No.517196

劇小説版 貴方と人生を共に 北郷一刀抹殺指令

劇場版もとい、劇小説版です。

2012-12-10 21:54:43 投稿 / 全18ページ    総閲覧数:2843   閲覧ユーザー数:2504

       劇版小説 貴方と人生を共に~北郷一刀抹殺指令~

 

 

 

北郷邸

 

華琳「一刀、朝よ。」

 

一刀「・・・ん~・・・zzzz」

 

月「ご主人様、起きて下さい。」

 

一刀「後5分・・・」

 

華琳「・・・月」

 

月「はいっ」

 

2人は布団を掴んだ。

 

バサッ

 

一刀「うわっ!」

 

ドンッ

 

一刀はそのまま床に叩きつけられた。

 

華琳「目覚めた?」

 

一刀「うん、はっきりと」

 

月「お着替え用意しました。」

 

一刀「ありがとう~月。」

 

一刀は着替えを済ませた。

 

一刀「じゃあ、行こうか。」

 

リビング

 

秋蘭「おはようございます。」

 

一刀「おはよう。朝から豪華だね。」

 

秋蘭「ホットココアとクリーム、チョコ、いちご、バナナ、

 

カスタードのジャムとクロワッサンとフランスパンです。」

 

そして、次々に起きてきた。

 

月音「おはよ~・・・良い匂い~」

 

愛美「そうね。私はバナナ貰うわ。」

 

月音「やっぱり朝はパン!だね~」

 

華琳「ふふっ、そうね。」

 

雪蓮「お酒は~?」

 

炎蓮「朝から酒なぞ飲むな!」

 

ボコッ

 

雪蓮「痛っ~母様酷い~」

 

潤香「おはよう~お酒無い?」

 

炎蓮「#」

 

ボコッ

 

潤香「痛っ、炎蓮さん酷い・・・」

 

皆刀「お父さん~早く食べようよ~」

 

一刀「だな、皆手を合わせて。いただきます。」

 

一同『いただきます』

 

 

正史と外史の中核都市

 

管理者塔

 

管理者総長「これより、会議を開始する!」

 

管路「では私から、現在北郷一刀中心とした外史は問題なく終端に向かっております。」

 

管理者総長「ふむっ、北郷一刀には返しきれない程恩義がある、

 

色々手助けをしてやってくれ。」

 

管路「御意。」

 

太公望「次は私ね。」

 

そこへ

 

バタンッ

 

タタタタタタタッ

 

管理者総長「何だ?お前達は!」

 

???「貴方は18条に違反した罪いより、逮捕させていただきます。

 

ここに、時空警察の逮捕状もあります。そして、その場に居る貴方達も、

 

加担した疑いで拘束させてもらいます。」

 

管路「何かの間違いでしょ!」

 

管路は逮捕状を見た。

 

管路「外史は平等に管理するべしでしたね。

 

ですが、北郷一刀への加担は総会でも、時空町の長も、

 

承認しているはず!」

 

???「その総会の決定も含まれている!」

 

管路「・・・そんな!・・・確かに総会の印も押されています。」

 

???「そして、私が新しい総長になる!これを見よ!」

 

管理者総長「・・・全ての権限を与える・・・馬鹿な!」

 

???「捕らえよ!」

 

カチャッカチャッ・・・

 

次々に拘束されていく。

 

総長「(これはおかしすぎる・・・太公望、調べてくれ!

 

そして、北郷一刀に知らせるんだ!)」

 

太公望「(御意!)」

 

スッ

 

???「逃がすな!捕まえろ!」

 

管理者「はっ!」

 

カチャッ

 

総長「頼むぞ。」

 

聖覇「これより、私が新たな総長となる聖覇だ!

 

他の外史に飛んでいる者にも通達を!」

 

管理者「はっ!」

 

神奈「聖覇様、北郷一刀はどうしますか?」

 

聖覇「もちろん当初の目的通りだ。

 

北郷一刀を抹殺せよ!正史の干渉も許されている!

