ。

 

「とにかく朱里ちゃんと紫苑さんの所は様子見をしているはずでしょう。」

 

 「じゃあ私たちの当面の目的は?」

 

 「他の人たちとの戦闘で体力を失った鈴々ちゃん達です。」

 

 

 しかしここで雛理に疑問が走る。なぜご主人様は私たちを避けるのだろうか?

 

 そう彼女たちには普通に女に見えるのである。つまりご主人様だけが私たちをちゃんと認識できないのだ。

 

 「これはもしや何らかの術がご主人様に・・・」

 

 そうなればこれは伽どころではない。これはれっきとした他国の戦略かもしれないのだ。

 

 「どうしたの?」

 

 「いっいえ。なんでもないです。」

 

 しかし内気な雛理にそんなことがいえるはずはなく、そのまま押し黙ってしまう。

 

 まさかこのことが 後々に大変なことになるとは知らずに。

 

他の物たちもこのような作戦をたてている中、突如として来客は現れた。呉の王にして先代をも凌駕する

 

といわれる武勇をもつ孫策こと雪蓮とその一行だったのだ。当然彼女らは美女・美少女のままだ。

 ようは一刀の周りだけが狂っているようである。

 

 「まったくこの呉の王来ているって言うのよ!なんで場内に入れてくれないかな~あの門番。」

 

 「しょうがない雪蓮・・・こんな形でこっちに来たのだから。」

 

 それもそのはず雪蓮と冥林とお供の明命はお忍びでこの城に来たのである・・・なぜかって?それはスタンド使い同士はひかれ合うからであろう。

 

 「それにしてもなんで急に北郷なんかに会いたくなったんだろう?」

 

 「それは私たちが彼のどこかに魅かれているからよ。」

 

 「そ・・・それではもしかして北郷もスタンド使いなのですか?」

 

 「その可能性は大きいわ・・・そして彼に会ったときおそらく何かが起こる。」

 

 暗い面持ちの2人をよそにいきなり雪蓮は自分の剣を引き抜くと門番を切り伏せる。

 

 ズギャアーーン

 

 「 ・・・何おやっているのですか!雪蓮様!!」

 

 「なにって門番を切ってるのよ。」

 

 「そ・・・そんな・・・・」

 

 「最高にハイッてやつよォオオ」

 

 「雪蓮もその気になってるみたいだし、もうこのまま行っちゃいましょう明命。」

 

 「む・・・むちゃくちゃです。それに雪蓮様・・・キャラが・・・」

 

 それもそのはずさっきまでニコニコしていた雪蓮は今や鬼の形相の、まるで吸血鬼のような姿をしていたか

 

らだ。

 

 「雪蓮もその気になってるみたいだし、もうこのまま行っちゃいましょう明命。」

 

 「わ・・・わかりました。」

 

 そうしてなんなく門番を倒した雪蓮たちは一刀を目指してこの蜀の城に足を踏み入れるのであった。

 

 

 

 ・調理場前。あれから10分後。

 

 「翆!おまえも食べるのだ。」

 

そう言って鈴々はヤシの実を翆に手渡した。何番のやつらが来てからこの手のものがよくてにはいるようであ

 

る。

 

 「気がきくじゃないか鈴々ってお前・・・」

 

 「んどうかしたののだ?」

 

 翆が驚くのも意味はない・・・それもそのはず。鈴々の口から明らかに危ないものがはみ出ていたからだ。そ

 

うたとえるならそれはカブトムシの足・・・

 

 「あ・・・あれは何か私のみ間違いだ。そっそうヤシの実の筋か何かだよな・・・」

 

 自分で勝手に納得した翆は気を取り直して鈴々のほうにむきなおる。と・・・そこには何もないような顔で

 

ヤシの実にむしゃぶりついている。

 

 「何をしているのだ翆。当分の間は皆様子見してると言っていたのは翆なのだ。」

 

 「ああ。わかってる。わかってるんだが・・・」

 

 「変な翆なのだ。」

 

 鈴々はのんきに可愛く(といっても一刀から見れば男だが、)その他の果実を貪りながらもどこか違うように

 

翆には見えたのだった。

 

 と・・・次の瞬間、翆の予想していた最悪の事態が巻き起こる。

 

 ドギャーーーン

 

 「うおりゃ!!」

 

 掛け声とともに鈴々が突如翆に襲いかかったのだ。

 

 「なにをする!」

 

 しかし翆の防御もむなしく、鈴々の投げたヤシの実の汁が目に入る。

 

 「ウワッー目が~目が~ア~・・・」

 

 続いて鈴々の手刀が翆に直撃する。とその瞬間それまで鈴々だったものはあっという間に姿をかえ別人に

 

なっていた。

 

 「おまえは・・・蒲公英!」

 

 「フフフ♥これが私のハンサム顔よお姉さまwww」

 

 何とそこにいた人物は妹の蒲公英だったのだ。

 

 「な・・・なぜ?」

 

 翆は薄れゆく意識のなか必死で問いただした。しかし蒲公英の返答は実にあっけないものである。

 

 「それは私抜きでご主人様の伽をかけた勝負なんてするからよ。」

 

 「そ・・・そんな」

 

 「まあ私以外にも焔耶や桔梗やらいろいろ動いてるけど・・・まあ姉様には関係ないわね。」

 

 余裕たっぷりの笑みで蒲公英はこう付け加える。

 

 「この後も鈴々は利用させてもらうよ。翆としてネ♥」

 

 その直後翆の意識は深い闇へと落ちて行った。

 

 「あ~翆!探したのだ。」

 

 今度は本物の鈴々がタンポポの所へ駆けつけてきた。

 

 「いきなりいなくなるから探したのだ。」

 

 「悪い悪いwwちょっと腹へてな。おまえも食うかヤシの実?」

 

 「食べるのだ!」

 

 鈴々は今戦闘があったことにも気ずかずにヤシの実を食べる。

 

 そして蒲公英はこう思うのだ。

 

 「計画通り。」

 

 そしてこれは長きにわたるスタンド使いの美少女達の戦いの幕開けとなったのだ。

  

   To Be Continued


 
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