No.549177

.hack//SAO アインクラット編第二話

十六夜さん

SAOにハセヲがお邪魔します!な小説。
展開が強引・・・?
申し訳ない!
完全に作者の技量不足ですorz

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2013-02-27 03:21:18 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:2291   閲覧ユーザー数:2250

「初めて……名前で呼んでくれたわね」

――『The World』“第七相「復讐するもの」”碑文使いPCパイ――

 

今日は、待ちに待った日だ。

《ソードアート・オンライン》の正式サービス開始の日。

今日の午後1時には俺は《完全ダイブ》型のVRMMORPGの世界に入る。

       ・・

そう、文字道理入るのだ。

今回のインターフェースは従来の《FMD》ではなく《ナーヴァギア》と言う使用者の脳そのものに直接接続する物を使用する。

これを使うユーザーは五感全てで世界を感じる。

        ヴァーチャルリアリティ

つまり、完全なる《仮想現実》の実現ってワケだ。

 

(…って、コレはパイの受け売りだが)

 

俺はここしばらくネトゲーからは遠ざかっていたし、《完全ダイブ》のマシンに触るのは今回が初。

説明を一通り受けてはみたが、実際に体験してみねぇと一概には言えないだろう。

まぁ、何にせよスゲーってことだな。

 

「三崎君?…準備は出来ているようね」

 

《ナーヴァギア》をセットする台の奥からパイが現れた。

 

「あぁ。チョット前まではあんまり実感なかったが、いざこの場に立ってみると結構興奮するのな」

 

「フフッ…やっぱりアナタはネットゲーマーなのね」

 

さも可笑しいと言いたげなパイに一睨み利かせると、

 

「んじゃ、被るとしますかね」

 

《ナーヴァギア》を頭に被る。

頭をすっぽりと覆うインターフェイス越しにパイに視線を向ける。

俺の視線を受けパイは一度頷き、

 

「良い?三崎君。アナタにはこの後《ソードアート・オンライン》をプレイしてもらうわ。それで、夕方…そうね、夕方5時には一旦ログアウトして頂戴。中の様子を教えてもらうわ」

 

「へいへい。…俺は普通にプレイしてれば良いんだな?」

 

「そうよ。ただの一プレイヤーとして遊んでくれて構わないわ」

 

そんな説明をするパイに、俺はここ1週間気になってたことを尋ねることにする。

 

「そうか…それにしても佐伯サン。いくら次世代のネットゲームだからとは言え、アンタがこのゲームに拘る理由は何だ?」

 

「…。何の話かしら?」

 

「惚けるのはナシだぜ…いくらなんでも不自然だろ?」

 

騙される気はない。

そんな意思を込めてパイを見つめていると、根負けしたように溜息を吐き、

 

「…ハァ。まったく、黙って行ってくれれば良かったんだけれど」

 

肩を竦めながらそんなことをのたまうこの女。

ったく、俺がそんなアマちゃんだと思ってるのかよ。

 

「機密も含んでるから詳細は教えられないわ。ただし、コレはアナタにも関係する事なのよ」

 

「…?俺にも?」

 

「そうよ。《ソードアート・オンライン》このゲームに『The World』《ブラックボックス》が使われた可能性が在るの」

 

「…!!!………つまり碑文やらナンやらがって事か?」

 

「…えぇ。だからアナタがこのゲームに入れば何かが起こる可能性が在るの。碑文使いであったアナタが入れば恐らく」

 

この女とんでもねーな。

そんな重要情報黙ったまんま俺を逝かせようとしてたのか。

 

「…ゴメンナサイ。かなり高度な機密だからおいそれと話せなかったのよ」

 

流石にバツが悪そうにするパイ。

まぁ、確かに碑文の影響で産まれた反存在《クビア》によって、ネットの世界全てが滅ぼされかけた上に、原発事故やらナンやらリアルにも色々影響があったしな。

そんな事象の鍵を握る『fragment』即ち、ハロルド・ヒューイックの《ブラックボックス》が他のゲームに使われた等と言う事は言えねぇだろーな。

 

「しっかし、俺には一言くらいあっても良かったんじゃねーの?」

 

「悪かったわよ。…確かにアナタには先に言って置くべきだったわね」

 

「ま、入る前には聞けたから良しとしとくか。どっちにしても《ブラックボックス》は誰にも解析出来なかったハズだしな。悪用される心配は少ねーだろ」

 

「AIDAの件もあるから一概には言えないけれど…それを確認する事も含めてのお仕事よ」

 

「体の良いイケニエって感じか…?まぁ、受けたからにはやるけどな」

 

「頼んだわよ…ハセヲ」

 

パイが俺を見る視線。

それを感じて…昔、クビアに戦いを挑んだ頃を思い出す。

あの頃の仲間、皆がこんな眼で俺を見ていたことを。

 

「………時間よ」

 

パイの言葉に《ナーヴァギア》のディスプレイ端に映る時刻を見る。

 

―――12:59

 

(やるだけやってやるさ…)

 

―――13:00

 

「《リンク・スタート》」

 

こうして俺は渦中に飛び込んだワケだ。

 


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