妖怪の山のふもと、突然空中に裂け目ができた。中から少し小さめの少年が出てきた。
少年「おっとっと、」
いきなり地面に降ろされたため、少しよろけてしまった。
あ、どうも。俺は、鴉間 黒人(からすま くろと)だ。
どうにも、ここは幻想郷という場所らしい。「らしい」というのは、自分はいきなりここに連れてこられたからだ。
俺は、特にやる事もなかったので部屋でゴロゴロしていた。そこまではいつもと変わらない日常だった。
ただ、一瞬まばたきすると、いつの間にか変な場所にいた。立ち上がると目の前に、なんというか色々と特徴的すぎる女性がいた。
そして突然
「今日から、貴方にはこっちの世界、『幻想郷』にきてもらうわ。どうなるかは貴方しだいよ。」
と言われたと思うと、いきなり目の前が外になり地面が近づいてきた。
元の世界に特に未練もなかったので別世界に連れてこられた事は嫌じゃなかった。
周りを見ていると不思議なことがあった。俺はここに始めてきたはずなのに、ここの場所や人の名前が分かるのだ。すぐそこにある山が妖怪の山という山だということもわかる。そして、その山には守矢神社という神社があり、そこに『東風谷 早苗』という人物がいることも知っている。俺は、その人と出会ったことがないのにだ。似ている感じでいうと、その場所に行ったことは無いが雑誌などで読んで、どんなものがあり、どんな人がいるかが分かった状態だった。だが、これは『覚えている』というより『知っている』という感じだった。
とりあえず、その知っている情報が正しいかどうか確かめに山を登ることにした。しかし、それなりに高い山なので、階段がかなり多い。これを登るには、骨が折れそうだ。
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リーナが送り込まれた同時刻にある少年が送り込まれた。