No.517230

新製版 貴方の意志を受け継いで 本編1話

本編です。どうぞ。

2012-12-10 22:47:09 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:2065   閲覧ユーザー数:1735

ヒューーーー

 

ドゴーンッ

 

皆刀「痛・・・ここは・・・ドコ?」

 

涼美「三国志の世界でしょうね。私が生まれた地でもありますね。」

 

雨林「近くの邑で情報集めね。」

 

???「貴方達はもしかして、天の御使い様?」

 

皆刀「えっと・・・誰ですか?」

 

司馬師「申し遅れました。

 

私は司馬 名が師 字は子元と申します。」

 

9人『司馬師!!』

 

司馬師「えっえっ!」

 

皆刀「ごっごめん。天の御使いってどう言・・・」

 

月音「ええ、私たちが天の御使いよ。

 

ここから違う時代から来たの。余は天からきたの。」

 

司馬師「やっぱりそうでしたか!

 

私は噂を聞いて探していました。」

 

涼美「今漢王朝?」

 

司馬師「いえ、漢王朝はもうとっくに無いですよ?

 

今は魏、呉、蜀、北の4大勢力で再び群雄割拠の時代が

 

来ようとしています。」

 

涼美「では、次に・・・国は誰が収めていますか?」

 

司馬師「魏は曹不、呉では孫登、蜀では劉禅になります。そして、

 

我が君主の公孫賛様です。現在北郷軍の継承者です。」

 

月音「あちゃー歴史がかなり曲がっているね。」

 

涼美「なら、天の御使いの話は?」

 

司馬師「ええ。管路と言う占い師が再び天の御使い一行が

 

降り立つと言う情報を聞いたんで探していたんです。」

 

涼美「再びとは?」

 

司馬師「ええ、私の一族から聞いた話ですけど、

 

天の御使いは天へと将を引き連れて帰ったと。

 

その中の1人が私のおばにあたる、司馬懿です。」

 

皆刀「(月音姉、司馬師って司馬懿の子供じゃなかった?)」

 

月音「(そのはずだけど・・・司馬師になるなら、

 

七海が司馬師になるはずだよ。)」

 

威瑠亜「(確かにおかしいわね・・・

 

月音さん、どうしようか・・・)」

 

月音「(皆刀!貴方が決めなさい。

 

これは貴方の物語よ)」

 

涼美「なるほど。では、私の名前は北郷涼美と申します。

 

こっちでは、郭嘉の娘になりますね。」

 

皆刀「北郷皆刀。俺はお父さんと似てるから

 

この顔が昔、天の御使いと呼ばれてた顔って事になるね。」

 

雨林「私は北郷雨林といいます。」

 

愛乃「私は三中愛乃です。」

 

月音「そして、この中で上の姉で、

 

娘にして、お父さんの妻の北郷月音って言うんだ」

 

司馬師「!!月音・・・知ってます!北郷の突撃の将!

 

貴方が!・・・なら、私も先に真名を授けます。

 

私は千里と申します。」

 

月音「よろしくね。」

 

達也「俺は皆刀の親友の金子達也だ。」

 

威瑠亜「私は早乙女威瑠亜。」

 

瑠梨「水無月瑠梨です。」

 

心「・・・北郷心」

 

司馬師「!!北郷恋さんの娘まで!!

 

ありがとうございます!神様!」

 

音々「ねねも忘れてもらっては困りますぞ!」

 

9人『いたの!』

 

音々「OTZ」

 

月音「後さ、漢王朝時代から生きている人って居る?

 

それと、あの時代から何年立ってる?」

 

千里「そうですね・・・北郷軍の生き残りとして、意志を継いでいる

 

孫尚香さんと公孫賛様、呂蒙さん、荀彧さん、徐晃さん、許褚さん

 

暦さん、周泰さんくらいですね。あれから、13年は経っています。

 

公孫賛様から至急探す様に言われたので。」

 

月音「他の人は転生した可能性があるね。(何か引っかかるな・・・)」

 

威瑠亜「だね。」

 

千里「では、現在洛陽に居ますでの行きましょう。」

 

貂蝉「それとね・・・」

 

千里「!化物ーーー」

 

バタンッ

 

月音「まあ、そうだわな~」

 

貂蝉「ひっひどい!」

 

月音「それで?」

 

貂蝉「そうそう、威瑠亜ちゃん、貴方の力を戻すわ。

 

その変わり、ここの外史だけしか使えないわん」

 

威瑠亜「ホント!」

 

貂蝉「ええ、目を閉じて・・・フンッ」

 

ピカーン

 

威瑠亜「力がみなぎってくる!

 

って事だから、月音さん私も武将として頑張るわ」

 

月音「おお~ありがたいね~」

 

貂蝉「それと、私は徐進を探って見るわん」

 

月音「任せたよ。」

 

貂蝉は直ぐに消えた。

 

しばらくして、千里が起き上がり、・・・洛陽へ

 

 

 

洛陽王座の間

 

白蓮「戻ってきてくれてよかった::!」

 

ぎゅっ

 

月音「痛いって!」

 

白蓮「すっすまんっ」

 

京「久しぶりだな月音。星は元気?」

 

月音「元気だよ~子供も出来て、

 

向こうに馴染んでるよ。」

 

京「そうかw」

 

尚香「私は孫尚香。ちなみにもう呉の人間じゃないからね。

 

シャオって呼んでね」

 

月音「どう言う事?」

 

呂蒙「それは、私から話しましょう・・・天の御使い様が消え

 

また、群雄の時代が来ました。孫権様は

 

北郷軍の意志を受け継ぎ立ち向かわれたのですが・・・

 

他にも、蜀から劉備さん、関羽さん孔明さん張飛さん

 

馬超さん、馬岱さん、黄忠さん、厳顔さん、魏延さん

 

呉からは、冥琳様、穏様、祭様、思春様

 

魏からは、典韋さん、李典さん、于禁さん

 

楽進さんや色々居ましたけど・・・」

 

月音「戦死・・・でいいんだよね・・・

 

ごめんね・・・」

 

呂蒙「いえ!月音様は悪くないです!

