No.625244

~少年が望んだ世界と力~

第三十七話 守護騎士との戦い!前編

2013-10-05 02:29:30 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:2854   閲覧ユーザー数:2620

ついにA'sが始まったと思いきや原作と異なった場所でなのはがヴィータの攻撃を受け、助けに入ったまではよかったが未調整の装備で出撃して攻撃を受けたせいでG5にシステムエラーが発生。

危うく頭にヴィータの攻撃を受けそうになった時、俺の前にフェイトが現れ、ヴィータから俺を守ってくれた。

無論フェイトだけでなくユーノも現れ、今はなのはの隣にいる。

今俺の前ではフェイトとヴィータが睨み合っている。

 

「民間人への魔法攻撃・・・軽犯罪では済まない罪だ」

 

「あんだテメェ。管理局の魔導師か?」

 

「時空管理局嘱託魔導師、フェイト・テスタロッサ」

 

フェイトが自分の所属をヴィータに名乗り、1歩踏み出し、バルディッシュを構える。

 

「抵抗しなければ弁護の機会が君にはある当意するなら武装を解除して---」

 

「誰がするかよ!」

 

ヴィータはフェイトからの投降勧告を無視して宙に浮き、後退していく。

 

「フェイト」

 

「あ」

 

ヴィータが後退すると俺はフェイトに声を掛け、フェイトは俺の方を振り向く。

 

「えっと、健悟・・・だよね?」

 

「ああ。ありがとうフェイト、助かった」

 

「ううん。ところで健悟、その仮面ライダーは?」

 

「説明してやりたいが今は戦闘中だからな。あとで説明する。アポロン、状況は?」

 

『全システムの再起動を試みましたが再起動に失敗。やはり戦闘続行は不可能です』

 

アポロンにG5の状況を聞き、自分でもマスク内でG5のシステムを確認するがいたるところが赤く表示され、「ERROR」の文字も表示されている。

 

「仕方ない。一度帰還するしかないな」

 

「あ、待って健悟!」

 

再起動を諦め、G5を解除するためGトレーラーMk-Ⅱに帰還しようとフェイト達に背を向け、スカイユニットを展開し、飛び立とうした時、フェイトに呼び止められる。

 

「はい、これ」

 

呼び止められた俺がフェイトの方を振り向くとフェイトは俺に別れる時に渡した「仮面ライダーフェニックス」のライダーカードと「ダブルオーガンダム」のMSカードを差し出す。

 

「約束どおり、返すね。借りていたものを」

 

「あぁ。確かに受け取った。スクライア、高町を頼むぞ。フェイト、俺もなるべく早く戻る。気をつけろよ」

 

「うん」

 

「分かった」

 

フェイトからフェニックスとダブルオーのカードを受け取り、ユーノとデイトに一言ずついってから2人に背を向けスカイユニットのスラスターを噴射し空に上がり、GトレーラーMk-Ⅱに向って飛翔する。

 

 

 

海鳴市 市街地 上空

フェイト達から離れて3分、俺は今、市街地を低空飛行でGトレーラーMk-Ⅱに向って飛翔している。

 

「くそっ!フルブースト出来ないって不便だな。それに1号車も2号車の両方とも配備場所が遠いし」

 

『換装作業等を妨害されないためにも敵になるべく見つからないように遠くに配置するのが安全性は高いので。一応近かった1号車もこちらに向わせていますのでまもなく合流出来ます』

 

「近いつって2台とも配置が2.5キロ先で1号車が2号車よりもたった2m近かっただけだけどな」

 

回路の異常でスカイユニットがフルブースト出来ず、あまりスピードが出ないのに加え、2台あるGトレーラーMkⅡの配置場所が2台とも遠いことに愚痴を零す。

 

『!。マスター新たな魔力反応を2つ感知しました。魔力パターンは・・・シグナム様とザフィーラ様です』

 

ついにシグナムとザフィーラが来たか。

そうなるとそろそろユーノも戦闘に加わるな。

 

「ちょっと急がないとな。・・・!」

 

シグナムとザフィーラが現れたため少しばかり急ごうと思った時、前方からサイレンを光らせて走ってくるGトレーラーMkⅡ1号車が見えた。

俺がGトレーラーMkⅡ1号車を視界に捉えた直後、GトレーラーMkⅡ1号車は交差点で大きく左車線から右車線へUターンする。

 

ギュルルルルルル・・・・・プシュゥゥッ

 

タイヤが滑る音が響き渡り、道路にタイヤ痕を思いっきり付けて停車、コンテナハッチを俺の方に向けて停車した。

 

「アポロン、ハッチオープン、ガイドビーコン作動」

 

『ラージャ』

 

GトレーラーMkⅡ1号車に近づき、アポロンに指示を送るとアポロンがGトレーラーMkⅡ1号車を操作し、コンテナのハッチが開き、ガイドビーコンが点滅される。

 

「緊急着艦用ネット用意」

 

Gトレーラーに着地しようとするとコンテナの入口にMS用のを人間サイズにした「緊急着艦ネット」が起き上がり、そのまま緊急着艦ネットに飛び込み、GトレーラーMKⅡに着地する。

 

「アポロン、すぐに装備を取り外してくれ」

 

「ラージャ」

 

着地した俺は絡み付いているネットを離してすぐにアポロンに指示を出し真ん中に移動、アームが出てくるとスカイユニットとGプランを次々と外していく。

スカイユニットとGプランが全て取り外されると俺はG5用ハンガーに移動する。

 

「G5、解除します」

 

アポロンのコンピューター操作によってG5の装甲が開くと俺がすぐにG5を脱ぐ。

 

「オールドライドはどうしますか?」

 

「このままでいい。それよりも急ぐぞ」

 

「ラージャ」

 

脱いだG5をG5用ハンガーに掛け、着替える時間が惜しいためライダースーツとオールドライドのままでアポロンを置いているオペレーション用の机に近づき、フェニックスドライバーを取り、コンピューターと繋がっているケーブルをフェニックスドライバーから引き抜く。

 

「さぁ半年ぶりのお前との戦闘だ。用意は?」

 

「全システムオールグリーン、いつでもどうぞマスター」

 

「OK!いくぜ!」

 

半年ぶりに変身するためアポロンに用意が出来ているか確認をとる。

アポロンがすぐに返事を返すとフェニックスのカードを取り出し、ドライバーに装填した。

 

『KAMEN RIDE!』

 

「変身!」

 

『PHOENIX!』

 

「うん。やっぱりこっちのほうがしっくりくるな」

 

半年振りにフェニックスに変身して、やはりフェニックスの方が自分に馴染んでいると思い拳を開いたり閉じたりする。

 

「さて今回はどれで行こうかな」

 

「マスター、今回はそれぞれ1個小隊分の戦力を投入することをオススメします」

 

「1個小隊?ってことは3機から4機か?」

 

「イエス、マスター。強敵であるからこそ数で攻める。今は変わりつつありますがこれはマスターの基本的なお考えのはずですよ?だからこそクロノ執務官の時に1個小隊分の戦力で戦ったのでは?」

 

確かにその考え方は昔の俺の基本的な戦闘の考え方。

本当にコイツは俺のことをよく知ってる。

 

「さぁな。忘れちまった。けどまぁ、言う事は一理ありだ」

 

俺は1号車から降りるとカードケースから十数枚のカードを取り出す。

 

「まずはシグナム」

 

