No.652274

魏伝 再び舞い降りし御遣い 第2幕

ZZさん

連続更新です。

2014-01-06 15:50:57 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:6492   閲覧ユーザー数:5013

 

華琳「あなた・・・帰ってきたの?」

一刀「あぁ、少し前に・・・」

 

 

一刀と華琳は会話をしながらゆっくりと近づいていく。

 

 

華琳「一刀・・・・・良かった・・・・ヒクッ・・・・・帰ってきてくれて・・・・ヒクッ」

一刀「泣くなよ華琳・・・・覇王に涙は似合わんよ」ギュッ

 

 

そういって一刀は優しく抱きしめて頭を撫でる。

 

 

華琳「おかえり・・・・一刀・・・あなた、髪伸ばしたのね」

一刀「ただいま・・・・あぁ、君たちに会うまで切らずにいたからな・・・・どうだ、短髪か長髪どちらか似合う」

 

 

一刀は、華琳の耳元で囁く。

 

 

華琳「そ、そっちの方が似合っているわよ////」

一刀「そっか、じゃあこのままでいいや」

華琳「一刀、皆が待っているわ・・・皆の所に行きなさい」チュッ

一刀「あぁ、また後で」チュッ

 

 

一刀は、華琳と離れて皆の方に振り向く。

 

 

一刀「皆・・・待たせてごめん・・・・・・それと・・・ただいま」ニコ

春蘭「北郷・・・」

秋蘭「・・・・北郷」

季衣「兄ちゃん・・・」

流琉「兄様・・・」

桂花「・・・・・・」

霞「・・・一刀」

三羽鳥「隊長・・・・」

風「お兄さん・・・」

稟「一刀殿・・・・」

張三姉妹「一刀・・・「一刀さん・・・・」」

呉蜀全員「・・・・・」

 

 

華琳以外、魏全員は北郷一刀が現れたことで感情が零れ落ちる。また呉蜀では天の御遣いが現れたことに驚きを隠せずにいる。

 

 

春蘭「本当に・・・・北郷なのか・・・?」

一刀「春蘭、秋蘭・・・・おいで」

春蘭「うぅ~~~がずど~~~!!!!」ギュッ

秋蘭「一刀・・・・」ギュッ

一刀「ただいま・・・・春蘭、秋蘭」ギュッ

秋蘭「よく、帰ってきてくれた・・・・もう何処にも行かないでくれ」

一刀「大丈夫、もう何処にも行かない・・・」

秋蘭「そうか・・・・」

一刀「春蘭、秋蘭・・・また後で」チュッ

春蘭「うぅ~~」

秋蘭「姉者、また後にしろ」

春蘭「判ったのだ・・・」

秋蘭「一刀、行っていいぞ」

 

 

そういって秋蘭は春蘭を連れ、華琳の元に向かう。

 

 

一刀「季衣・・・流琉・・・」

季衣「兄ちゃん~~~!!!」

流琉「兄様~~!!!」

 

 

季衣と流琉は叫びながら一刀の胸に飛び込んでいく。

 

 

一刀「うぐっ」

 

 

鳩尾に直撃するも妹分の二人を抱き止める。抱き締められた二人は一刀の胸で大泣きする。

 

 

二人「うわわああぁぁぁぁ~~!!!」

一刀「よしよし」ナデナデ

 

 

一刀は春蘭、秋蘭と同じように愛でていく。

その後も、三羽鳥、霞、風、稟、桂花、張三姉妹と順番に言葉を交わし愛でる。

桂花も嫌々言いながらも、一刀が華琳の所に向かう途中で小さな声で「おかえりなさい、一刀・・・」と言った。

それから、一刀を交えて宴を再開した。

 


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
26
2

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択