 

まずは身内の者を!許可する。とことん追い詰めてやれ。」

 

神奈「御意。」

 

ブゥンッ

 

聖覇「北郷一刀さえ居なくなれば・・・死んでくれ・・・我の為にな」

 

 

 

 

正史

 

北郷邸門前

 

一刀「あれ・・・意識が・・・」

 

バタンッ

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

???「・・・様」

 

一刀「・・・ん・・・ここは?」

 

???「目覚められましたか?」

 

一刀「君は?」

 

太公望「ここは外史と正史の狭間です。間に合って良かった・・・」

 

一刀「どうしてここに?」

 

太公望「今から話す事を確りと聞いて下さい。

 

私は堕管理者です。総長が捕まり、貴方の力を借りに来ました。

 

そして・・・貴方が居た正史は、現在貴方の知る者は居るかどうか。

 

正史を変えられたと言うべきですか・・・すいません・・・」

 

一刀「そんな・・・華琳は!月は!皆は!」

 

太公望「それは戻って、自分の目で見てみるのが良いかと。

 

行きますか?」

 

一刀「・・・ああ・・・戻してくれ・・・」

 

太公望「分かりました。」

 

 

正史

 

一刀「そんな・・・」

 

北郷家墓前

 

一刀「・・・名前が書いていない人も居るって事は生きてる可能性もあるんだよな!」

 

ゆさゆさっ

 

太公望「すいません・・・」

 

一刀「生きてるんだよな!」

 

ゆさゆさっ

 

太公望「そうであって欲しいと願います・・・本当にすいません・・・」

 

一刀「嘘だ・・・くそーーーーー!」

 

ドンッドンッドンッ

 

一刀「クッ・・・うう・・・」

 

太公望「泣いてる暇はありません。助ける方法はあります。

 

現管理者総長を殺す事です。今捕まっている元総長の無実を証明させるだけです。」

 

一刀「・・・詳しい話を聞かせてくれ・・・」

 

そこへフードを被った人が近づいてきた。

 

???「おっとう?・・・」

 

一刀「・・・月音か?」

 

月音「おっとう!」

 

ぎゅっ

 

月音「何処行ってたのさ!」

 

一刀「ごめん・・・俺にもさっぱり分からないんだ。

 

詳しい話を聞かせてくれ・・・その前に・・・」

 

シュッ

 

兵士「ぐはっ」

 

バタンッ

 

兵士「こち・・・」

 

ザシュッ

 

バタンッ

 

一刀「こいつらには聞きたい事がある・・・」

 

月音「まずは、私達の地下施設に行こう。」

 

一刀「地下施設?」

 

月音「うんっ華琳さんがもしもの為に、作ったんだよ。」

 

一刀「案内してくれ・・・君も一緒に。」

 

太公望「はい。」

 

そして3人は地下施設へ

 

 

 

地下施設

 

一刀「ここが地下施設・・・」

 

恋「・・・かず・・・と?」

 

一刀「恋!」

 

恋「かずと!」

 

ぎゅっ

 

恋「恋・・・寂しかった・・・家族・・・いっぱい死んだ・・・

 

恋守れなかった。」

 

一刀「良いんだ!・・・無事で良かった・・・」

 

ホムラ「無事だったんだな。」

 

ジンロ「これで奴らを潰せるな。」

 

一刀「どうして二人がここに?」

 

ホムラ「ミーナも居るんだけどね、今は別の任務で飛んでもらってるわ。

 

私達が来たのも時空町の皆が操られている可能性があると思い、

 

一刀殿の力を借りに来たんだ。でも、こんな状況になってたとはね。」

 

ジンロ「俺達も昨日着いたばかりだ。この状況を見る限り、

 

正史が改善させられたと思うべきだと思う。」

 

月音「じゃあ、行こっか。」

 

広場

 

華琳「一刀!」

 

愛紗「ご主人様!」

 

春蘭「一刀様!」

 

風「お兄さん!」

 

星「主!」

 

レーナ「一刀!」

 

一刀「皆・・・無事でよかった・・・

 

生きてるのはここに居る人だけか?」

 

華琳「ええ。貴方が消えてから5年は経ってるわ。

 

神奈と言う者が王になってこの国を収めてるのよ。

 

そして・・・貴方に関わった人物を人々に殺す様に命じて、

 

軍隊世界の軍隊も動かして貴方と関わった人物を今でも探しているわ。

 

お優しい事に手配書も作ってね。ここは海底からアメリカまでの通路も続いてるわ。

 

そして、私達はレジスタンスよ。北郷一刀を慕っている人の集まりってとこね。

 

簡単に言うと、操れなかった人が居るって事よ。向こうには、ボイマン、マイク

 

、サリー、クリス、雪蓮、左慈、于吉、貂蝉が居るわ。もうすぐ着くと思うけど・・・」

 

ぽたっぽたっ・・・

 