『MOBILE RIDE!GUNDAM ASTRAY BLUE FRAME SECOND L! UNION FLAG!Ver GRAHAM! GRAHAM`s UNION FLAG CUSTOM!BRAVE RIDE!HYORYU! ENRYU!』

 

取り出した十数枚のカードの内、最初に5枚のカードをドライバーに入れ、トリガーを引き、シグナム攻撃部隊として以前、時の庭園戦で召喚したブルーフレームが強化改修された機体「MBF-P03 second L ガンダムアストレイブルーフレーム セカンドL」、「機動戦士ガンダム00 1st SEASON」に登場する3大国家軍の1つ「ユニオン軍」のMS「SVMS-01 ユニオンフラッグ」、対ガンダム用にユニオン、アメリカ軍MSWAD(エムスワッド)基地所属のエースパイロット「グラハム・エーカー」専用としてカスタマイズされた黒いフラッグ「SVMS-01E グラハム専用 ユニオンフラッグカスタム」、氷竜と炎竜が現れる。

ユニオンフラッグの擬似人格はユニオンフラッグカスタムと同じグラハム・エーカーとなっている。

 

「次はザフィーラ」

 

『MOBILE RIDE!SHINING GUNDAM! GOD GUNDAM! ZZ GUNDAM! Ver JUDAU! BRAVE RIDE!FURYU! RAIRYU!』

 

シグナム用の部隊を召喚して続いて5枚のカードをドライバーに入れ、トリガーを引く。

次にザフィーラ攻撃部隊として「機動武闘伝Gガンダム」に登場し、第13回ガンダムファイト用に開発され、予選で使われたドモン・カッシュのネオジャパン代表MF「GF13-017NJ シャイニングガンダム」とゴッドガンダム、「機動戦士ガンダムZZ」に登場し、エゥーゴのMSで以前俺が変身したZガンダムの発展機「MSZ-010 ZZガンダム」、風龍、雷龍が現れる。

ZZガンダムの擬似人格は「機動戦士ガンダムZZ」の主人公のニュータイプの少年「ジュドー・アーシタ」になっている。

 

「最後のヴィータはこれだ」

 

『BRAVE RIDE!GALEON!GOLDY MARG! KOURYU! ANRYU!』

 

残った4枚のカードをドライバーに装填、トリガーを引き、最後のヴィータ攻撃部隊としてギャレオン、ゴルディーマーグ、光竜、闇竜が現れた。

各守護騎士攻撃部隊を召喚し終え、整列しているブルーフレームセカンドL達全員に俺が見えるように最前列の真ん中の前に移動してブルーフレームセカンドL達の方を見る。

 

「ではこれよりロストロギア『闇の書』の守護騎士『ヴォルケンリッター』達に対する攻撃を開始する。目的は守護騎士達の性能評価、及び目標と戦闘をしている者達の戦闘支援と防衛である。戦う守護騎士と防衛対象のデータを今送る。各自すぐにチェックしろ。またギャレオンとゴルディーマーグ以外の勇者ロボは念のための予備部隊として近辺で待機を命ずる。何か質問は?」

 

「確認したいことがある」

 

「なんだブルーフレームセカンドL?」

 

「性能評価をすると言うことは守護騎士達を倒すなと言いことか?」

 

「そうだ。基本的には守護騎士を撤退させるだけでいい。だが可能であれば撃墜または捕獲しろ。しかし無理にする必要はない。防衛目標の防衛、支援を最優先に守護騎士を撤退させることを考えてくれ。あとヴィータという名の守護騎士が担当のやつは俺も加わるので俺が動くまで待て。残りのシグナム、ザフィーラの担当の者はすぐに動いてくれ。いいな?」

 

『了解』

 

「では諸君らの無事と健闘を祈る!作戦開始!」

 

俺が作戦内容を説明し、作戦開始を告げるとブルーフレームセカンドL、フラッグ、カスタムフラッグが上に上昇、フラッグ、カスタムフラッグが空中で一度停止すると巡航形態「クルーズポジション」に変形、先行していき、ブルーフレームセカンドLが2機の後を追い、地上からはビークル形態になった氷竜、炎竜がフラッグ、カスタムフラッグ、ブルーフレームセカンドLを追う。

続いてZZガンダムもスラスターを使って上昇すると空中で巡航形態「Gフォートレス」に変形し飛翔していき、ゴッドガンダム、シャイニングガンダムはスラスターを噴射して跳躍すると直ぐにスラスターの噴射を切り、手近なビルの屋上に着地すると再びスラスターを噴射して跳躍、再び噴射を切り、屋上に着地と繰り返してZZガンダムの後を追い、風龍と雷龍は氷竜、炎竜と同様、ビークル形態になりゴッドガンダム、シャイニングガンダム、ZZガンダムを地上から追う。

 

「さて次はシャマルだな」

 

対シグナム、ザフィーラの部隊がシグナム、ザフィーラの所に向うのを見送り、まだ召喚していないシャマル用の部隊を出すためにカード取り出す。

 

『BRAVE RIDE! VOLFOGG!GUN GLUE!GUN DOBER! SHADOW-MARU! MOBILE RIDE! MURASAME RECONNAISSANCE TYPE!EWAC-ZACK! Ver BLUE UNIT COLOR!』

 

取り出したカードをドライバーに装填しトリガーを引くとさっきまでヴィータからなのはを守ってくれたボルフォッグ、ガングルー、ガンドーベルのGGG諜報部部隊に「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」に登場するC.E73年の中立国「オーブ軍」の主力である量産型MS「MVF-M11C ムラサメ」にレドームを装備したバリエーション機「MVF-M11C 偵察用ムラサメ」、そして「機動戦士ガンダムZZ」に登場し、地球連邦軍に開発された機体であるがネオ・ジオンに使用された偵察用MS、アフリカ解放戦線「青の部隊」仕様である青色の「RMS-119 アイザック」を召喚して装填した6枚の内1枚だけ引き抜いて再びドライバーに装填する。

 

『BRAVE RIDE! SHADOW MARU!』

 

トリガーを引き、現れたのは「勇者警察ジェイデッカー」に登場し、デッカードと同じブレイブポリスの刑事で諜報活動を行う勇者ロボ「忍者刑事 シャドウ丸」だ。

 

「始めまして、シャドウ丸」

 

「お前が新しいボスだな?」

 

「ああ。野田健悟だ。よろしく頼む」

 

「よろしくな」

 

初めて会った俺とシャドウ丸は軽く挨拶を交わす。

 

「さて、早速だが任務についてもらう。任務はある人物の探索。指揮はこの世界での活動時間が長いボルフォッグに頼む。ボルフォッグ、こいつらを指揮してシャマルと言う名の守護騎士を探索してくれ。発見しだい確保、合体も許可する。今データを送る」

 

「了解です」

 

「いいなシャドウ丸?」

 

「ま、しょうはないな」

 

「では各員にデータを転送します」

 

ボルフォッグ達に任務の説明を行い、シャマル探索部隊の指揮権をボルフォッグに委ね、念のためにシャドウ丸に確認を取るとシャドウ丸は了承してくれる。

確認を取り終え、アポロンがボルフォッグ達にシャマルのデータを送信する。

 

「データを確認しました。では参ります!」

 

「いくとするか。変化!」

 

