No.655671

九番目の熾天使・外伝 -蒼の物語- 番外編Ⅱ

Blazさん

またも童話劇場風です。今回は「かぐや姫」です。

2014-01-18 19:41:01 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:953   閲覧ユーザー数:850

番外編Ⅱ  「Chaos!これが旅団劇場だッ!!パートⅡ!!」

 

 

 

 

 

パタン。

 

 

レイチェル「さて。第一幕はこれで御終い。次は第二幕よ。楽しみなさい。」

 

 

 

 

 

むかしむかしある所に、おじいさんとおばあさんが居ました。

 

 

おじいさんは竹を取っては様々な物に作り変えてそれを売っていました。

おばあさんは刀を持って悪人をバッサリと切り捨てる仕事人をしていました。

 

ある日の事です。二人は何時もどおりそれぞれの仕事に向かおうとしていました。

 

おじいさん(獣兵衛)「では、くれぐれも気をつけてな。おばあさんや。」

 

おばあさん(シグナム)「はい。おじいさんも気をつけてな。」

 

おじいさん「間違えて家屋を燃やすなよ。今月に入って二十五件もウチに苦情来てるからな。」

 

おばあさん「・・・・・善処します。」

 

おじいさんはおばあさんに他の家の家屋を燃やさない様にと厳重に注意して仕事に行きました。ですが、おばあさんは結局おじいさんの注意を無視して家屋を十件ほど全焼させたのでした。

 

 

さて、おじいさんは籠と事象兵器「夢刀・六三四」を持って竹を取りに山に行きました。すると、竹やぶの中に一つだけ光輝く竹が一本あったのです。

 

おじいさん「ん?何だあれは。竹が・・・光っているのか?」

 

不思議に思ったおじいさんは、その光る竹に近づきました。そして、六三四を使ってその竹を切ったのです。すると、何と其処には小さな小さな紅い髪の女の子が居たのです。

 

おじいさん「な・・なんと、これは・・・・」

 

おじいさんは女の子を家に連れて帰り、おばあさんに見せたのです。おばあさんは話しに半信半疑でしたが、納得してその子を育てることにしたのです。

 

おばあさん「にわかに信じられませんな。こんな子が竹に居るとは・・・」

 

おじいさん「魔法の世界に居るお前に言われてもなぁ・・・・・」

 

おばあさん「そういえばおじいさん。この子の名前。決めたのですか?」

 

おじいさん「おお。そうだった、そうだった。んー・・・・」

 

おばあさん「・・・どうしましょうかねー・・・」

 

おじいさん「・・・決めた。神夜・・・はどうだ?」

 

おばあさん「神夜・・・いい名ですね。では、この子は今日から神夜です。」

 

 

神夜(ツバキ)「んあージンにいさまー」

 

おじいさん「ジンは後で出てくるから我慢しなさい。」

 

神夜「はーい。」

 

おばあさん「凄いですね、うちの子。竹から出てきて僅か一時間で言葉習得ですか。」

 

 

 

神夜が二人の元に来てからと言うもの。おじいさんとおばあさんの家は大変豊かになりました。そして、神夜もすくすくと育っていき、やがては半月ほどで美しい美女となったのです。

 

神夜「だからと言って私と模擬戦しようだなんて思わないで下さいね、おばあさま。」

 

おばあさん「ヴッ・・・・」

 

おじいさん「図星かい・・・・」

 

ですが、そんな日が何時までも続きませんでした。

ある日、帝の使いが参り、何と神夜と結婚したいと申し出てきたのです。

 

使い(ノエル)「以上が我が主上(天皇のこと)からのお言葉です。」

 

神夜「・・・帝様が私とご結婚ですか・・・・」

 

おじいさん「最近、貴族が屋敷の周りをウロウロとしているというのに・・・まさか帝までとはな・・・・・」

 

神夜「ですが、私とて女子。帝様とは・・・」

 

使い「いや、そっちの帝じゃないからねツバキ・・・・」

 

神夜「え。そうなの?」

 

おばあさん「キャストに書いてただろ?」

 