華琳「無事で・・・良かった・・・」

 

ぎゅっ

 

一刀「辛い思いをさせてごめん・・・」

 

太公望「時間が惜しいので、話しても良いですか?」

 

一刀「ああ、頼む。」

 

太公望「手短に話します。元総長が捕まり、私は逃げてきました。

 

聖覇と言う現総長を倒す為の戦力を集める為に、北郷一刀を助ける為に。

 

正史をいじられ、今の状況になっていると考えるべきです。

 

おそらく、王と言う形を作ったのでしょう。向こうも万能ではありません。

 

正史を改悪出来るのは極少数に限られます。自分を認識させる事、自分の役目を作る事。」

 

一刀「って事は自分が王となる事も出来ると言う事か・・・」

 

太公望「はい、今の正史で言う天の御使いの歴史もそうです。

 

過去に貴方が居たと言う認識で歴史が変わったと言う事です。」

 

一刀「大体理解したけど、戻す方法はあるって言ったけど、どうするの?」

 

太公望「管理者は正史に干渉出来るんですが、魂は管理者のまま、

 

つまり、管理者のままだと、魂は正史には残らない。外史の人間は別ですが。

 

左慈、于吉が良い例です。管理者が死ぬと管理者の本来居るべき場所に戻ります。

 

すなわち、正史の人間では無いの管理者が正史で干渉した時代や記憶や破壊や殺人が、

 

全て無かった事になるんです。正史の人間と言うのは本来、冥界に行き閻魔によって、

 

裁かれるのです。ですが管理者は管理街に戻り、再び再生されると言う事です。

 

それまでしてきた事は無駄になりますが。もちろん管理者が壊した外史も元通りになります。」

 

一刀「って事は、神奈を殺せば元通りになると言う事か・・・

 

管理者の場合は正史に居たと言う記憶も無くなると言う事か。」

 

太公望「そう言う事です。」

 

一刀「だから、威瑠亜は解放して欲しいと・・・これで繋がったよ。」

 

太公望「私もお手伝いさせていただきます。もちろん力も出し惜しみ無しで、

 

やります。その変わり、聖覇を討っていただきたい。」

 

一刀「言われるまでもない!潰してやるよ・・・」

 

華琳「私も大体は理解したわ。この状況は偽りの状況って事ね。」

 

太公望「そして、実質、2日しか経って居ません。」

 

一刀「皆!3日後、総攻撃を仕掛ける!準備するならこれくらいで十分だろ。

 

雪蓮達とも合流しないといけないしな。」

 

 

 

一刀は一人で考えていた。

 

一刀「・・・月・・・皆・・・俺のせいで・・・

 

くそ!」

 

ドンッ

 

左慈「今回はお前のせいじゃないさ、ただの逆恨みだろ。

 

これからの未来はお前に掛かってるんだ・・・弱気になってると

 

ぶっ殺すぞ。」

 

一刀「そう・・・だな・・・」

 

于吉「私達は出来るだけバックアップをします。

 

貴方は神奈を討つ事だけを考えてください。」

 

一刀「ああ・・・奴はユルサナ。」

 

そして、総攻撃日

 

一刀「皆、俺のせいで辛い思いをさせてごめん・・・

 

未来を変える為に、一斉攻撃を仕掛ける!」

 

ボイマン「俺達は外から援護する。一刀はそのまま東京タワーに向かってくれ。

 

奴の根城だ。」

 

雪蓮「私達の未来は任せたわ。恋、月音は一刀と一緒に。

 

春蘭「一刀様は必ずやり遂げれるでしょう!私も秋蘭の仇を討たせて貰う。」

 

愛紗「恋、ご主人様をよろしくな。」

 

恋「コクッ」

 

一刀「行くぞ!」

 

一同『おお!』

 

 

タワー頂上

 

神奈「何っ奴らが見つかっただと・・・北郷一刀は?」

 

副官「は!それらしき人物もこちらに向かってるとの事です!」

 

神奈「来たか、ここまで辿り着けるかな・・・」

 

 

 

東地区

 

隊員「見つけたぞ!撃てーー!」

 

ダダダダダダッ

 

愛紗「はぁぁぁっ!」

 

ブゥンッ

 

隊員「風圧だけで吹き飛ばすとは!撃て撃て!」

 

ダダダダダダッ

 

ザシュザシュザシュッ

 

春蘭「秋蘭の仇!取らせて貰うぞ!」

 