データを確認したボルフォッグ達は直ぐに行動を開始、ボルフォッグはホログラフィックカモフラージュを展開して姿を消し、ガングルーとガンドーベルはそれぞれビークル形態であるヘリコプターと白バイにシステムチェンジして北に向かい、シャドウ丸はアニマル形態である警察犬に変形して東へ、偵察型ムラサメは一度上に上がり、上空でMA形態に変形して南に、アイザックはスラスターを噴射し跳躍を繰り替えして西に向う。

 

「これで最後だな」

 

『BRAVE RIDE! DECKERD!』

 

ボルフォッグ達がシャマルの探索に向うのを見送った俺は最後にカードを1枚だけ取り出してドライバーに入れてトリガーを引き、先程までボルフォッグと共になのはを守らせていたデッカードを召喚する。

 

「デッカード、高町の護衛を頼む」

 

「了解、ボス」

 

召喚したデッカードに引き続きなのはの護衛に付くように指示を出し、デッカ-ドはすぐに返事を返す。

 

「それとこれから高町に起こること今の内に説明しておく。アポロン」

 

「ラージャ」

 

なのはの護衛に向う前に俺はアポロンにあるデータをデッカードに送らせる。

 

「・・・!ボス、これは!」

 

アポロンから送られて来たデータを見たデッカードが驚いた声を出し、俺の方を見る。

デッカードに送ったデータはデッカードに言った言葉そのまま、この後この世界で起こることの映像データだ。

 

「今お前が見ているのがこれから起こることだ。正直これを防ぐと色々面倒になるが出来るならやる。だがデッカード、お前の任務は別のことだ」

 

「別?」

 

俺がデッカードに任務内容が別のことであることを告げるとデッカードは軽く首を傾げる。

 

「この世界に介入してくる奴ら、MSや怪人達が高町を襲ってくる可能性も十分にあるし、原作と異なった場所での攻撃、あらゆるイレギュラーにいつでも対処出来るようにしておきたい。お前の任務は万が一に備えそのイレギュラーから高町を護ることだ。いいな?」

 

「分かった」

 

俺が1番心配していることはアースラ、時の庭園の時のようなリボンズ達による襲撃、それにさっきのように原作と異なったことが起こること。

その事態に早く対応、もしくは対応するまでの間の時間稼ぎが必要だ。

そのための保険と防衛役して俺はデッカードを召喚した。

任務内容を伝えるとデッカードは頷いて返事を返す。

 

「では今見せたデータ以外のことが起きれば直ぐに連絡をくれ。頼むぞ」

 

「了解!チェェンジ!」

 

イレギュラーが発生した際にはすぐに連絡するようデッカードに頼み、返事を返したデッカードはビークル形態であるパトカーにシステムチェンジをしてなのはの所に向って行った。

 

「よし。ヴィータ組、いくぞ!」

 

「「はい!」」

 

「ガオォォォッ!」

 

「おう!」

 

『SUPPORT MECHANIC RIDE!GUR!』

 

「よっと!」

 

「「「システムチェェェンジッ!」」」

 

全ての準備を整え、ヴィータ以外の全部隊を見送って俺も同行するヴィータ部隊もようやく行動を開始。

行動開始と同時にカードを取り出してドライバーに入れてトリガーを引く。

SFSのグゥルを召喚し、そのグゥルに俺は飛び乗る。

俺がグゥルに乗るとゴルディーマーグ、光竜、闇竜はシステムチェンジを行いビークル形態に変形する。

ゴルディーマーグ達のシステムチェンジ完了を確認して俺とギャレオンは空からゴルディーマーグ達は地上からヴィータの所に向う。

 

フェイトSide

さっきのなのはを襲い、健悟と戦っていたあの子を保護しようとした時、あの子も仲間である剣のデバイスを持った人に攻撃を受けた。

今はリカバリーしているけど先程バルデッシュを斬られた。

あの剣士は・・・ううん、あの人達は皆強い。

あの人達がどんな目的でなのはを襲ったのかは分からないけど、今は怪我をしてるなのはを連れてここから脱出するのが最優先。

そのためにもアルフとユーノが結界の破壊と転送の準備が整うまで時間を稼がないと。

それに多分もう少ししたらきっと健悟が駆けつけてくれる。

そう思いながら私は剣士に向って行き、バルディッシュを振るう。

バルディッシュを振ると剣士もデバイスを振り下ろしてくる。

 

「ぐぅううっ!」

 

バルディッシュと剣士のデバイスと鍔迫り合い、押し返されて距離を空ける。

 

<Photon Lancer>

 

距離を取れるとバルディッシュがフォトンランサーを発動させてくれる。

私の周りにフォトンランサーが4つ出現する。

 

「レヴァンティン、私の甲冑を」

 

<Panzergeist!>

 

「撃ち抜け!ファイヤ!」

 

私は剣士に向ってフォトンランサーを放った。

でも剣士はフォトンランサーが迫っているのにも関わらず動こうとせず、更に目を瞑った。

フォトンランサーが剣士に命中するが剣士はダメージを受けていない!

 

「あ・・・!」

 

「魔導師にしては悪くないセンスだ。だが、ベルカの騎士に1対1で挑むには・・・まだ足りん!」

 

剣士がデバイスを構え、動き出すと姿が見えなくなり身構える。

そしてあれ程離れていたのに一気に接近されデバイスで斬りかかってくる。

 

「ぐぅううっ!」

 

「はあああっ!」

 

バルディッシュを前に出してディフェンサーで防ぐけどディフェンサーがもったのはほんの少しだけ。

ディフェンサーを突破したデバイスの刃をバルディッシュで受け止め、弾かれる。

 

「レヴァンティン、叩き切れ!」

 

〈Jawohl!〉

 

剣士の言葉にデバイスは返事を返し、デバイスの刀身が炎に包まれる。

剣士のデバイスをまたバルディッシュで防ごうとした時、私と剣士の間を上から何かが通りすぎる。

 

「!!」

 

突然何かが通り過ぎると剣士は動きを止めてすぐに後ろに下がった。

 

「何!?」

 

剣士が上を見上げ、私も上を見上げる。

上を見るとすみれ色の飛行機なようなものがこちらに向ってくる。

すると向ってきていた機体が人の形に変形した。

 

「なんだと!?」

 

「!」

 

突然の変形に私も多少は驚いたけど、あれを始めてみた剣士は凄く驚き、目を大きく見開いている。

私達が驚いている中、変形した機体は左手に持っていた銃を左腰に付けると右手を左腕に伸ばし、左腕から柄を取り出すと柄から青色の剣が展開されて、すみれ色の機体は剣士に向って加速し、剣を振るう。

 

「!?ちっ!」

 

すみれ色の機体が剣士に向かい剣を振るうと剣士は更に驚いた表情をすると舌打ちをしてすぐにデバイスを前に出し、すみれ色の機体の剣を受け止めた。

 

「初めましてだな、守護騎士!」

 

「くっ!何者だ!?」

 

「ユニオンフラッグ、君の存在に心を奪われたMSだ!」

 

鍔迫り合いながらすみれ色の機体は嬉しそうな声で剣士に言うと剣士がすみれ色の機体に何者なのか問う。

剣士の問いにすみれ色の機体、フラッグっていうMSは大きな声で返答する。

身体が細かったからよく分からなかったけどあれもMSなんだ。

にしても最後の方に言ってたあれは一体何を言ってるんだろう?