神夜「あ・・・そうでした・・・・」

 

 

 

ですが、神夜は使いからの結婚の申し出を断りました。それでも、神夜と結婚したいという若者達は後を断たず、五人の貴族の者が名乗りを上げたのです。

 

一人は石作皇子(いしつくりのみこ)

 

二人目は車持皇子(くらもちのみこ)

 

三人目は阿倍御主人(あべのみうし)

 

四人目に大伴御行(おおとものみゆき)

 

そして、最後に石上麻呂(いそかみのまろ)

 

この五人は何が何でも神夜と結婚したいと申し、それに参った神夜はある日に屋敷にこの五人を呼んだのです。

 

 

おじいさん「・・・神夜や。どうしてあの五人をココに呼んだのだ?」

 

おばあさん「決まっている。ココに呼んで五人をバッサリと・・・」

 

おじいさん「んな事考えるのはお前だけだ。」

 

神夜「そうです。」

 

おばあさん「・・・・・・・・・」orz

 

神夜「簡単なことです。私がある頼みを五人のお方に頼みます。皆様は私の頼みとあらば断れないはずです。」

 

おじいさん「なるほど。それであえて難しいものを出して自分の印象を悪くするのと諦めさせるという事だな。」

 

神夜「はい。その通りです。」

 

おじいさん「よし、解った。それで行こうではないか。」

 

 

 

 

そして、その日なり、屋敷には五人の神夜の婚約を求める者達が現れたのです。

ですが、神夜はまず遠くからその五人の見た目を窺っていたのです。

 

神夜「あれが、私との婚約を求める者達ですか・・・」

 

おじいさん「そうだ。まず、右から石作皇子。」

 

石作(蒼崎)「むふふふふ・・・神夜さんの顔が拝めるとは・・・幸せだなー・・・」

 

神夜「一見悪いお方では無いようですが・・・」

 

おじいさん「甘いぞ、神夜。実はあの皇子。側室がやたらと多くてな・・・」

 

神夜「側室が・・・ですか?」

 

※側室とは。

簡単に言えばもう一人の奥さんで昔は一夫多妻と言うのが戦国などの殿様には多く、後継者を作りやすくするためにこうした慣わしがあったのである。

ちなみに反対に正室と言う人が居てその人がその殿様の本当の奥さんである。

 

 

神夜「・・で、一体どの位・・・・」

 

おじいさん「聞けば・・・・三十は軽く超えるとか・・・」

 

神夜「・・・・・・・・つ・・次です。」

 

おじいさん「うむ。次は車持皇子。」

 

神夜「また皇子ですね。」

 

おじいさん「ああ。だが彼は聞けばかなりのナルシストらしい・・・」

 

神夜「・・・・それってこの時代に無い言葉ですよね。」

 

おじいさん「聞くな。」

 

車持(miri)「・・・なーんで俺はこんな所に居るんだろ・・・」

 

 

神夜「では次のお方は?」

 

おじいさん「ああ。次は阿倍御主人。絶景の美人の男らしい。」

 

神夜「へぇー・・・絶景の美人ですかぁ・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

阿倍(アマネ)「んふ♪」(ウインク)

 

 

 

 

神夜「・・・・・・・・・・次。」

 

おじいさん「・・・・・・つ・・次は大伴御行。」

 

神夜「今度は、列記としたお方ですよね?」

 

おじいさん「大丈夫だ。オカマはアイツだけだ。」

 

神夜「・・・ならいいですけど・・・あの男の人が・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大伴(バング)「それがしは、愛と正義の貴族、シシガミ=バング!どうか我が良き妻に・・・」

 

神夜「全力で却下。」

 

おじいさん「言うと思ったよ。と言うかどうしてあいつが五人のウチの一人なんだか・・・」

 

神夜「あれ、キャスティングって誰がしていたのですか?」

 

おじいさん「立案者のレイチェルだ。」

 

神夜「・・・あー・・・・」

 

おじいさん「で・・では最後だ。最後は石上麻呂。」

 