隊員「ひぃ~!」

 

春蘭「死ね!」

 

バキューンッ

 

春蘭「かはっ」

 

ザシュッ

 

バタンッ

 

春蘭「ハァハァハァ・・・」

 

愛紗「春蘭!貴様らーーーー!」

 

隊長「戦車で威嚇してやれ!」

 

隊員「はっ!」

 

ドンッドンッ

 

シュシュッ

 

愛紗「鉄の弾ごときで、倒せると思うな!」

 

春蘭「あい・・・しゃ!ダメ・・・だ!」

 

春蘭はすかさず愛紗の前へ

 

春蘭「お前は一刀様の元へ行け!ぶはっハァハァハァ・・・

 

私の分まで生きろ!・・・行け!」

 

愛紗「春蘭・・・くっ・・・おう!・・・さらばだ・・・我が強敵(とも)」

 

タタタタタタッ

 

春蘭「我が名は北郷春蘭!一刀様!の盾なり!」

 

ドゴーンドゴーンッ

 

 

 

西地区

 

雪蓮「切りが無いわね。」

 

シュッ

 

レーナ「嘆かないの!」

 

ダダダダダッ

 

隊員「死ね!」

 

パキューンッ

 

ボイマン「油断は禁物だ。」

 

雪蓮「助かったわ。」

 

ひゅ~ひゅ~ひゅ~っ

 

レーナ「空爆よ!逃げて!」

 

ドーンッドーンッドーンッ

 

レーナ「クッ・・・一刀・・・楽しい時間をありがとね。

 

雪蓮は一刀の所へ行きなさい!」

 

雪蓮「でも!」

 

レーナ「今のあの人には貴方の力が必要なはずよ!

 

小覇王!行け!」

 

雪蓮「・・・向こうに行ったら、お酒を飲みましょうね。」

 

タタタタタタッ

 

レーナ「ふふっ・・・こっちには来るんじゃないの・・・」

 

バタンッ

 

ボイマン「一刀・・・未来をかえて・・・こ・・・」

 

バタンッ

 

 

基地内

 

華琳「状況は!」

 

SP「東、西共に全滅です!レーナ様や春蘭様の反応はありません!」

 

風「お兄さん・・・」

 

華琳「クッ・・・春蘭・・・レーナ・・・」

 

星「雪蓮達はどうなっている?」

 

SP「現在、愛紗さん、雪蓮様と合流し、塔まで向かっています!」

 

華琳「私達は祈る事しか出来ないわ・・・皆・・・無事でいて。」

 

ジンロ「俺達は待機でよかったかもな・・・」

 

ホムラ「何弱気になってるの!」

 

太公望「すごい力ですね・・・」

 

華琳「(一刀)」

 

華琳は祈っていた。

 

 

東京タワー内部

 

隊員「一人として通すな!」

 

一刀「青鬼よ・・・具現化せよ!」

 

キュイーンッ

 

青鬼「・・・」

 

一刀「青鬼!今回は好きなだけ食べて良いぞ。

 

俺はこいつらを許せないんだ・・・」

 

青鬼「コクッ(略・不味そうだが任せろ。)」

 

パクっ

 

隊員「うわ!鬼だ!」

 

パクっ

 

左慈「どげっ!」

 

ドゴーンッ

 

于吉「私は肉弾戦は嫌いなので、制御室に行ってきます。」

 

貂蝉「付き合うわん。」

 

左慈「俺も行こう。貂蝉だけじゃきついだろうしな。」

 

一刀「ああ!俺達は突破するぞ!」

 

月音「おっとう!上からいっぱい来たよ!」

 

恋「・・・突破する」

 

ジャキッ

 

一刀「ああ!行くぞ!」

 

東京タワー頂上

 

神奈「よくここまで来たわね。」

 

一刀「お前が・・・俺の大切な人達を!」

 

スッ

 

カキンッ

 

神奈「そうだよ?それがどうした!」

 

シュシュシュッ

 

カキンカキンカキンッ

 

ザシュッ

 

一刀「流したはず!」

 

月音「おっとう!北郷流!刹那!」

 

神奈「無理だよ。」

 

スッ

 

月音「えっ?」

 

神奈は既に月音の横に居た。

 

月音「早いッ」

 

カキンッ

 

恋「させない!」

 

神奈「っち!」

 

一刀「何処を見ている!こっちだ!」

 

神奈「無理だって。」

 

一刀「後ろ!」

 

