No.604706

北郷外史伝 孫呉の姫と不憫な少女

ユウヤさん

どうも羽生なのです。
作品タイトル、サブまで省略しました。
1日に3連投稿、作者のライフはもう0です。

今回は皆の嫁蓮華登場です。ひとまず連続投稿はここまで。かなりメタくなってきましたが・・・・

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2013-08-03 21:20:40 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:8557   閲覧ユーザー数:6432

  建業  

 

 ???「お姉さま?お姉さま!」

 

 ???「ん~?どしたの~?蓮華」

 

 蓮華「何呑気に昼寝してるんですか?雪蓮お姉さま、冥琳が探していましたよ?」

 

 雪蓮「ん~、もうちょっと夢見てたかったんだけどね~。居心地良かったし。」

 

 蓮華「夢?もしや白く輝く服を着た男の夢ですか?」

 

 雪蓮「そうそう、蓮華も見たの?」

 

 蓮華「はい、とても・・・・とても居心地がいい夢でした。」

 

 雪蓮「そうね・・・・ま、私は死んじゃうんだけどね~(笑」

 

 蓮華「(笑、じゃありません・・・・とにかく、冥琳が待ってます。玉座の間に行ってください。」

 

 雪蓮「分かったわよ~、ぶぅ~」

 

 蓮華「・・・・ふぅ。少し歩こうかしら・・・・」

 

 

  建業 某所 丘の上

 

 蓮華「・・・・ここは・・・・?なぜこんな場所が懐かしいと感じるのかしら・・・」

 

 ???「蓮華さま。このようなところにいらっしゃったのですか!!」

 

 蓮華「思春、どうしたの?」

 

 思春「は・・・・大至急玉座の間に来られたし、とのことです!」

 

 蓮華「どうかしたの?」

 

 思春「は、どうやら孫堅様が何者かの謀りで生死不明と!」

 

 蓮華「!?すぐ行くわ!!」

 

 その後、孫堅は死亡扱いとなり孫呉はばらばらとなり、袁術の計らいで客将としてしばらく身を置く事となる。

  日本某所 京都・・・あたり、うん、たぶん・・・・ 6月前後

 

 一刀「曖昧だな!」

 

 左慈「しかたあるまい・・・・地理は苦手なのだ。下手したら成都の隣に洛陽ありと書いてしまうかも・・・・」

 

 一刀「それは苦手じゃない・・・・・馬鹿なんだ・・・・・」

 

 左慈「言い過ぎかもしれんが・・・・話を進めるぞ?」

 

 一刀「あぁ・・・・」

 

 左慈「俺が銅鏡を盗むのは100%今から三ケ月後だ。その間に色々揃えるぞ。」

 

 一刀「色々?」

 

 左慈「武器、工作用具、向こうで使えそうな知識、やる事は沢山あるぞ。」

 

 一刀「武器・・・・そうか、日本刀か・・・・」

 

 左慈「判ってるじゃないか」

 

 一刀「工作用具はどんなのがいい?」

 

 左慈「そうだな・・・・建築道具なんかいいんじゃないか?それに関わる知識もな」

 

 一刀「知識は・・・・戦術、戦略、それに関する兵装・・・政策の為の知識・・・踏鞴(たたら)場も作れるようにしたほうがいいな・・・・」

 

 左慈「ある程度のものなら持っていける。兵装もある程度こちらで作って持っていけばいい。」

 

 左慈「それと・・・・ずっと言おうと思ったのだが・・・・俺の真名は覚えているよな?」

 

 一刀「雷だろ?どうしたよ?」

 

 左慈「なぜ名前が変更されん?」

 

 一刀「・・・・左慈がいいからじゃ?」

 

 左慈「・・・・・orz」

 

 こうして一刀と左慈は次の外史にむけ準備を開始した。

  幽州 某所

 

 ???「桃香様、桃香様」

 

 桃香「どうしたの?愛紗ちゃん」

 

 愛紗「鈴々が・・・・いません。」

 

 桃香「えぇぇぇぇ!!いきなり?初登場でいきなりこれ!?」

 

 愛紗「初登場?」

 

 桃香「こっちの話だよ・・・・どこではぐれたのかな?」

 

 愛紗「はい、公孫賛殿の城の近くだと思いましたが・・・そのあたりでお兄ちゃん今行くのだ~と聞こえましたが・・・・まさか鈴々だったとは・・・・」

 

 桃香「お兄ちゃん?」

 

 愛紗「何の事でしょうね・・・・・」

 

  京都 某所 6月上旬

 

 

 

 

 

 

 

 の、前に

 

 桃香「あれだけ!?扱いひどくない!?」

 

 ま、桃香だし?