神夜「・・・・コレだけのカオスな面子です。どうせ、レリウス大佐かそこらのにんげ・・・」

 

 

 

石上(ジン)「・・・・・・・はぁ。」

 

 

おじいさん「・・・どうやら最後の男はマトモの様だ・・・・って神夜?」

 

神夜「・・・・・・・・」(キラキラキラキラ・・・)

 

おじいさん「・・言っとくが、ヒイキとか無しだぞ。台本どおりにな。」

 

神夜「わ・・わかりました。」

 

 

 

 

 

石作「それで叔母上殿。神夜姫は何時参られるのかな?」

 

おばあさん「暫しお待ち・・・・いえ。たった今参りました。」

 

大伴「おお!やっとでござる・・・ちがったございますか!」

 

石上「・・・・・。」

 

五人の前には、すだれの向こうに見える一人の女性が姿を現したのです。顔は解らないが、それは確かに神夜姫だったのです。

 

阿倍「なんとまぁ・・流石に我等五人にはそのお顔を見せてはくれませんか。」

 

神夜「・・・今宵は真に遠路遥々ご苦労様です。さて、あなた方五人のお方は私とご結婚をしたい。その一心でココに参られたのですね。」

 

車持「いかにも。我等はその為にこの地に参ったのです。」

 

阿倍「ですが、ココには五人の貴方との婚約を求めるものが居る。貴方はこれをどうするおつもりで?」

 

神夜「・・・それについては。今からご説明いたしましょう。」

 

神夜はそう言うと五つの文を差し出して、それをおばあさんとおじいさんに渡したのです。そして、それを二人は五人の婚約者に渡しました。

 

大伴「・・・神夜殿。これは・・・・」

 

神夜「では、一斉にその文をお開け下さい。」

 

神夜がそう言うと五人は渡された文を開けました。そこには。唯一文ですが、それぞれ別の言葉が書かれていたのです。

 

石作「か・・神夜殿。これは・・・・」

 

神夜「それは私が今、最も求めている品物です。もし、それを見つけ一番早く持ってきたお方と、私は結婚すると誓いましょう。」

 

阿倍「なっ・・・・それは・・・・・・」

 

そう言われた五人は言葉を失いました。何故なら、其処には存在するかどうかさえ定かではない、品物が書かれていたのです。

 

神夜「時間は今宵から七つの夜が流れるまでつまりは一週間です。」

 

神夜に無理難題を押し付けられた五人。

その難題をクリアすべく、早速何人かは屋敷を飛び出して行ったのだ。

では、その難題とその難題を押し付けられた者達を見ていこう。

 

 

一人目。車持皇子。難題・・・

 

 

 

 

 

車持「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

 

アークエネミーハイランダー「タケミカヅチ」

 

 

 

車持「デバイスなどの魔法などは全て禁止で・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

どうやって衛星軌道上の奴を取って来いって言うんじゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!?!?!?!?」

 

 

断念。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二人目。大伴御行。難題・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神輝・ムラクモ(ν-13)

 

大伴「正義は負けんでござるウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウうううううううううううううううううううううううう!!!」

 

 

 

 

 

きゅどおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおん。

 

 

 

大伴「正義が負けたああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」

 

 

 

敗北。

 

 

 

 

 

 

三人目。阿倍御主人。難題・・・

 

 

 

 

 

ごごごごごごごごごごごごご・・・・・・・

 

 

「斬魔・鳴神+スサノヲユニット”二つ”。」

 

ハクメン「我は空。我は鋼。我は刃。我は一振りの剣にて全ての罪を刈り取り、悪を滅する!我が名はハクメン・・・・押して参るッ!!」

 

テルメン「ヒヒヒヒヒ!いきがるなよハクメンちゃんよぉ・・・・ココでテメェ等全員ぶっ殺してやるよ・・・・!!」

 

阿倍「・・・・・あ、こりゃ無理だ。」

 

巻き添えを喰らって失敗。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、四人目と五人目。石作皇子と石上麻呂。難題は・・・

 

石上「・・・・・・あの・・これは・・・・」

 

「紅い髪でジャスティス言う人とキス。」

 

 

神夜「・・・・・・・・・・・・。」(キラキラとした目で待っている。)

 

 

 

 

 

石持「神夜さーん!!やっぱり今すぐ結婚してくれぇええええええええええええええええええ!!」(ルパンダイブ)

 

神夜「ジャッジオブディスティニー!!」

 

 

ズドオオオオオオンッ!!