カキンッ

 

一刀「そう言う事か!気お付けろ!奴らは双子だ!」

 

神奈A「その通りよ。」

 

神奈B「私達は同じ名前に全ての細胞も一緒なのよ。」

 

神奈A「私達は言われなくてもテレパシーで繋がってるのよ。」

 

神奈B「聖覇様の為に!死んでもらう!」

 

一刀「月音、恋、手出しするな・・・こんなに怒りを覚えたのはヒサシブリダ。」

 

一刀の体が黒く染まり出した。

 

神奈「「何だ!この気持ち悪い気は!」」

 

月音「まさか!ダメだよ!おっとう!」

 

一刀「イニシエヨリツタワリシオニノチヲ・・・ココニカイホウスル。

 

ワレワホンゴウカズトナリ!」

 

ドゴーンッ

 

黒いオーラと同時に雲が黒く塗りつぶされて行く。

 

 

基地内部

 

華琳「何!この空気は・・・感じた事がある・・・」

 

風「星ちゃん!これはやばいかもです!直ぐにお兄さんの所に行って下さい!

 

ジンロちゃんもホムラちゃんも太公望ちゃんもお願いします!」

 

ジンロ「月音と戦った時よりひどいぞ!・・・吐きそうだ・・・」

 

ホムラ「ごめん・・・行きたいのは山々だけど・・・動かないの!

 

体が!」

 

ジンロ「俺もだ!」

 

太公望「ですが、これは好都合かもしれません・・・クッ!

 

この力なら奴らを倒せます!・・・祈りましょう!」

 

華琳「一刀・・・私の知ってる一刀で居て・・・神様・・・一刀を・・・」

 

 

東京タワー前

 

雪蓮「愛紗!やばいわよ!」

 

愛紗「だが!体がまともに動かん!」

 

隊員「かはっ」

 

バタンッ

 

次々に敵が倒れていく。

 

雪蓮「今のうちよ!頑張りなさい!(あの時と一緒ね・・・

 

クッ・・・嫌な事思い出しちゃったわ・・・)

 

 

回想

 

曹躁「うそ・・・でしょ」

 

劉備「あっあっあ・・・」じょ~

 

孫策「やばいわね・・・この私が怖くて震えがとまんないや」

 

一刀「さあ・・・ドウシタカカッテコナイノカ?」

 

春蘭「そこのお前!私としょうぶ・・・」

 

ザクッ

 

バタンッ

 

秋蘭「姉者ーーーーー!!!!」

 

一刀「オマエモジャマ」

 

ザクッ

 

バタンッ

 

一刀「エンショウハドコダ?」

 

関羽「そっそのまえに・・・」

 

ザクッ

 

関羽「くっ」

 

バタンッ

 

鈴々「姉者!!うりゃりゃりゃ!」

 

カキッザクッ

 

鈴々「かはっ・・・いっ痛い・・・のだ・・・」

 

バタンッ

 

そして、恋、一刀2人で30万の軍勢が・・・残り8万に・・・

 

周瑜「これ以上は無理だ!逃げるぞ!!・・・くそ!!!動け!!」

 

兵士「たすけて!!!!」

 

兵士「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい・・・・」

 

一刀「オマエラハオレノダイジナヒトヲナカセタ・・・シネ」

 

回想終了

 

 

東京タワー前

 

雪蓮「愛紗も覚えているでしょ!あの一刀を!」

 

愛紗「ああ!・・・あれは人では無かった・・・

 

それよりも酷過ぎる・・・」

 

 

制御室

 

左慈「これは!」

 

貂蝉「ご主人様が覚醒したのよ・・・悪い方向にね・・・

 

私も体が動かないわん。」

 

于吉「マインド電波は解除しましたが・・・ちびりそうですね。」

 

左慈「一刀・・・お前は悪魔じゃないんだろ!・・・しっかりしろ・・・」

 

東京タワー頂上

 

月音「角に・・・黒い羽?」

 

恋「一刀!ダメ!」

 

一刀「ワレハモウヒトリノホンゴウカズトダ。

 

ワレヲヨビサマシタイマ、マスターノメイニヨリ・・・

 

キサマラフタリヲマッサツスル。ハナレテイロ、ツキネ、レン。

 

オマエタチマデマキゾエガクラウ!」

 

月音「意識がある!恋おっかあ!離れよう!」

 

恋「コクッ」

 

一刀「サア、ハジメヨウ。」

 