 

「まさかなぁ。よもや君に出会えようとは、乙女座の私にはセンチメンタリズムな運命を感じられずにはいられない」

 

「な、何を言ってるんだ貴様!」

 

あまりに唐突な台詞に相手は驚き、デバイスでMSの剣を押し返し、後退して距離を取る。

正直私も見ず知らずの人?にいきなりあんなこと言われたら困る。

 

「無事か?フェイト・テスタロッサ」

 

「え?」

 

突然誰かに声を掛けられると私の左右前に今戦っているMSと色が違うMSと身体の部分が所々違うけど前に時の庭園で戦っていた青と白の・・・確かブルーフレームってガンダムに似たガンダムが飛んできて止まる。

 

「あ、貴方達は?」

 

「俺は傭兵部隊サーペントテール所属、ガンダムアストレイブルーフレームセカンドL。呼びにくければセカンドLと呼べばいい」

 

「私はユニオン軍対ガンダム調査隊所属、ユニオンフラッグカスタム。私のことはカスタムフラッグの方が呼びやすいだろう」

 

「同じくユニオン軍所属、ユニオンフラッグだ。私はフラッグで構わない」

 

私がMS達に尋ねるとセカンドL、カスタムフラッグが私の方を向いて、フラッグが相手を見ながらそれぞれの所属と自己紹介をしてくれる。

しかも呼び方まで丁寧に。

それにしてもサーペントテール、ユニオンっていうまた聞いたことがない部隊と軍隊も気になったけどこのセカンドLってガンダムもブルーフレームって名前が付いてるけど前のブルーフレームと何か関係があるのかな?

しかもセカンドLはフラッグと違って傭兵なんだ。

 

「フェニックスの依頼でお前を守りに来た」

 

「健悟の?」

 

「あぁ。それと今は彼の名前ではなく仮面ライダーの名前で呼びたまえ」

 

「どうしてですか?」

 

「君達魔導師の場合は顔までバリアジャケットを展開することが出来ず素顔を晒すが彼はまだ素顔がばれていない。戦場で名前を知られれば敵に探される可能性がある。だからあまり名前を呼ばないほうがいい」

 

「は、はい!」

 

私がカスタムフラッグに健悟の名前でなく仮面ライダーとしての名前で呼ばなければならない理由を尋ねると相手を見たままフラッグが答えてくれた。

 

「任務の内容はフェイト・テスタロッサの支援と防衛。敵は殺さず撤退させる。可能であれば捕獲だ。準備はいいな?」

 

「この私、カスタムフラッグがどこまでガンダム・・・ではなく守護騎士に対抗出来るか。・・・いや、そうする必要があると見た。『望むところだ』と言わせてもらう」

 

「熟知している」

 

セカンドLが健悟指示された内容を確認すると剣士の方を向き、カスタムフラッグもよく分からないことを言いながら剣士の方を向いて左手に持った銃を構え、フラッグは相変わらず剣士を警戒しながら返事を返す。

セカンドL達が戦闘態勢に入り、私もバルディッシュを構える。

 

「君は無理をするな。君も君のデバイスも既にかなりのダメージを負っている。ここは我々に任せてもらおう」

 

私がバルディッシュを構えるとフラッグが私を見るように首を少しだけ動かし、戦おうする私を止めようとする。

 

「でも、あの人はとても強いですよ?」

 

「そんな道理、私の・・・いや、我々の無理でこじ開ける!」

 

私の言葉にカスタムフラッグは力強く言い返してくる。

私は顔を俯かせる。

私は・・・逃げたくない。

まだ戦える、だから逃げたくない。

でもフラッグが言っていることは間違っていない。

正直のところ私とあの剣士とでは力の差はある。

その結果が今の状況、私もバルディッシュもダメージが大きい、ボロボロだ。

出来ればこれ以上バルディッシュに無理をさせたくない。

私が無理に戦えば私を守りに来てくれたセカンドL達の迷惑にもなるし足手まといになかもしれない。

それは分かるけど・・・だけど!

 

「・・・」

 

「・・・いいだろう。戦え」

 

「え?」

 

私が俯いているとそう言ってくれたのはセカンドLだった。

それを聴いた私は顔を上げてセカンドLの方を見る。

 

「何?!」

 

「なんと!」

 

その言葉に私だけでなくカスタムフラッグ、フラッグも驚きながらセカンドLを見る。

 

「お前がそれを望むなら・・・戦え」

 

身体は剣士の方向け、首を捻って私を見ていたセカンドLは身体を私の方に向け、今度は正面から、私を見ながら、私に戦えって言ってくれた。

 

「しかしセカンドL。あの守護騎士とこの少女の戦闘能力には差がある。下手をすれば落とされる」

 

「それに我々の任務は少女の防衛だ。防衛対象を危険に晒すなど」

 

私に戦えって言ってくれるセカンドLに対してカスタムフラッグとフラッグが私を戦わせようとすることに反対している。

 

「確かに防衛が任務だが、彼女を支援することも任務内容に入っている。彼女が戦闘に参加することは問題ないはずだ」

 

「それはそうだが・・・」

 

「・・・」

 

セカンドLの言われてカスタムフラッグは困ったように返し、フラッグが黙ってしまっている。

 

「俺が全力で彼女を支援する。それに、戦いを止めろと言われても彼女が納得しないだろ」

 

「え?」

 

「例え戦闘力に差があっても彼女にはまだ戦う気力が残っている。戦う気力がある限り、負けたとは言えない!」

 

「あっ・・・」

 

私は正直驚いている。

私がまだ戦いたいと、諦めたくないことをセカンドLは見抜いている。

 

「フェイト・テスタロッサ、お前の信念を貫け!」

 

セカンドLが一瞬両目を光らせた。

 

「・・・はい!」

 

セカンドLが言ってくれたことが嬉しくて私は元気な返事を返した。

 

「・・・ふっ、ならば、私も全力で少女を支援しよう。複数戦の場合、力だけが勝敗を分かつ絶対条件ではないさ」

 

「多少強引でなければ、あの守護騎士は口説けない」

 

カスタムフラッグとフラッグがようやく納得してくれると2機とも再びデバイスを構えている剣士の方を向く。

 

「ようやく話し合いは終わったか?」

 

「あぁ。待たせてしまって申し訳ないな守護騎士」

 

デバイスを構えて待っていた剣士は私達が話し終わった直後に私達に話しかけてくるとフラッグが剣士に待たせていたことに謝った。

 

「では・・・ミッション開始!」

 

「「了解した!」」

 

セカンドLがそういうとフラッグが剣を握ったまま正面から剣士に向って行き、カスタムフラッグは銃を構えて剣士に向かいながら上に上昇していく。

 

「先に行けフェイト・テスタロッサ。俺は君の後に続く」

 

「分かりました。・・・・・あの!」

 

「なんだ?」

 

「その・・・私のことは・・・・・フェイトって呼んでもらえません・・・か?」

 

「了解した。いくぞフェイト」

 

「はい!いくよ、バルディッシュ?」

 

<Yes,sir>

 

私はバルディッシュを構え直して先に前に出ると後ろからセカンドLが後ろから付いて来てくれてる音が聞こえる。

私は心の何処かで僅かに安心感を感じながら剣士に向っていく。

 

アルフSide

フェイトの裁判が終わって、やっとゆっくりなのはや健悟達と会えると思っていたのに海鳴で結界が張られて、よく分かんないガキんちょになのはが襲われた。

さっき念話でのフェイトの話では健悟がまた私達が見たことがない仮面ライダーの姿で先になのはを助けてくれたようだけどガキんちょの攻撃を受けて態勢を整えるために今は退いてるみたい。

でも、健悟が助けてくれたけどなのはは怪我をしているらしい。

怪我をしているなのは達を逃がすために空間結界を壊そうずっとやってるけどこの結界、無茶苦茶固い!