 

 

蒼崎「ぎゃあああああああああああああああああああああ!!」

 

 

ASTRAL FINISH

 

 

神夜「・・・ふぅ。」

 

石上「・・・ちなみにアイツの難題は何だったんだ?」

 

おじいさん「・・・見るか?」

 

石上「・・・・・。」(コクッ)

 

そして、おじいさんが石上麻呂に渡した紙には、こう書かれていました。

 

 

「ブレイブルー(全種及び全作品のキャラが所持する物。)」

 

スタッフ(Blaz)「えっと・・・俺と零人達と、ラグナと・・・・合わせて六つだな。」

 

スタッフ(aws)「殺す気満々じゃねーかよ・・・・」

 

 

 

石上「・・・・その・・・ツバキ。今回はお芝居なんだから、マジメにしてくれないと・・・」

 

神夜「・・・はい・・・ごめんなさい。」

 

 

 

おじいさん「んじゃ改めて・・・」

 

石上(確か、歴史上では僕の役は「燕が生んだ子安貝」だった筈・・・)

 

カサッ・・・

 

石上「・・・・・・・・・・・・。」

 

おじいさん「・・・どうした、ジン?」

 

神夜「ジン兄様?」

 

その紙の内容を見た石上麻呂は硬直しました。そして、中身を知らなかったおじいさんとおばあさんはそれを見て驚きました。其処には・・・

 

「半妖の男が持つ火鼠の裘」

 

石上「・・・・いや、行ってくる。」

 

おばあさん「待て待て待て待て待て待て!」

 

おじいさん「早まるな!早まるなジンッ!!」

 

石上「五月蝿い!これで奴に勝たなければ僕は終わりだ!!」

 

おじいさん「何でどっかのバトル漫画みたいな台詞を言っているんだお前は!?」

 

そして、二人の制止を聞かずに馬鹿なヤンデレの弟は行ってしまいました。ですが、この時点で他の四人はリタイア。つまり、彼がもし成功すれば彼が神夜姫の婿となるのです。石上麻呂はそう言う考えをせずに逝ってしまいました。

 

 

 

結果は見えてるけど。

 

 

 

 

おじいさん「・・・えっと・・・神夜。報告だ。石上麻呂は火鼠の裘の入手に失敗。全治五年らしい。」

 

おばあさん「これでは次回作に出られないな。では変わりに私が・・・」

 

 

おじいさん・神夜「「死んでもいいのならどうぞ。」」

 

おばあさん「・・・・・・・・。」

 

 

神夜「・・・けど、結局誰も持っては来れませんでしたね。」

 

おじいさん「うむ。だが、それを狙ってか今になって帝がお前に手紙を送ってくださってきたぞ。」

 

神夜「帝が・・・ですか?」

 

そして、神夜は帝との文通を三年近く行って心の色々な傷を癒していたのです。

恋に人にヤンデレ馬鹿の弟にムサイゴリラとナルシストの馬鹿とタラシのストーカーと

ホモの疑惑を掛けられたオカマと言うカオスな婚約者との後味の悪い別れ。

そんなことに対して傷を癒せるのは帝との文通だけだったのです。

 

 

ですが、そんな日が続いたある日の夜から、神夜は月夜を見ては物思いに耽るようになりました。

 

八月が近づくある日。神夜はついに、その理由をおじいさんとおばあさんに明かしたのです。

 

神夜「実は・・・私はこの国の人間ではありません。私は、月の都からやって来た人間です。」

 

おじいさん「何っ。それは・・・・一体どういう・・・」

 

おばあさん「・・・竹に入っている時点で不審に思わなかったのか。」

 

