No.579437

超・次元R大戦 第一章 第二話 「出会い、そしてビンタ?」

峰・麗蘭さん

皆さん、お待たせしました? 第2話です。
少し?長いけど、見ていってください~

2013-05-23 20:49:12 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:305   閲覧ユーザー数:305

前回、自分を追い掛け回したガラの悪い人達を間接的にとはいえ、助けてくれた感謝を言いたいと思うが・・・

「なんで、降りてこないの~?!」

そのとうり、かれこれ一時間は降りてこない。

「まさか・・・死んだの?」 

と、内心ビクビクしながらも機体を見上げていると、人型機が跪き、前屈みの状態でコクピット(胸元)が開き中から一人の男が降りてきた。

「ふぁ~眠!」

降りてきた男はまるで徹夜明けの仕事をしたような、眠そうな顔をしていた。

「あっ、あの~さっきは助けてくれてありがとうございます。」 

ミサリアは正直、「こんなのに助けられたのか?」と一瞬、不満的な思いながらも感謝の言葉を出すと、

「???何のこと?」 

男はどうやら、自分がミサリアを助けたことに気づいていなかったようで、いきなりの感謝の言葉はまさに寝耳に水だったようだ。

「ええっと、あなたがさっき撃墜したファルザスの破片で、私を追い掛け回した男達が死んだのよ」

 どうやら、目の前の男は、自分が何故御礼を言われてるのかわかってないようなので、状況を説明すると・・・

「ふ~ん、じゃあ金よこせよ。」

「!?」

お礼を申した瞬間、男はこともあろうかミサリアに謝礼金を要求しだした。

それも、ジョークを言ってるような顔ではなく、真面目な顔である。

「はぁ、はぁ~?何言ってるの?タダに決まってるじゃない。」 

あまりにも、非常識な男の要求に一瞬驚いたが、すぐに拒否の言葉を出すミサリア。

それはそうである。いくら命の恩人とは言え、元々は偶然であり、下手をすれば自分を巻き込んでたと思うと、そういう要求にははっきりNOと言う。ミサリアはそういうせいかくである。

「はぁ~?命を助けたんだからそれぐらい当然だろう?それに奴らオマエを捕まえて金をテメエの両親から貰う為に追い掛け回したんだろ?」 

「違うわよ。奴らの目的は私の美貌と私の頭脳よ。」

「美貌ってたんなる胸がでかい・・・」 

バシ!ミサリアの強烈なビンタが綺麗に顔にヒットした。 

「命の恩人に・・・それは無いんじゃない?・・・」

「やかましい!・・・ってなにあれ?」 

「うん?あれは・・・戦車型が二機と・・・たぶん量産タイプの人型が三機だと思う。」

遠くから砂埃を巻き上げながら、キャタピラ音を鳴らしながら来る機体の上を、左右の腕に大きな手甲が特徴の機体が空を飛んでいた。

「あれは・・・フェルムトゥルトゥラとラルバレイドね・・・」

「は?フェルムラムル?」

どうやら、男はフェルムトゥルトゥラを上手く言えなくて舌を噛んだようで、ものすごく嫌な顔している男

「ちがう!フェルムトゥルトゥラ、戦車型の機体の方の名前よ!」

言えてない事についてのツッコミに対しても、男は嫌な顔(先程の1.3倍)

をしたが、

「ふぅ~ん、結構、良さそうなデザインだな」

フェルムトゥルトゥラの機体のデザインが思いの他、好みのデザインだったらしく、

少しだけ、機嫌を良くしたようだ。

「ちょと、なに呑気な事言ってるの?早く逃げなさいよ!」 

「逃げる?何故?」

「あんた、まさか・・・」 

ミサリアは正直、不安だった。この男は確実に非常識なことを考えてる。

自分の身を守るには逃げるべきか?この男を利用して今目の前に来てる敵を撃ってもらうか?ミサリアが苦渋の決断をしようとした時!

「折角奴らの新型機を分捕ったんだからね~」 

と言いながらミサリアを無視してコクピットに乗る男。 

「さぁ~て、いっちょ行きますか♪」とバルランスを起動させる男。 

機体に乗り込み、バルランスを起動せる男

「まずはラルバレイドからいくぜ!」 

とバルランスのブースターにエネルギーを回して、猛スピードでラルバレイドに近づく。 

「くっ、早い。ボルトナックルのセットが・・・」 

「遅いんだよ!」 

普通ではない行動にあわてたラルバレイドのパイロットは、機体の最大の武器とも言える、

ボルトナックル(両腕の手甲の先にある2つの突起物の間に高電圧を充電して相手にぶつける技)の準備が間に合わず、バルランスがそのスキを逃がさず、右手にエネルギーを収束する。しかし、

