No.655424

九番目の熾天使・外伝 -蒼の物語- 番外編

Blazさん

今回は童話劇場編です。

2014-01-17 22:53:24 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:822   閲覧ユーザー数:691

番外編 「Chaos!これが旅団劇場だッ!!」

 

 

 

 

 

ガシャ。

 

シャー・・・(幕が上がる)

 

 

 

パチパチパチパチパチ・・・・・

 

 

 

 

ギィッ・・・(椅子に座る)

 

 

 

 

パラッ

 

 

 

レイチェル「それでは・・・物語のはじまりはじまり・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

むかしむかしある所に赤い頭巾がトレードマークの赤ずきんちゃんが居ました。

 

赤ずきんちゃんはお母さんと二人で大変幸せに暮らしていたのです。

 

ある日の事です。赤ずきんちゃんは、お母さんから森の中に住んでいるおばあさんの家にお使いをしてくるように頼まれました。

 

 

 

お母さん(鈴羽)「それじゃあ赤ずきん。このバケットに入っているケーキとぶどう酒を森の奥に居るおばあさんの所に持っていってくれない?」

 

赤ずきん(美空)「えっと・・・・うん、解ったよおかあさん。」

 

お母さん「・・・やっぱり不安だからバールとスタンガンと・・・」

 

赤ずきん「・・・・・・。」

 

過保護なおかあさんは赤ずきんに防犯と対ストーカーとたかられの対策の為に色々と持っていってといいましたが、流石に銃火器までは駄目だったので、お守りを持たせて赤ずきんを見送ったのです。

 

お母さん「気をつけてねー!」

 

赤ずきん「はーい・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お母さん「・・・やっぱGPSを持たせて・・・」

 

レイチェル「過保護もいい加減にしなさい。でないと役出さないわよ。」

 

 

 

 

 

 

さて、森へと出かけた赤ずきん。この森には不思議な不思議な妖精さんが時折出てきては旅人に対してイタズラをしたり、時には手助けをしたりします。それを知っていた赤ずきんは内心妖精に会えるかと楽しみに思って歩いていたのです。

 

ですが、当然森の中には危険な愚鈍な生き物も居ます。

その代表的な一匹が赤ずきんを影から見ていたのです。

 

狼(ZERO)「・・・・・ふぅん。アイツは確か赤ずきんとか言ってたな。それに・・・・このニオイは、ケーキとぶどう酒か。いいなぁ・・・最近俺も腹が減って敵わねぇから・・・・・・いっちょ食事と行きますか・・・・!」

 

狼は悪い考えを思いついて、おばあさんの居る小屋に先回りをしようと走り出したのです。

この森は狼にとっては庭同然。狼はスピード落とすことなく走って行ったのです。

 

 

 

 

 

 

 

一方で、おばあさんの居る小屋では、おばあさんが一人ベッドの上で惨めに寝ていました。おばあさんは病気と恋の失恋、そして⑨だった為にベッドの上で寝ることしか出来なかったのです。

 

おばあさん(アスナ)「な訳あるかぁ!!後、⑨ってどういう意味よ⑨って!!それに失恋もしてないからっ!!あと!私だって好きでこんな役やってないわよ!アイツ等(ディアラヴァーズ)とクジしてアタシが当たったから仕方なくよ!!」

 

レイチェル「でも言うわよね?「運も実力の内」って。」

 

おばあさん「ぐぬぬぬぬぬ・・・・!!」

 

レイチェル「さっさとしなさい。でないと話が進まないわ。」

 

おばかさん「わ・・・解ったわよ・・・解ったからキャラ表記元に戻してよ。」

 

すると、小屋の扉からノックする音が聞こえてきました。

どうやら誰か来たようです。おばあさんはそれに気付くと返事をしました。

 

おばあさん「はーい。誰ですか?」

 

「私です、おばあさん。赤ずきんです。」

 

おばあさん「・・・・・合言葉は?」

 

「えっ・・・えっ・・・・・・・台本にあったか?」

 

スタッフ(Blaz)「あったぞ。ホレ。」

 

「あああ・・・すまねぇ・・・・えっと・・」

 

 

 

「狼の耳はパンの耳。」

 

おばあさん「よろしい。鍵はかかってないわ。入ってらっしゃい。」

 

スタッフ(竜神丸)「だからってデバイスは駄目だってリハの時も言いましたよね?」

 

おばあさんはサーチアンドデストロイをしようと思っていましたが、赤ずきんだと不味い為にそれを中止しました。ですが・・・・・・

 

 

狼「それじゃあ・・・・・・いただきまーす!!」

 

おばあさん「いやー助けて・・・・・・・ってぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

 

 

パクッ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて。おばあさんがどうかなっている時。赤ずきんは一人森を歩いていました。すると、彼女の前を何と妖精達が現れたのです。ですが、妖精は赤ずきんに何もしようとはせず、ただ声を上げながら彼女の前を過ぎったのでした。

 

妖精(ニュー)「狼がでたぞー気をつけろー!」

 

妖精(咲良)「人食いの狼だー気をつけろー!」

 

 

赤ずきん「・・・・・大変、おばあさんが心配だわ。急いでいかないと・・・」

 