 

「うおおおおおおっ!」

 

結界を壊すことを考えているとなのはと健悟を襲ったガキんちょを捕まえた直後にあたしを攻撃してきて、今も戦っているあたしと同じように耳と尻尾が生えている使い魔の男が叫びながらあたしに向ってきて、右腕で殴りかかってくる。

 

「っと!」

 

殴りかかってきた男の拳をあたしは後ろに下がって避ける。

今戦ってるこいつ、戦い方はあたしと近いし、力も結構ある。

早くこいつをなんとかしないと結界を壊すのに集中出来ない!

 

「このぉぉおおおっ!」

 

結界の破壊に集中するために男を倒そうと右腕で男に殴りかかる。

 

「ぬぅうんっ!」

 

「あっ!!」

 

あたしの拳は相手の右手に受け止められ、しっかり掴まれて離れなられない!

 

「でぇぇりゃぁぁあああっ!!」

 

「あああああっ!」

 

男に左の脇腹を蹴られてあたしは地面に向かって頭から斜めに落ちていく。

 

「くっ!」

 

蹴り飛ばされたあたしは跳ばされながら体勢を立て直し、飛行魔法で勢いを抑えて地面に着地する。

 

「くそっ!・・・・・ん?」

 

あたしがまたあいつのとこに飛ぼうとした時、突然緑色の細い光が発生した。

 

「なんだいこれ?・・・なっ!?」

 

いきなり発生した光があたしに近づき、警戒した時、緑の光があたしの身体に絡み付いてきた。

これは光じゃなく糸だった。

 

「ごめんなさいね。ちょっとだけジッとしてて」

 

今戦ってる男とは違う女の声、それもなのはと健悟を襲ったガキんちょとも、フェイトが戦ってたやつでもない別の声が聞こえてあたしは正面を見る。

そこにはこの糸を操ってる女が立っていた。

まだもう1人いたなんて!

 

三人称Side

ザフィーラ攻撃部隊側

現在ゴッドガンダム、シャイニングガンダム、ZZガンダムがフェニックスの命令でアルフの防衛、支援ためにアルフの許に急行している。

 

「ぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

「なんだ!?」

 

「今の悲鳴は・・・。ZZ、何か見えるか?」

 

「コッチでもまだ何も・・・・・ん?いや、チョット待って!」

 

ゴッドガンダム達が向っている方向から悲鳴が聞こえてくる。

悲鳴を聞いてシャイニングガンダムが驚き、ゴッドガンダムは1番遠くが見えやすい上空にいるZZガンダムに尋ね、ZZガンダムは何も見えないと言おうとした時に何かを捉える。

 

「いた!俺達が守れって言われてたアルフって狼。でもやられてる!」

 

「何!?」

 

「なんだと!?」

 

ZZガンダムからの報告を聞き、事前にデータを送られ、閲覧した情報と異なっているためシャイニングガンダムとゴッドガンダムは驚きの声を出す。

 

「それに何かやってるように見える。・・・兎に角先に行きます!」

 

「「おう!」」

 

緊急事態に加え、アルフが何かされているのが見えたZZガンダムはスラスターを噴射、加速して先行する。

 

シャマル、ザフィーラ側

一方、アルフを倒したシャマルとザフィーラは闇の書でアルフのリンカーコアから魔力を蒐集している。

 

「あ!・・・・・敵が近づいてきてる」

 

「シャマル、まだなのか?」

 

その蒐集の最中にシャマルは指に填められているデバイス「クラールヴィント」のセンサーに反応があり、ZZガンダムの接近に気付く。

敵が迫ってることもありザフィーラが周囲を警戒し始め、シャマルに蒐集状況を尋ねる

 

「もう少し・・・」

 

「来たぞ!」

 

シャマルがアルフのリンカーコアからの魔力蒐集完了まであと少しと答えたところでザフィーラが敵を目視で捉え、シャマルに知らせる。

ザフィーラに言われ、シャマルもザフィーラが見ている方角を見るとGフォートレスになったZZガンダムの姿が見えた。

 

「何あれ?飛行機?」

 

「しかし、大きさが小さすぎる」

 

「やめろぉぉぉおおおっ!」

 

自分達に向ってくる物体は見たことが無く、形状からして飛行機かとシャマルは推測するが航空機にしては大きさが違うことをザフィーラが指摘した時、アルフのリンカーコアから魔力を蒐集しているのを見たZZガンダムはザフィーラとシャマルに叫びながらGフォートレスからMSに変形する。

 

「何!?」

 

「変わった!?っというかロボット!?」

 

「そいつから離れろ!」

 

初めて変形を見たザフィーラとシャマルが驚く中、変形したZZガンダムは右手に持っているビームライフル「2連装メガビームライフル (別名 ダブルビームライフル)」をザフィーラとシャマルに発射する。

 

「!!」

 

「やらせん!」

 

いきなりビームを放たれ、シャマルは目を見開き、シャマルを守るためにザフィーラは前に出てシールドを張り、ZZガンダムのビームを防ぐ。

 

「ザフィーラ!」

 

「大丈夫だ。それより蒐集を」

 

「え、えぇ!」

 

「うおおおおおっ!!」

 

心配するがシャマルにザフィーラは支障がないことをいってシャマルに蒐集を続けさせる。

ザフィーラに言われシャマルは蒐集を続け、ザフィーラはZZガンダムに向って行き、右の拳を握り締め、殴りかかる。

 

「うわっ!向ってきた!!んっ!」

 

いきなり向って来たザフィーラに驚くがZZガンダムは左手でザフィーラの拳を掴み、受け止める。

 

「むっ!」

 

右手を防がれたザフィーラは今度は左てで殴りかかるがZZガンダムは右手のダブルビームライフルを捨て、右手で左拳を掴み受け止めた。

 

「パワーならZZだって負けちゃぁいないよ!」

 

「ぬぅっ!」

 

ザフィーラとZZガンダムのパワーは互角、どちらも相手を押し返そうと足に力を入れる。

 

「ザフィーラ、あと反応が2つ来るわ!」

 

「はぁぁぁああああっ!」

 

「!!」

 

シャマルから警告を受けた直後、上から声が聞こえザフィーラは上を見上げる。

ザフィーラが視線を向けるとシャイニングガンダムがザフィーラに向って落下し、拳を振るう。

 

「むっ!」

 

シャイニングガンダムが向って来るとザフィーラはZZガンダムの両手を振り払い、右に跳ぶ。

 

「とぉおおりゃああっ!」

 

「!!」

 

シャイニングガンダムの拳を避けて右に跳ぶと今度は正面からゴッドガンダムがスラスターを噴射して勢い良く向って行き、ザフィーラの顔を狙い右脚でハイキックを繰り出す。

 

「ぬうっ!」

 

ゴッドガンダムのハイキックを左腕で防ぎ、ゴッドガンダムの右脚を押し返し後ろに後退する。

 

「ザフィーラ」

 

ザフィーラが下がると蒐集を終え、閉じた闇の書を持ったシャマルがザフィーラに声を掛ける。

 

「蒐集は?」

 

「終わったわ。それよりもあのロボット達」

 

「ああ。彼らに似ている」

 

