No.613836

恋姫 華陀紀行76

Peruさん

本作品は華陀への転生ものです。
【注意事項】
素人の書きなぐりです。
はっきり言って自己満足なだけのものです。
一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。

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2013-08-30 00:20:52 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:1972   閲覧ユーザー数:1831

 

 

 気が付いたんですよ・・・。

 

 

 そしてまた、俺を見て気を失いました・・・。

 

 

 一体何があったんですか!?戻ってきてくれ!!

 

 

 と言うことで、鳳統に活をいれます。

 

 

 二度あることは三度あると言いますし、このループから脱出せねばなりません。

 

 

 背を起こして、後ろから注入!・・・決してエロではありません・・・。

 

 

 目覚めてすぐ俺を見て気を失うのなら、最初に俺を見なければいいわけです。

 

 

 さて、気の巡りが活性化してきました。

 

 

 これで起きましたね。

 

 

 こちらを振り向こうとしています!

 

 

「動くな!」

 

 

「あわわ!」

 

 

 リアルにあわわが聞けました。

 

 

 もう満足です。

 

 

 いや・・・話をしないと、これでは犯罪者です。

 

 

「すまないな。先程からこちらを見て気を失っていたようなので、つい大声をあげてしまった。一度離れるが大丈夫か?」

 

 

 鳳統は首を上下にブンブンと振っています。

 

 

 理解してくれたようで何よりです。

 

 

 一旦、五丈ほど離れます。

 

 

「離れたぞ」

 

 

 その言葉に、鳳統はなにやら下を向き、何やら「いけるはず!」とか「でもゆっくり」とか言って意気込み始めてしばらく・・・ゆっくりこちらを振り向きました。

 

 

 そんなに決心が必要なことでしょうか?

 

 

 

 

 やっと気を失わずに会話ができました。

 

 

 と言うか、被っているのが、編み笠とかフェイントするから鳳統って分からないんですよ。

 

 

 しかも、結局一度こちらを見た後は、編み笠下げて顔隠すし・・・。

 

 

 この頃からこれって癖になってるんですかね?

 

 

 まあ、話ができるだけ、前進したと思いましょう。

 

 

「それで、近くの村に案内して欲しいんだが」

 

 

 自己紹介などを軽く済ませて、さっさと移動です。

 

 

 いつまでも、こんなところで話しているよりも、もっと落ち着くところで話したほうがいいに決まってます。

 

 

「あの・・・その・・・」

 

 

 モジモジするだけで何を言いたいのか不明です。

 

 

 これはこれで可愛いのかもしれませんが・・・。

 

 

「言えない理由があるのか?」

 

 

 村に案内出来ないのでしょうか?俺はやはり危険人物として見られてるってことなのかな?確かに・・・危険かも・・・いやいや!安全安心な医者ですよ!世界の五指に入るくらいの名医です!・・・自称ですが・・・。

 

 

「ごめんなさい・・・」

 

 

 やはり駄目だったのか・・・。

 

 

 離れてこっそりついていくしかないな!

 

 

 これは護るため!そう、護るため!

 

 

 諦めて立とうとしたら続きがありました。

 

 

「脚が・・・動かないです・・・」

 

 

 腰が抜けてるのか・・・。

 

 

 それを先に言ってくれよ・・・。

 

 

 

 

 竹籠を修正して少し頑丈にしました。

 

 

 その上に鳳統を乗せて運んでいます。

 

 

 腰の状態を元には戻したんですが、体力が全くといっていいほど無かったんです。

 

 

 なので、両手で箱ごと持ち抱えています。

 

 

 ある意味お姫様抱っこですね。

 

 

 たまに見える顔は真っ赤になっていました。

 

 

 それにしても、魔女っ子装備はどうしたんでしょうか?服もそうですが、トレードマークのとんがり帽子がありません。

 

 

 鳳統と言えばとんがり帽子でしょう!

 

 

 編み笠なんて許しませんよ!

 

 

 しかし、こう言った姿も新鮮でいいもんですね。

 

 

 もうすぐ目的地に着くらしいです、鳳統の親ってどんな人なんだろう?結構楽しみです。

 

 


 
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