神夜「・・・兎も角。私は十五の日に月の都に帰らねばなりません。」

 

おじいさん「・・・神夜よ・・・・それは・・それはあまりにひどすぎるぞ・・・」

 

おばあさん「まだ・・・まだ・・・・」

 

神夜「おじいさん・・おばあさん・・・・・・・」

 

 

 

 

おじいさん「まだ家のローンが残っているのに・・・」

 

おばあさん「まだ模擬戦してないのに・・・・」

 

神夜「・・・今から帰っていいですか?」

 

 

 

ですが、その事を聞いた帝は驚き、おじいさんの頼みで勇ましい軍勢を屋敷に送る事にしてたのです。その数は何と二千。屋敷の屋根と屋敷の周りを穴無く埋め尽くしたのです。

 

 

 

 

そして、ついに十五の日になり、神夜が月に帰る日になったのです。

 

 

 

 

兵士(Blaz)「・・・・てかよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何でこんな事に旅団メンバーほぼ全員来なきゃいけねーんだよ!?」

 

兵士(竜神丸)「まぁ来てないのは、団長とデルタさんだけですけどね。」

 

兵士(ルカ)「だからってこんな事にほぼフルメンバー出す必要あるのかよ・・・」

 

兵士(二百式)「そうだ。第一、何故私が出る必要がある。出すのなら、私ではなくデルタを・・・」

 

兵士(キリヤ)「ああ。それは無理だよ。デルタ今蒼とmiriの看病で動けないし。」

 

兵士(Falsig)「まぁ・・出番があるだけマシだろ・・・・・・」

 

兵士(朱音)「・・・何かFalsigが黄昏てるぞ。」

 

兵士(okaka)「それに何かディアーリーズがブツブツ言ってるぞ。」

 

兵士(ディア)「美空さん美空さん美空さん美空さん美空さん美空さん美空さん美空さん美空さん美空さん美空さん美空さん美空さん美空さん美空さん美空さん美空さん美空さん美空さん美空さん美空さん美空さん美空さん美空さん美空さん美空さん美空さん美空さん美空さん・・・・・・・・・・・」

 

兵士(Unknown)「何か・・・近づきたくないわね・・・・」

 

兵士(FALKEN)「てか前回のまだ引きずってんのかよ・・・」

 

 

 

 

すると。その時です。突如屋敷の周りは昼のように明るくなり、空から人が下りてきたのです。

 

兵士(okaka)「あ、来たぞ!!」

 

兵士(支配人)「やれやれ、やっとご登場ですか!」

 

兵士(げんぶ)「さて、月の民とは誰かな・・・!」

 

兵士(Blaz)「つっても俺たちがボコボコにしてやるけどな!」

 

そして、月の民が姿を現したのですが、その姿は何と・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

輝夜(東方)「はーい♪輝夜ちゃん参上だよー♪」

 

本物の輝夜でした。

 

兵士達「「「「「本物かよおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?!?!?」」」」」

 

兵士(Blaz)「おいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!?どうしてお前が出てるんじゃぁ!?」

 

兵士(げんぶ)「と言うか何気に面々が月の面々なんだが!?」

 

兵士(FALKEN)「どうして輝夜だけじゃなくて永淋と鈴仙とてゐがいるんだよ!?」

 

鈴仙「いやーだって私達月の民ですし・・・」

 

永淋「ここででなきゃ罪ってものでしょ?」

 

兵士(朱音)「だからと言ってラヴァーズと美空が来る必要あるか?」

 

兵士(ディア)「美空さああああああああああああああん!!」

 

兵士(Blaz)「ウセー!!「(ディア)くぼあ!?」取り合えず、ココで足止めぐらいはさせてもらうぜ!!蒼の魔道書、起動ッ!!」

 

そして、兵士達は一斉に月の民に向かって突撃しました。ですが・・・

 

 

月の民(なのは)「スターライトブレイアァァァァァ・・・+Lッ!!」

 

 

きゅぼおおおおおおおおおおおおん!!!