シャマルとザフィーラは初めてロボット、ガンダムを見るはずなのだがあまり驚いておらず、寧ろ見慣れているような表情だ。

しかもゴッドガンダム達を見て誰かを思い浮かべている。

 

「シャマル、ここは私に任せて退け」

 

「でもザフィーラ!」

 

「あの者達、只者ではない。お前を守りながら戦うのは厳しい」

 

「・・・・・分かったわ。気をつけて」

 

「ああ」

 

ザフィーラに撤退するように言われ、シャマルは戸惑ったがザフィーラにシャマルを守りながら戦うことが難しいことを告げられるとザフィーラの戦いの妨げになると判断し撤退を開始する。

 

「逃がさん!バァァァルカン!!」

 

「逃がさないかんな!」

 

撤退しようとするシャマルにシャイニングガンダムが「バルカン砲」を放ち、ZZガンダムが背中にある2基のミサイルポッド「21連装ミサイルランチャー」から「AMA-13Sミサイル」を2基合わせて42発発射する。

 

「させん!鋼の軛!!」

 

シャマルの背中に向ってバルカンの弾、ミサイルが飛ぶとザフィーラは鋼の軛を発動させ、道路から鋼の柱がいくつも出現し、バルカンとミサイルを全て防ぐ。

 

「くっ!」

 

「ちぃっ!」

 

「・・・・・」

 

攻撃を防がれたシャイニングガンダム、ZZガンダムはザフィーラを睨み、ザフィーラもまたシャイニグガンダム、ZZガンダムを睨み返し、両拳を握り締め構える。

 

「そこの男!」

 

シャイニングガンダム達が睨み合っているとゴッドガンダムがザフィーラに呼びかける。

 

「俺と貴様で1対1のファイトを申し込む!」

 

「えっ!?」

 

「何!?」

 

ゴッドガンダムの突然のファイトの申し込みにZZガンダム、シャイニングガンダムは驚く。

 

「ファイト・・・だと?」

 

「ようは1対1で戦おうってことだ。あの2機には手出しさせん」

 

「ちょ、ちょっと待ってよゴッドさん!別に戦うことに対して反対しないけど、なんであんたが戦うのさ?俺だって---「止めておけ」---っ。シャイニングさん」

 

ゴッドガンダムが1人だけザフィーラと1対1で戦おうとすることに不服があったZZガンダムが自分も戦おう反論するが途中でシャイニングガンダムに止められる。

 

「先にファイトを申し込んだのはゴッドだ。後から取ろうとするのは許されん」

 

「・・・分かったよ」

 

ゴッドガンダムと同じ世界の機体であり、ファイターであり、ファイトの心得を持つシャイニングガンダム止められたZZガンダムは若干不満そうではあったが受け入れる。

 

「すまんシャイニング、ZZ」

 

「構わん。今言ったように先にファイトを申し込んだのはお前だからな」

 

「頑張ってくれよゴッドさん!」

 

「ああ。さてどうする?俺とのファイトは?」

 

ゴッドガンダムはシャイニングガンダムとZZガンダムに一言謝り、シャイニングガンダムとZZガンダムはゴッドガンダムに声援を送る。

2人の声援に頷き、ゴッドガンダムはザフィーラにファイトの申し込みの答えを聞く。

 

「・・・・・よかろう。受けてたつ」

 

答えを聞かれたザフィーラはゴッドガンダムからのファイトの申し込みを受け入れた。

 

「シャイニング、ファイト開始の合図を頼む」

 

「いいだろ」

 

ザフィーラから答えを聞いたゴッドガンダムはシャイニグガンダムにファイトの合図を頼み、シャイニグガンダムはそれを引き受ける。

 

「それとファイト開始後、お前はあの狼を風龍、雷龍の所まで運べ。ここに置いておいては危険だ」

 

「おう」

 

「ZZ、お前は現状を通信でフェニックスに伝えろ。気を失っている狼について指示を貰え。貰ったらシャイニグ、風龍、雷龍に連絡しろ」

 

「あいよ」

 

ファイトを始める前にゴッドガンダムはシャイニングガンダムとZZガンダムに指示を出す。

それを終えるとゴッドガンダムは身を構え、続いてザフィーラも構える。

 

「では用意はいいな?」

 

「「・・・」」

 

互いに構え、シャイニングガンダムに尋ねられるとゴッドガンダムとザフィーラは無言で頷く。

 

「いくぞ!ガンダムファイトォォオオッ!レディィィイイイイゴォォォオオオオッ!!」

 

「はあああああっ!」

 

「であああああっ!」

 

シャイニングガンダムのファイト開始の合図と共にゴッドガンダムはスラスターを噴射し、ザフィーラは地を蹴って互いに向って行き、互いに右腕を出し、拳をぶつけ合う。

ゴッドガンダムとザフィーラが戦い始めるとシャイニングガンダムは気を失っているアルフを抱かかえ風龍、雷龍の許に向かい、ZZガンダムは通信をし始める。

 

ユーノSide

フェイトとアルフがなのはと健悟と戦っていた相手を捕まえた直後、相手の増援が現れて2人はその人達と戦っている。

負傷したなのはに回復と防御の結界を張ってなのはの守りを固めて僕は一度フェイトのところに向った。

フェイトと話し合って健悟が戻ってきても怪我をしたなのはを放っておけないと撤退することを決め、僕とアルフで結界の破壊と皆の転送をすることになった。

 

「・・・・・」

 

「であっ!」

 

「んっ!」

 

結界の破壊となのは達を逃がすために転送の準備を進めてるとさっきまでなのはと健悟、フェイトと戦っていた相手がデバイスで攻撃してきてラウンドシールドで防ぐ。

ラウンドシールドで防ぐと相手と距離を取った。

それにしてもこの戦っている人達の魔法とこの結界は一体なんだろう。

結界の硬さも術式はミッドチルダの物とは違う。

何処の世界の魔法を使ってるんだ?

・・・いや、相手のことはこの後考えればいい、今はなのは達を逃がさないと。

そう思った僕は転送の準備を進め、準備を整えた。

 

(転送の準備は出来たけど空間結界が破れない。アルフ!)

 

皆の転送準備を整えた僕はアルフに念話を送る。

でもアルフから返事が返ってこない。

 

(アルフ?どうしたの?返事を!)

 

「うらぁああっ!」

 

アルフから返事が返ってこないからもう一度念話を送ってると相手が僕に向ってきてデバイスを振るおうと構える。

僕はラウンドシールドを展開しようと右腕を前に出す。

 

『ATTACK RIDE! BLAST!』

 

振られる相手のデバイスを防ごうとした時、聞き覚えのある電子音声が聴こえると僕の後ろからいくつもの弾が相手に向って飛んでいく。

 

「な、何だ?!」

 

いきなりの攻撃に相手は停まって迫る弾を右にかわした。

 

「スクライア!!」

 

後ろから名前を呼ばれて振り返るとさっきまで別の仮面ライダーになっていて、以前時の庭園で使っていた飛行ユニットに乗った健悟が仮面ライダーフェニックスになって僕の方に向ってくる。

 

 

健悟Side

 

「アルフがやられた!?」

 

グゥルに乗り、ヴィータに向っている途中にZZガンダムから通信が届き、アルフがやられたという報告を受ける。

 

<ああ。今ゴッドさんの指示でシャイニングさんが風龍さんと雷龍さんのところに運んでる>

 

正直混乱している。

確かに原作でもアルフは負傷するがやられるのが早すぎる。

 

<それとあのアルフって狼、敵が持ってた本で何かを吸い取られてたんだ>

 

「本で何かを・・・!!」

 

本で吸い取られていたって、まさかアルフのリンカーコアから魔力を!?