 

 桃香「orz」

 

 気を取り直してどうぞ。

 左慈「なんか親近感わくな。」

 

 一刀「わくな、行くぞ。」

 

 左慈「あぁ、しかしこっちは何かと不便だな・・・」

 

 一刀「ここにきて恨むぞ・・・・銃刀法・・・・」

 

 左慈「向こうで鍛冶屋を探し自分で打つしかないな・・・・」

 

 一刀「それまではこの軍用ナイフで凌ぐか・・・・・」

 

 左慈「なぁ、一刀。」

 

 一刀「何だ?」

 

 左慈「シースナイフなんてどこで手に入れた?」

 

※シースナイフは鞘に入れるタイプのナイフです。

 

 一刀「ゴミ箱に入ってた。アイテムゲット!」

 

 左慈「なんでもありか?」

 

 一刀「いや・・・・武器なしでお前とは戦うの無理じゃね?って意味なんだと思う・・・・」

 

 左慈「なら日本刀ぐらい持たせろと言いたいが、この際なんでもいいか・・・」

 

 ???「一刀はん、玉鋼なら家に在庫ありましたわ。」

 

 一刀「時政おじさん、ありがとうございます。本当に譲ってもらっていいんですか?」

 

 時政「えぇってことですわ。結刀(ゆうと)はんには世話になっとったからなぁ」

 

 一刀「これで玉鋼は結構な数用意できたな。」

 

 左慈「あぁ、次は建築用具だな」

 

 時政「なんや、一刀はんは大工にでもなるんか?」

 

 一刀「あ、いや・・・・俺、昔の建築技術や戦術兵器を実物収集を兼ねて調べてるんですよ。歴史って素晴らしい!!」

 

 時政「ほ~、そうなんか。せやったら牧瀬はんとこに行ったらえぇ。あの人も結刀はんに世話なったお人やから協力してくれはると思いますわ。」

 

 一刀「本当ですか?ありがとうございます。早速行ってきますね。」

 

 その後、時政に牧瀬という人物の住所を教えてもらい何のトラブルもなく建築用具、さらには建築資材まで北郷邸まで輸送してくれるそうだ。一刀曰く、じいちゃんどんな人脈してるんだろう。確実に大物臭がするなぁ・・・・との事

 

 左慈「一刀、一ケ月で予定の5割は揃えられた。文献も問題なく集まった。いい調子だし少し休息を挟もうか。」

 

 一刀「休息といってもすることないぞ?」

 

 左慈「そうだな・・・・他の外史でも見に行ってみるか?お前は特別な存在だ。他の外史にも干渉。改変が出来る。さらに言えば向こうは時間の流れが違うから長時間いてもこちらに影響はない。鍛錬にはもってこいだな(゜∀゜)ニヤニヤ」

 

 一刀「・・・・なんだ?何をニヤニヤと…?」

 

 左慈「なに、お前の事だ。他の外史でもいい感じにジゴロなのだろうなと(笑」

 

 一刀「・・・・50人以上いるのに増やせるわけないだろう?まったく何言ってる事やら。」

 

 左慈「・・・増やさない、その自信はあるんだな??」

 

 一刀「・・・あ、アリマスヨ?」

 

 左慈「・・・・」

 

 一刀「・・・・で、どんな外史だ?」

 

 左慈「お?行く気になったのか?」

 

 一刀「あぁ、行ってみようと思う。」

 

 左慈「渡る外史は二つ、科学と魔術が混在する外史だ」

 

 一刀「・・・・もう一つは?」

 

 左慈「いや、だから、科学と魔術が混在する外史だ」

 

 一刀「いや、それだと二つじゃ」

 

 左慈「どっちもそんな世界だ。」

 

 一刀「たん・・・れん・・・・?」

 

 左慈「結構しんどいぞ?」

 

 一刀「・・・・・・・・ヨシイコウカ?」

 

 左慈「なぜそんなに白い目で見る。しょうがないだろう?引き出しが少ないんだ。」

 

 一刀「おもに作者の?」

 

 左慈「おもに作者の。」

 

 二人「・・・・・はぁ。」

 

 ちなみに、その後一刀は左慈に「かわいい子いっぱい?」と聞いていたのは言うまでもない。

 

 

 ここにきてあとがき

 さてと、第1章のラスボスは左慈君なのでまずは他の外史で修行してもらいましょう。

 メタは多すぎかな?桃香は不憫な少女です。そう言うポジションにいてもらいましょう。

 新しい外史(物語)への旅になりますが、ここにきて一刀君のチート設定をかませます。ほかの作品様のようなとんでもないチート能力ですが、許してくださいませm(_ _)m

 

 


 
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