 

突如全力全壊をモロで受けてしまい、全員戦闘不能となっのたです。

 

兵士(ZERO)「お・・・俺、この劇場でコレ受けるの二回目・・・・ガクッ・・」

 

兵士(Blaz)「つか・・どうしてみんなに効果あるんだよ・・・・」

 

月の悪魔(なのは)「いや、だって月の民ですしーwww」

 

兵士(竜神丸)「流石白い堕天使・・・伊達では無いですね・・・・」

 

兵士(げんぶ)「あれ、白いあ・・・・じゃなかったっけ?」

 

 

そして、とうとう神夜が屋敷から姿を現し、月の迎えの者達の所にへと向かい始めたのです。

 

おじいさん「ま・・待ってくれ神夜!」

 

神夜「・・・おじいさん、おばあさん。残念ですが・・・ここでお別れです。私をココまで育ててくれてありがとうございます。この恩は一生忘れません・・・」

 

おばあさん「ま・・・待て、せめて模擬「(な)シグナムさん?」・・・・ごめんなさい。」

 

神夜「大丈夫。ちゃんと心残りは無しにしますから・・・」

 

おばあさん「か・・神夜・・・・」

 

神夜はそう言って月の迎えの者達が乗る雲に乗ったのです。そして、そのまま神夜達は月に帰ろうとするのですが、突然、神夜がそれを止めたのです。

 

神夜「その・・実は、最後の心残りがまだ・・・」

 

こなた「アレ、終わってないの?」

 

神夜「ええ。それを今お渡しします。」

 

輝夜「え、私に?」

 

そう言って神夜は輝夜に一枚の紙を渡しました。それは・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『請求書

 

村の家屋の修理費及びリフォーム費 五億両

 

屋敷の改装費 一万三千両

 

兵士の雇用費 二億九千五百六十七両

 

貴族五人の治療費 十八万両

 

締めて七億二十万二千五百六十七両

 

請求人 神夜

 

支払人 蓬莱山 輝夜』

 

 

 

請求書だったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

輝夜「・・・・・・・。」

 

永淋「・・・・・・・。」

 

アスナ「・・・・・・。」

 

アキ「・・・・・・・。」

 

こなた「・・・・・・。」

 

なのは「・・・・・・。」

 

 

神夜「支払ってくれますよね?即日一括で。」

 

てゐ「ぶ・・分割は・・・・」

 

神夜「無いです。」

 

 

 

 

 

そして・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

月の民達「「「「「戻ってくるなあああああああああああああああ!!!」」」」」

 

 

 

神夜は月の迎えの者達から追い返されて屋敷に戻ったのです。

 

おじいさん「おお神夜!」

 

神夜「おじいさん、おばあさん・・・・これからもずっと一緒です・・・・!」

 

 

 

 

その後。神夜はおじいさんとおばあさんと仲良く暮らし、平和な日々を過ごしたのです。

ちなみに、月の民達にはその後も月の闇金業者から支払いが求め続けられたとか。

 

なのは・輝夜「「何でこうなるのおおおおおおおおおお!?!」」

 

鈴仙「私達ってこんなバットエンドでしたっけえええええ!?」

 

こなた「って言うか「かぐや姫」ってこんなラストじゃないでしょうがああああ!!」

 

 

 

 

 

 

スタッフロール

 

原案 Blaz(作者)

 

キャスト

 

神夜姫   ツバキ=ヤヨイ

おじいさん 獣兵衛

おばあさん シグナム

帝     クライシス

帝の使い  ノエル=ヴァーミリオン

石作皇子  蒼崎夜深

車持皇子  miri

阿倍御主人 アマネ=ニシキ

大伴御行  シシガミ=バング殿

石上麻呂  ジン=キサラギ

兵士達   クライシス、デルタ、蒼崎、miriを除く全員

月の民   蓬莱山 輝夜

      八意 永淋 

      鈴仙・優曇華・イナバ

      因幡 てゐ

      アキ

      アスナ

      こなた

      篝美空 

      高町なのは

スペシャル ハクメン 

      テルメン

      ν-13 

 

語り部   レイチェル=アルカード

 

 

 


 
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