原作でアルフがリンカーコアから魔力を収集されるなんてなかったはずだ。

 

<それで、どうすんの?>

 

俺が混乱しているとZZガンダムが俺に指示を求めてくる。

 

「分かった。ならば風龍と雷竜にアルフを高町のいる所に連れて行くように指示しろ。あそこにはデッカードが向ってるからそこで2人を守らせる。アルフ搬送後、風龍と雷龍は持ち場に戻らせろ。また何かあったらすぐに連絡を」

 

<あいよ>

 

ZZガンダムに支持を出し、何かあった場合はまたすぐに連絡するように伝え、ZZガンダムとの通信を終える。

 

「また俺の知らないことが起こるなんて。俺の記憶が間違っているのか?」

 

「ノー、マスター。私もデータを確認しましたがアルフのリンカーコアが蒐集されるなんて記録はありません」

 

「くそっ!ならなんで・・・・・んっ!」

 

さっきのなのはに続いて俺自身の記憶、アポロンの持っているデータにもないことが次々と起こり、そのせいで戸惑い、苛立っている中、戦っているヴィータとユーノの姿を捉える。

 

「マスター、混乱するお気持ちは察しますが、今はユーノ様の支援を」

 

「分かってるアポロン。色々考えるのは後回し。今は目の前の任務に集中する!」

 

戸惑いと苛立つ気持ちを切り替え、ユーノを援護するためにカードケースからARのカードを取り出しドリバーに入れる。

 

『ATTACK RIDE! BLAST!』

 

俺がフェニックスブラストを放つとユーノに接近していたヴィータは動きを止め、後ろに急速後退してユーノから離れる。

 

「スクライア!」

 

俺が声を掛けるとユーノはこちらを向き、ユーノの隣まで近づき、グゥルを停止させる。

 

「大丈夫か?」

 

「うん。大丈夫」

 

「よかった」

 

ユーノの安全を確認し、俺尾とユーノはヴィータに目線を向ける。

 

「なんだてめぇ。お前もさっきの奴と同じこいつらの仲間か?」

 

「その通りだ。そして俺は『仮面ライダーフェニックス』だ」

 

「今日は訳わかんねぇのばっかり出てきやがる。でも!」

 

ヴィータに尋ねられた俺は素直に答える。

仮面ライダーを見たことがないヴィータはG5に続いて現れた俺に多少混乱と苛立ちながらグラーフアイゼンを振り上げる。

 

「G5って奴と同じようにとっと逃げ帰らせてやる!!」

 

振り上げたグラーフアイゼンを構え、ヴィータは俺とユーノに向って来る。

しかし、その前を何かが横切る。

 

「うわっ!」

 

突然何かが前を横切ったことでヴィータは驚いて動きを止め、目の前を横切った物を見るために首を左に向ける。

ヴィータの前を横切った物、ギャレオンがヴィータを見ながら空中で静止していた。

 

「な、なんだこいつ?!」

 

「グルルルルッ!」

 

見たことがない物を見たヴィータは戸惑い、そんなヴィータを見ながら威嚇するようにギャレオンは唸る。

 

「スクライア、今アルフの援護に向わせた部隊から連絡があった。アルフがやられたそうだ」

 

「アルフが?!」

 

俺がアルフがやられたことを教えるとユーノは驚く。

当然の反応だ。

俺だって驚いてるんだから。

 

「予備部隊として待機させていた風龍と雷龍がアルフを高町のいるところまで搬送している。それと別の勇者ロボを高町の護衛に向わせた。ここは俺達に任せてお前もそいつと一緒に高町の護衛とアルフを診てやってくれ」

 

「で、でも!」

 

「あいつに対しては大丈夫だ。それに防御と回復が得意なお前が護衛についてくれれば俺達も安心して戦える。だから頼む!」

 

「!!・・・・・分かった。僕が必ずなのはとアルフを護るよ!気をつけて!」

 

「おう!」

 

俺はユーノになのはとアルフのことを頼み、ユーノはこの場を俺に託し、なのはとアルフの所に向う。

 

「待て!」

 

ユーノがなのは達の所に向うとヴィータが止めようとユーノを追う。

 

「行かせるか!ギャレオン!ゴルディー!」

 

「ガオォォォッ!!」

 

「おうっ!マーグキャノン!」

 

「!!くそっ!」

 

ヴィータがユーノを追おうとしたので俺はギャレオンと地上にいるゴルディーマーグに叫ぶ。

ギャレオンは前に出てヴィータの進路を塞ぎ、ギャレオンが前に出たためヴィータが動きを止めたところをゴルディーマーグがマーグキャノンを放ち、ヴィータを後退させた。

 

「ギャレオン!フュージョン承認!」

 

「フュゥゥゥジョォォォォン!」

 

ヴィータが下がると俺はギャレオンにフュージョンを承認し、ギャレオンが雄叫びではなく、人の言葉で叫び、変形を始める。

 

「ガイガー!」

 

「なんだあのライオン!変わりやがった!!」

 

ガイガーへの変形が完了すると変形したガイガーを見てヴィータが驚いている。

 

「ガイガー、ガオーマシンを!」

 

「了解!ガオォォォマシンッ!」

 

ガイガーが叫ぶとガイガーに呼ばれ、ビルの影からステルスガオーⅡが現れ、近くの鉄道の線路からライナーガオーが走行し、大通りの地面からドリルガオーが先端のドリルを回転させながら現れる。

 

「な、なんだよ一体!?」

 

「よし!」

 

今度は結界によって無人である街に航空機、新幹線、ドリル戦車が現れたことでヴィータの驚きは更に増す。

全てのガオーマシンが集結したのを確認するとカードケースからカードを取り出し、フェニックスドライバーに入れる。

 

『SYSTEM RIDE! FINAL FUSION!』

 

「ファイナルフュージョン、承認!!」

 

「ラージャ。ファイナルフュージョン、プログラムドライブ!」

 

「よっしゃぁぁああ!!ファイナル!フュゥゥゥジョォォォォンッ!」

 

SRでF.Fを発動させるとガイガーは緑の奔流を放ち電磁嵐の中にドリルガオー、ステルスガオーⅡ、ライナーガオーが入っていく。

電磁嵐からはガイガーとガオーマシンが合体していく音が聴こえてくる。

 

「ガオ!ガイ!ガー!」

 

合体が完了したスターガオガイガーが叫ぶと電磁嵐が散り、スターガオガイガーが姿を現した。

さっきまで大きかったガオーマシンはサイズが小さくなりガイガーと合体している。

一体中でどうなってたのか気になるな。

 

「・・・が・・・合体・・・・・した?」

 

F.Fしたスターガオガイガーを見たヴィータは驚いているのか目を見開き、身体を僅かに震わせていた。

 

「いくぞ!ファントムリング!」

 

あまりの衝撃に未だに動かないヴィータにスターガオガイガーはすぐに動く。

ステルスガオーⅡの右翼に搭載されている輪っか「ファントムリング」がステルスガオーⅡから離れ上昇する。

 

「プラス!」

 

右腕を挙げ、ファントムリングを右腕に通すと右腕が高速回転し始め、ファントムリングが光る。

 

「ブロォォウクン!ファンットムッ!」

 

力強く叫び、ファントムリングを装備することで強化されたブロウクンマグナム「ブロウクンファントム」をヴィータに放つ。

 

「はっ!アイゼン!!」

 

『Ja!』

 

ブロウクンファントムが放たれると唖然としていたヴィータが気づき、グラーフアイゼンを両手で握り構える。

 

「でりゃぁぁあああ!!!」

 

ブロウクンファントムを弾き返そうとグラーフアイゼンを振るい、グラーフアイゼンとブロウクンファントムが激突する!