 

それに、今は北郷軍の呂蒙です。

 

亞莎とお呼び下さい。」

 

周泰「私は周泰と申します。

 

明命とお呼び下さい。」

 

荀彧「華琳様!・・・じゃないわね・・・」

 

雨林「華琳は私のお母様ですけど?」

 

荀彧「!!では、貴方は華琳様と御使い様の子供!」

 

雨林「ええ。幸せに暮らしているわ」

 

荀彧「そう・・・よかった・・・

 

私は荀彧、桂花でいいわ」

 

暦「・・・ほう・・・あの男に似ているな・・・

 

暦だ、よろしく。」

 

白蓮「では、手はず通り。」

 

一同は臣下礼を取る。

 

皆刀「え?」

 

白蓮「我が王となり、もう一度

 

統一を目指して欲しいのです。」

 

月音「皆刀」

 

皆刀「わかりま・・・分かった。

 

お父さんみたいにうまくできるかわからないけど・・・

 

頑張ります。」

 

月音「それとね、孫権さんとか皆は・・・天の国に転生

 

・・・すなわち、生まれ変わってるから」

 

呂蒙「よかった・・・」

 

シャオ「うん・・・」

 

桂花「じゃあ、早速で悪いんだけど、

 

今の状況を説明するわね。現在、北郷軍は五胡と合併しています。

 

北郷軍に反した人達が魏、呉、蜀の連中です。

 

勢力では現在トップですが、向こうは同盟を

 

組んでいる状況です。」

 

涼美「なるほど・・・連合軍を潰せば良いと。」

 

桂花「ええ、なんとか耐えてるけど・・・

 

正直、厳しい状況よ。でも、あなた達が来たおかげで

 

持ち直せそだわ。」

 

涼美「なら、今すぐ北郷軍の勢力に通達した方がいいですね。」

 

桂花「そうね。それと、うちで集めれるのが、精々50万前後よ」

 

涼美「それなら、行けますね。」

 

亞莎「現在、呉が戦の準備をしているとの事です。」

 

皆刀「なるほどな・・・じゃあ、直ぐに部隊編成して」

 

亞莎「御意」

 

皆刀「桂花さんは何としても情報を。

 

特に・・・魏の」

 

桂花「御意」

 

皆刀「後の皆は部隊編成後、調練でいいかな?」

 

月音「なかなか、様になってきてるよ~」

 

達也「輝いて見えるぞ・・・」

 

月音「まあ、あたしと、心が居るし、

 

大丈夫でしょ。ちなみに、あたし達も

 

子供いますので~」

 

心「・・・で~」

 

瑠梨「誰に話してるんですか?」

 

月音「誰だろうね~」

 

皆刀「ここが修羅場だと思う。えっと・・・

 

気張って行こう!」

 

その時

 

???「聞こえるか?」

 

皆刀「!!!お父さん!!!」

 

月音「おっとうの声?」

 

一刀「聞こえてるな。すまんな。

 

こっちでも忙しくてな。ちなみに、

 

管路の力で心に話しかけている。

 

京、白蓮、暦、桂花 久しぶりだな。」

 

4人は涙を流した。

 

一刀「それと、こっちからはそっちが見えてるからな~」

 

月音「盗撮マニア?」

 

一刀「ちゃうわい!」

 

白蓮「間違いない!一刀の喋り方だ!

 

ううう・・・私!頑張ったぞ!」

 

一刀「ああ・・・済まないな・・・

 

よく頑張った!」

 

白蓮「うんうん!」

 

一刀「京も、桂花も、暦もな」

 

暦「ああ!お前の国を潰させてたまるか!」

 

華琳「桂花?居るのね」

 

桂花はさらに涙を流した。

 

桂花「私も!頑張りました!」

 

華琳「ええ。それと、鏡はあるわね?

 

それで、あなた達も転生できるらしいから・・・

 

今度は主従じゃなく、友達として会いましょう。

 

それと、皆刀達をよろしくね。

 

私の可愛い息子と娘だから。」

 

桂花「グスンっ・・・はっ!必ず皆刀様達を

 

お守りして見せます!」

 

華琳「頼むわね。」

 

星「京。強くなったな。」

 

京「ああ!もちろんだ!お前を倒すまで、あっちは

 

死なない!」

 

星「それでよい!・・・頑張れよ」

 

京「任せておけ!北郷ふぁみりーの生き残りとして、

 

意志を受け継ぐさ!」

 

星「ふっ。また会おう」

 

潤香「暦~」

 

暦「潤香様!・・・ご無事で・・・」

 

潤香「無事も無事よ~子供も出来たし、

 

貴方も早く天下統一してこっちにいらっしゃい。」

 

暦「無論行きますとも。」

 

潤香「貴方に預けたわよ!私の意志!」

 

暦「はっ!」

 

一刀「と、言う事だ・・・俺らは

 

こっちでやらなきゃいけない事が出来たから

 

そっちに行けないが・・・助けが居る様なら、

 

俺を呼べ、必ず助けに行ってやる。」

 

一同『はっ!』

 

一刀「いい返事だ!・・・そろそろ限界だから切るな・・・

 

見てるからな。頑張れよ!我が軍・・・我が息子よ。」

 

そして、一同は改めて意思を固めたのだった、平和な世界を作る為に。

 


 
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