赤ずきんはおばあさんが狼に襲われないかと心配で走っておばあさんの家に向かっていきました。ですが、その時には既におばあさんは大変な目にあっていたのです。

 

 

 

 

そして、赤ずきんは急いでおばあさんの家にたどり着きました。

ですが、小屋のドアは開いており、赤ずきんは不安に思ったのです。

 

赤ずきん「大変・・・もしかして・・・・!」

 

赤ずきんは急いで家に入りました。其処にはパンパンに腹を膨らませ、おばあさんに化けた狼が・・・

 

狼が・・・

 

 

 

 

げっぷ。

 

 

狼「あ。」

 

何と。狼の腹はスリムになっていたのです。

 

 

スタッフ(Blaz・げんぶ・FALKEN・支配人・ロキ・aws)「本当に喰ったああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!?!??!?!?!?!」

 

スタッフ(竜神丸)「流石に消化スピードが尋常ではないですね。」

 

スタッフ(支配人)「いや、ノンキにしてたら駄目だっつーの!!」

 

 

 

 

 

狼「・・お前が赤ずきんか・・・・」

 

赤ずきん「あっ・・・・・」

 

赤ずきんは狼を間近で見て驚いてへたってしまいました。狼はゆっくりとベッドから降りて赤ずきんに近寄っていったのです。

 

狼「へへへ・・・・メインディッシュとデザートが残っていたとはな。さて、どう喰ってやるか・・・・・」

 

赤ずきん「あああ・・・・・」

 

狼は一歩。また一歩と赤ずきんに近づいていきました。赤ずきんはまだ驚いていて動けません。ですが、その時。

 

 

ディア「美空さ(ドゴッ!!)ぐべらっ!?」

 

レイチェル「貴方は今回呼ばれて無いでしょ。大人しくしてなさい。」

 

ディア「だが・・・だか美空さ・・・」

 

レイチェル「Blaz。」

 

Blaz「大丈夫だってディアーリーズ!!」

 

げんぶ「そうだ。多分なんとかなる!」

 

ディア「な事言っても相手はZEROですよ!?美空さんにどんな性犯罪をするか!!」

 

げんぶ「お前は今までどんな目でアイツ見てたんだ!?」

 

Blaz「つか泣きながらんな事言うなよ!!色々と説得力ありすぎんだろ!!」

 

aws「完全性犯罪者扱いだな・・・・」

 

FALKEN「流石にココまで来れば馬鹿だな・・・アイツ。」

 

レイチェル「大丈夫よ。この為にわざわざ「彼」を呼んだのだから。」

 

ディア「へ?」

 

支配人「彼?」

 

aws「・・・・何かとてつもなく嫌な予感が・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時、偶然森で狩りをしていた狩人が通りかかったのです。その狩人とは・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

狩人(クライシス)「やれやれ。これは大変だな。」

 

この道数十年のベテランでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スタッフほぼ一同+ディア「「「「「「「マジでベテランだアアアアアアアアあああああああああああああああああああ!!!!!!?!??!?!?!」」」」」」」」

 

Blaz「おいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!?!?どうして団長いんだよおおおお!?」

 

げんぶ「あれか!?俺たちが馬鹿やったからか?!」

 

支配人「つか何を狩るんだよ!?魔王でも狩ってたのか!?」

 

竜神丸「・・あながち間違いでもないですよね・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

狩人は急いで赤ずきんと狼が居る小屋に向かって走っていきました。すると。

 

 

 

美空「えっと・・・・・・セットアップ!!」

 

『Stand by Ready』

 

狼「え。」

 

 

美空「えっと・・・・・・・・・」

 

 

突如、赤ずきんは全力全壊の魔導師になったのです。そして、狼に向かって全力全壊の一撃を放ちました。

 

美空「す・・・スターライト・・・・・」

 

狼「おいいいいいいいいいいいい?!何でお前がそんなの撃て」

 

美空「ブレイカー。」

 

 

 

キュどおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおん!!!

 

 

狼・おばあさん「「ぎゃああああああああああああああああああああああああ!!!!???!?!?!?!」」

 

赤ずきんは狼に向かって全力全壊の一撃を放ち、狼と飲まれていたおばあさんを木っ端微塵にしました。

 

美空「・・・・・えっと・・・・・今日もみんなでリリカルマジ狩る。」

 

 

 

 

ちなみに。その頃狩人は・・・・・

 

 

狩人「・・・・うむ。いい紅茶だ。」

 

のんびりとティータイムをしていたのでした。

 

 

 

 

めでたしめでたし。

 

 

全員「「「「「めでたくねぇよ!?」」」」」

 

 

 

 

 

 

スタッフロール

 

原案 Blaz(作者)

 

出演

 

赤ずきん 篝美空

 

お母さん 阿万音鈴羽

 

妖精A ニュー

 

妖精B 咲良

 

狼 ZERO

 

おばあさん アスナ

 

狩人 クライシス

 

語り部 レイチェル=アルカード

 

スタッフ

 

Blaz

げんぶ

竜神丸

支配人

FALKEN

Aws

 

観客 

 

クロガネクルー及びUnknown艦隊のロボット達など。

 

どうでもいい人

 

ディアーリーズ

 


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
3
0

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択