最初はどっちも互角に思えたがスターガオガイガーのブロウクンファントムが徐々にグラーフアイゼンを押し始めてきた。

 

「!!うわっ!」

 

ブロウクンファントムのパワーに負けたグラーフアイゼンは押し返され、その勢いでヴィータは後ろに後転しながら飛ばされる。

 

「ふんっ!」

 

戻ってきたブロウクンファントムがスターガオガイガーの右上腕部に接続され、スターガオガイガ-はファイティングポーズを取る。

 

「くそっ!なんつぅ威力だよ。っ!!」

 

「おらおらぁ!」

 

ヴィータがブロウクンファントムの威力の高さに戸惑っていると下から砲弾が放たれ、右に回避する。

下の道路ではゴルディーマーグが走りながらヴィータに向ってマーグキャノンを連続で放つ。

 

「ちっ!・・・っ!?」

 

マーグーキャノンを避けるヴィータにフェニックスドライバーを2発撃ち、グゥルに備えられている2基の「6連装ミサイルランチャー」から全弾、計12発のミサイルを発射する。

ヴィータはフェニックスドライバーのエネルギー弾を右に回避するが追尾機能があるミサイルはヴィータを追い続ける。

 

「このっ!!」

 

ヴィータは指の間に小さな鉄球を3つ程出現させて宙に投げ、グラーフアイゼンのハンマーヘッドでその鉄球を叩く。

叩かれた鉄球はミサイルに向って行き、俺が放った全てのミサイルを迎撃する。

今のはヴィータの誘導型射撃魔法である「シュワルベフリーゲン」。

データによれば近接戦闘を得意とするベルカの騎士の中ではあのような射撃魔法を扱えるヴィータは珍しいらしい。

 

「ぜりゃぁぁあ!」

 

ミサイルを迎撃したヴィータはグラ-フアイゼンを構え、スターガオガイガー達を指揮している俺に向ってくる。

ヴィータが近づいてくると俺はカードケースからカードを取り出し、直ぐにドライバーに入れる。

 

『ATTACK RIDE! BARRIER!』

 

「はっ!」

 

「ぐぅっ!」

 

ARでフェニックスバリアーを発動させ、接近して振るったグラーフアイゼンとヴィータを弾き返す。

 

「こいつでいくか!」

 

『MOBILE RIDE!』

 

「変身!」

 

『BUTER GUNDAM!』

 

フェニックスバリアーでヴィータを弾いたことで距離が取れ、今の距離的に有効な攻撃が出来る機体、中、遠距離射撃MS「GAT-X103 バスターガンダム」に変身する。

 

「なっ!変わった!?」

 

「バスター、いくぜ!」

 

俺がバスターに姿を変え、ヴィータが驚いている隙にバックパック左右に装着されている94mm高エネルギー収束火線ライフルと350mmガンランチャーを切り離し、両腰のサブアームを使い両砲を両脇に保持、両手で両砲のグリップを握り、トリガーに指を掛ける。

バスターのセンサーで左脇のライフル、右脇のガンランチャーの照準を合わせ、最初に左のライフルのトリガーを引き、直ぐに右のガンランチャーをトリガーを引く。

ライフルからビームが放たれ、ガンランチャーからは散弾を発射、ヴィータへの砲撃を開始した。

 

 

 

 

後書き

 

ARXー7アーバレスト「いぃぃぃやぁぁぁぁああああっ!!!」

 

健悟「はい、読者の皆様お久しぶりです。主人公の健悟です」

 

アポロン「パートナーのアポロンです」

 

健悟「この度は二ヶ月近く更新が遅れてしまって申し訳ありませんでした」

 

アポロン「心よりお詫び申し上げます」

 

健悟「それに伴い、現在作者をオシオキ中です」

 

ARXー7アーバレスト 「死ぃぃぃぃぬぅぅぅぅ!!」

 

ガンダムヘビーアームズ改EW「遅れたいじょうは見逃せない」

 

ガンダムブルーフレーム フル・ウェポン「ミッション開始」

 

カラミティガンダム「おらおらおらぉ!」

 

ゾルダ「ほら、いくよ?」

 

『FINAL VENT』

 

ガンダムレオパルド「ほらほら、どんどんいくぜぇ」

 

ライガーゼロ (パンツァー装備)「ガオォォォォッ!」(バーニングビッグバン発射)

 

ヴェルデバスターガンダム「許さねぇ。てめぇは許さねぇ!」

 

アポロン「他多数のロボットや現代兵器でオシオキ中です」

 

健悟「ほらほら~、しっかり走れ~」

 

ARXー7アーバレスト 「本当にごめんなさい!!謝るからゆる---」

 

健悟「さて今回の話については俺達から解説を入れていきます」

 

アポロン「今回はついに守護騎士達との本格的な戦闘が開始されましたが」

 

健悟「原作とは異なった状況になってるな」

 

アポロン「正確的には原作とTHE MOVIE 2nd A'sを組み合わせた物です」

 

健悟「ほんとに作者のめちゃくちゃっぷりにはまいるな」

 

アポロン「全くです」

 

健悟「ちなみに今回の話が遅れた理由は内容をいろいろ考えすぎて考えが纏まらなかったに加え書き数が足らなくなったので急遽前編後編に分けることになりました」

 

アポロン「当初の予定では2話でA'sの第2話を終わらせるつもりだったのですがまた増えそうです」

 

健悟「なお、今回は送って頂いたリクエストにお答えしてZZガンダムとシャドウ丸の登場、ゴッドガンダムVSザフィーラをさせていただきました。リクエストを送って頂いたユーザーの皆さんありがとうございます!送っているのにまだ登場してないっと思っているユーザーの方、申し訳ありません!頂いたリクエストの方は登場準備はしていますのでもうしばらくお待ちください」

 

アポロン「申し訳ありません」

 

健悟「ところでシグナムの部隊のメンバーは何故にあの3機?」

 

アポロン「作者の書いたメモによるとセカンドLについてはお馴染みのトーラスさんの小説を読んでセカンドLを出したくてしょうがなかったそうです。フラッグ達は戦闘スタイルもそうですが基本的に台詞を言わせたかったそうです。これは次回でも影響しています」

 

健悟「あの駄目作者め」

 

アポロン「さてマスター今回はこれぐらいにして次回に纏めて作者に聞くとしましょう」

 

健悟「そうだな」

 

アポロン「では今回の次回予告はチョーシンプル。ソード・アート・オンライン風で〆ましょう」

 

健悟「映像もBGMもない、確かにチョーシンプルだったよなあれ。んんっ!次回、少年が望んだ世界と力、第三十八話『守護騎士との戦い!後編』」

 

アポロン「それでは皆様・・・」

 

ARXー7アーバレスト「次回もお楽しみにぃぃぃぃ!!助けてぇぇぇぇ!!!」

 


 
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