神奈A「クッ・・・この!」

 

ザシュッ

 

神奈A「やった!」

 

ボトッ

 

神奈B「神奈!」

 

バタンッ

 

一刀「コノテイドカ・・・ショウシ!」

 

神奈A「うっ腕が!痛い!」

 

ボコッ

 

一刀「イタイダト?キサマハオレノダイジナヒトタチ二ナニヲシタノカヲ

 

オボエテイナイトイウコトカ?」

 

一刀は神奈Aの首を掴んで、足や手を契って行く。

 

神奈B「神奈ーーーー!」

 

一刀「ソコデミテイロ。」

 

そして・・・首を引き契った。

 

一刀「カエスゾ。」

 

ボトッ

 

月音「酷い・・・けど、同情は出来ない・・・むしろスカって

 

してる・・・」

 

恋「コクコクッ」

 

一刀「ノコリハオマエダケダ・・・」

 

神奈「鬼!悪魔!化物!返せ!神奈を!妹を返せ!」

 

月音「往生際が悪いな!お前達はおっかあ達を殺して、

 

私達に何をしたのか覚えてないだと!おっとう!

 

もう良いから始末して!顔も見たくない!」

 

一刀「ワカッタ。オレモミタクナイシナ。」

 

神奈B「ごめんなさ・・・聖覇様。」

 

シュ

 

ボトボトボトッ

 

一刀「ツキネ、レン・・・カエレ・・・オレハイクトコロガアル・・・

 

セイハをコロシニイク・・・カンリシャヲツブシテクル。」

 

左慈「なら、俺達も行かないとな・・・道案内くらいなら出来るぞ。」

 

貂蝉「じゃあ、まずは基地に戻りましょう。」

 

一刀「ソノマエニ。」

 

バサッバサッ

 

 

塔外

 

一刀「レジスタンスノモノハシキュウトウノマエヘアツマレ。」

 

隊員「ばっ化物!かはっ」

 

バタンッ

 

愛紗「ご主人様!」

 

雪蓮「体が動く・・・分かってるわ。愛紗!

 

奴らを血祭りにあげるわよ!」

 

愛紗「ああ!一人として逃がさん!」

 

一刀「アソコカ・・・ヤツラガミッシュウシテイルバショハ。」

 

一刀は指を天に掲げた。

 

一刀「オチロ。」

 

敵本隊

 

隊員「隊長!アメリカ支部と通信が途絶えました!世界の支部もおそらく・・・」

 

隊長「終わりだな・・・これも天罰だろう・・・」

 

ドゴーンッ

 

数時間後

 

世界は廃墟とかした。生き残っている者はレジスタンスと

 

北郷に意志を称える世界で3000万人足らずになっていた。

 

地下で暮らしていた為、地上に出て人々は喜びを噛み締めていた。

 

 

少女「お外だ!」

 

母「北郷様のおかげね・・・信じてよかったわ。」

 

男「俺達で新しく作ろう!一から。」

 

女「ええ!」

 

本拠地

 

一刀「ミンナ・・・アトハヨロシクタノム。」

 

太公望「我々二人はここを早く出ましょう。

 

修復を始めました。」

 

一刀「トイウコトダ・・・サジ、ウキツハココニノコッテクレ。

 

チョウセントタイコウボウダケデイク。」

 

ジンロ「俺達も行こう。」

 

ホムラ「向こうでミーナが待ってるわ。行きましょう。」

 

太公望「では、時空門で一気に行きましょう。」

 

華琳「一刀・・・ありがとう。」

 

一刀「アア・・・ジャア、マタアトデナ。」

 

華琳「ええ。待ってるわ。ずっと・・・行ってらっしゃい。」

 

ブゥンッ

 

 

管理町

 

ミーナ「準備は出来てます。」

 

一刀「スマナイナ・・・」

 

ミーナ「操られた人達も元に戻り、時空町長から、

 

聖覇討伐命令が下されました。おそらく城の中に居るかと思われます。」

 

一刀「オレイガイノヒトタチハツカマッタヒトタチノキュウジョ二。」

 

ジンロ「その前に、元に戻らないのか?」

 

一刀「スマナイ、モドレナインダ。ダカラコノママデイク。」

 

ホムラ「(見てるこっちが怖いんだけど・・・)」

 

王宮の間

 

聖覇「待っていましたよ。北郷一刀・・・貴方は見事に試練をクリアしました。

 