「くらえ、S-RINKパァァァァ・・・ギャアー」 

右手にエネルギーを収束したものをぶつけようとしたとき、

フェルムトゥルトゥラ二機の両肩についているリニアカノン砲がバルランスにヒットした。 

「フン、さすが新型のバルランス。これぐらいじゃ、沈まんか~」 

「これで、沈んだらベルド隊の全滅はなかったぜ~」 

「ああ、そのおかげで奴らの尻拭いをする羽目になったしよ~」 

「まったくだ・・・」

どうやら、 あらかじめ作戦を立ててから襲撃をしたらしく、ラルバレイドが攻撃を仕掛け、フェルムトゥルトゥラがバルランスの動きを止める作戦だったようだ。

「くっそ~」

「そんなんじゃあ、ダメよ。」 

「???だれだ!?」

突如、通信機越しではなく、生の肉声に思わず焦り出す男。 

「わ・た・し♪」 

男は慌ててヘルメットを外し、コクピット内を探すと、意外にも座席の後ろに体育座りで座りながら、ハンディタイプのPCを見ていたミサリアがいた。

「おまえ、さっきの女?どうして・・・?」

「この機体二つ搭乗口があるのよ。気付かなかった?」 

「マジで?!」 

組織から、盗んだばかりの機体のせいか、自分でもドキッとしながらでも、ミサリアに意見を求めると、

「とにかくフェルムトゥルトゥラを先に・・・」 

「OK♪じゃあ、突撃ぃぃぃぃ!」 

「あっ、馬鹿・・・」 

バルランスがフェルムトゥルトゥラに殴りかかる瞬間、 

「そうはさせないぜ~」

とラルバレイドが体当たりしてきた。 

「くっ、」

ひるんだバルランスにさらに追い討ちを掛けるように残り二機のラルバレイドが襲う。

「くらぇぇぇボルトクラァァァシュ!」

二機が前後に回りこんで殴る。しかし、 

「S-RINKバリアァァァ!」

間一髪、バリアーを展開しどうにか防ぎきった。 

「もう、馬鹿!死ぬかと思ったじゃない!」  

「うるせぇぇぇ!」

「いい、まず二時の方向にミサイル撃って!」

「二時の方向って・・・あの二機フェルムトゥルトゥラの間じゃないか!」

「いいから、早く!」

ミサリアの指示に頭では理解できなくても、直感で従うべきだと判断をした男は、

「NA弾(ナパームホーミング)発射!」

男は支持通り放ったNA弾は二機の間にヒットした。すると、

「・・・!?」

「・・・!?」

「・・・!?」

「んな、馬鹿な・・・」

「キャーやった♪」

そう、NA弾の爆風の影響で二機のフェルムトゥルトゥラが横転したのだ。

「くそう、野郎どもトライデントアタックだ」

「OK!」

「了解!」

ラルバレイドが三方向に回り、ボルトクラッシュの用意をしている。

「早く避けるなり、落すなりなんかしてよ~」

「嫌、このままだ。」

「おっ、観念したな・・・野郎ども一気にいくぜ!」

「「おう!」」

三機のボルトクラッシュをぶつける瞬間、「今だ!」

垂直急上昇するバルランス。

「「「なにぃぃぃ、ギャアー」」」

勢いが止まらず、お互いボルトクラッシュのがぶつかり合い爆発した。

「すごい・・・」

「なっ?良かっただろ?」

「えっ?ええ・・・」

自分の想像外の動きに唖然としたミサリア。あの場面で、あの判断とそれを実行させるだけの実力に男の正体に模索をしようと思ったが、そんなにパイロットのことを知らないことに気づいて、ミサリアは考えるのを止めた。

「さて、そこのドン亀二機、そのまま、機体から降りて、逃げるなら命は、助けるけど?」

「くっそぉぉぉ逃げるぞ~」

「覚えていろ、お前らはもう組織のブラックリストに乗っているからな、覚悟しろよ~」

男の呼びかけに、敵パイロットは逃げながらも、しっかりとよくある捨て台詞を吐いてどこかに駆けていった。

「覚悟って・・・逃げながら言ってもね~」

「様に成らないわね~」

「あぁ、そうだな。」

あまりの、想像内の台詞にかえって、呆れて場が冷めて、ふと自分の名前を相手に名乗ってないし相手の名前を聞いてないことに気づいて、

「そう言えば、あなた名前は?私はミサリア。ミサって呼んで♪年はピチピチの17歳よ♪」

「俺は、ベルマリン。年は多分お前とおなじだよ。ベルと呼んでくれ。」

・・・続く。

反省文(と書いて、後書き)

 

皆さん、初めまして。このような形で皆さんにご挨拶をするのは、初めてですね。

 

今回、自己反省点としては、

①更新が遅い

②文が拙い

③設定が解らない

かと、思います。

 

①については、私の怠慢としか言い様がないですね(^^;)

出来る限り、早く仕上げるように頑張ります。

 

②については、諦めて下さい。現時点ではこれが限界です。

③については現在、時代設定などを製作中です。もうしばらくお待ちください。

 

以上、かな?今のところの問題点は?

他にも、ご意見があれば、どしどし書いてください。

 

では、今回はここまで。

また、次回お会い出来たら会いましょう。それでは。

 


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
1
0

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択