これで、貴方は管理者の王です。さあ!その素晴らしい力でこの国を!御使い様!」

 

一刀「ソンナモノニハキョウミナイ。」

 

聖覇「だが、君にはもう戦う理由が無いはずだ。正史は元の通り戻る。

 

私が戻る様に計算はしてあるがな。君の力を覚醒させる為にやった事。

 

まだ、徐進の脅威も残っている!共に徐進を討ちましょう!」

 

一刀「モウオソイ、オマエハオレノダイジナヒトタチヲキズズケタ。

 

ソレハカワラヌジジツ・・・」

 

ビリッ

 

一刀「バリアーカ・・・」

 

聖覇「ええ。私には神書の力が宿っていてね。私の管理者能力さ。

 

ならば、容赦しません!」

 

聖覇の姿が変わる。

 

光る角、ユニコーンの角が生え、背中には白い羽が生えた。

 

聖覇「貴方は悪の力・・・所詮私の聖なる力には勝てないでしょう。

 

滅びなさい!北郷一刀!フンッ!」

 

光のビームを放った。

 

ドゴーンッ

 

聖覇「可哀想に・・・直撃ですか・・・その力、惜しい事を・・・」

 

一刀「ナニガダ?」

 

聖覇「何!」

 

バキッ

 

聖覇「つっ角が!」

 

一刀「アクノチカラダト?コノチカラハアクジャナイゾ?

 

オニノチカラダ。アクノココロガナケレバキカンノダロ?」

 

バキバキッ

 

聖覇「羽が!」

 

ガシッ

 

一刀は聖覇の首を締め付ける。

 

聖覇「ぐ・・ぐるじぃ・・・」

 

そこへ

 

総長「聖覇よ・・・貴様に抹殺命令が下った。

 

北郷一刀殿・・・貴公が引導を渡してやってくれ。」

 

一刀「ソウイウコトダ。」

 

ザシュッ

 

聖覇「がはっ」

 

心臓に片手で貫いて、そのまま落下していく。

 

そして、聖覇は笑い出した。

 

聖覇「ふはははは!北郷一刀よ・・・足掻くが良い!

 

貴様の未来は・・・かはっ・・・無い。覚えておくと良い!

 

貴様は全ての元凶の始まりであり!終端に導く鍵なのだとな!」

 

一刀「ウルサイ・・・ダマレ・・・」

 

サッ

 

一刀は黒い弾を作り出し、聖覇の元へと放った。

 

ジンロ「全員!逃げろ!巻き添え喰らうぞ!」

 

ドゴーーーーーーーーーーーンッ

 

太公望「お城が・・・」

 

総長「城なぞ、また立てれば良いだけだ。」

 

太公望「そうですね・・・きっとそうです!」

 

管路「北郷一刀・・・様・・・////」

 

太公望「あら?どうしたの?予言っ子ちゃん。」

 

管路「べっ別に!」

 

太公望「惚れちゃった?」

 

管路「五月蝿いですよ!////」

 

ミーナ「一刀様は?」

 

バゴーンッ

 

一刀「ああ~!死ぬかと思った!」

 

貂蝉「ご主人様~~~!」

 

ドドドドドッ

 

一刀「くっ来るなーーーー!」

 

ドドドドドッ

 

総長「ぶっははははは。」

 

ジンロ「はははははっ!」

 

管路「ふふっ」

 

太公望「あはははは~頑張れ~貂蝉~」

 

ミーナ「まあ、無事・・・終わったわね。」

 

ホムラ「ええ。正史も修正するには時間が掛かるみたいだしね。」

 

ドドドドドドドッ

 

一刀「近寄るなーーー!」

 

貂蝉「あらやだ♥逃げられるとますます興奮しちゃうわん♥」

 

ドドドドドッ

 

一刀「来るなと言ってるだろうが!#」

 

ドゴーンッ

 

ひゅ~

 

貂蝉「どふふ~♥」

 

キランッ

 

一刀「ふぅ・・・良かった。」

 

バタンッ

 

管路「一刀様!」

 

一刀「zzzzzz」

 

総長「力を使い過ぎて疲れて寝れいるんだろう。

 

寝かせてあげなさい。」

 

太公望「しかも、ちゃっかり膝枕してるしね~

 

私も疲れたから寝るわ。」

 

クイッ

 

総長「お前は復旧作業だ!」

 

太公望「ぶぅぶぅ~」

 

ジンロ、ホムラ、ミーナ『(ああ~奴に似てるな。)』

 

 

 

 

そして・・・

 

総長「我々は安全が第一だ!怪我するな!」

 

一同『おお!』

 

現在復旧作業をしていた。

 

太公望「ああ~めんどい~管路は良いな~一刀さんの介護で逃れたんだし。」

 

ミーナ「無駄口叩くんじゃないわよ!重いんだから!」

 

ジンロ「こう言う力仕事も良いな。」

 

 

 

 

外史と正史の狭間

 

ホムラ「修正は順調ね、この調子なら1ヶ月で治りそうね。」

 

貂蝉「でもん、ご主人様はこれ以上戦わない方が良いのかもねん。」

 

ホムラ「ですね。いつかは悪に心を奪われそうですね。」

 

貂蝉「その時はその時よん。」

 

ホムラ「ですね。」

 

 

 

治療天幕

 

管路「・・・貴方は戦い過ぎです。」

 

なでなでっ

 

一刀「zzzzz」

 

管路「・・・////」

 

なでなでっ

 

一刀「・・・皆・・・会いたいよ・・・zzz」

 

管路「ふふっ・・・直ぐに会えますよ。」

 

なでなでっ

 

そして・・・一ヶ月が過ぎた。

 

城は元通りになり、王宮の間に集められていた。

 

王宮の間

 

総長「北郷殿よ、もう良いのか?」

 

一刀「ええ。すっかりと元気になりました。」

 

総長「管理者一同を代表して、すまなかった!

 

そして、ありがとう。」

 

太公望「今度は一緒に冒険でもしましょ。」

 

一刀「ああ!それよりミーナ達はもう帰ったのか?」

 

総長「うむっ色々忙しいと言っておったからの。

 

よろしくと伝えといてくれとな。」

 

一刀「そっか・・・」

 

総長「そして、北郷一刀よ!総会で決定した結果。

 

貴公には返しきれない程の恩がある。何でも望みを叶えてやろう。」

 

一刀「じゃあ、あの正史の記憶を俺の知人達に流して欲しいんだ。

 

同じ過ちを繰り返さない為に・・・そうならない未来を作る為に。」

 

総長「それはもうやっておるぞ?ミーナ達が次いでにやってくれたみたいなんじゃ。」

 

一刀「じゃあ、何もいりません。」

 

総長「欲がない奴じゃの・・・気に入った!お主が困った時は、

 

必ず助けに行こう!」

 

一刀「あはは、それはありがたいです。・・・じゃあ、そろそろ戻ります。」

 

総長「うむっ、左慈と于吉にもよろしくな。」

 

一刀「はい。」ニコッ

 

総長「////(いかんいかん!ワシは男じゃぞ!)」

 

太公望「じゃあ、行きましょう。」

 

スッ

 

 

 

 

外史と正史の狭間正史入口前。

 

太公望「じゃあ、また遊びに来てね。」

 

チュッ♥

 

一刀「うほっ♥」

 

スッ

 

そして・・・・

 

シュンッ

 

一刀「ここは・・・俺の家前か・・・」

 

華琳「一刀・・・お帰りなさい。」

 

月「あなた・・・お帰りなさい。」

 

一刀「ああ・・・ただい・・・」

 

鈴々「お兄ちゃん!」

 

ドゴッ

 

一刀「ぐほっ」

 

恋「一刀!」

 

ドゴッ

 

一刀「ぐへっ・・・急に飛びつくな・・・」

 

鈴々「お兄ちゃんは頑張ったからなでなでしてあげるのだ!」

 

なでなでっ

 

恋「恋も・・・」

 

なでなでっ

 

風「風も~」

 

なでなでっ

 

一刀「風・・・そこ違う・・・」

 

一刀人形「おうおうっデカくしちゃって、説得力ゼロだな。」

 

一刀「五月蝿い。」

 

レーナ「お帰り、一刀。」

 

愛紗「ご主人様、お帰りなさいませ。」

 

月音「おっとう~~~」

 

ダダダダッ

 

愛美「はぁ~」

 

クイッ

 

バタンッ

 

ゴチンッ

 

月音「痛ッ」

 

愛美「少しは自重しなさい!」

 

一刀「皆・・・ただいま!」

 

華琳「さあ、ご飯にしましょう。お帰りパーティーも用意してあるわ。」

 

一刀「準備早いな・・・だが・・・良いな~やっぱ平和ってさ!」

 

 

 

 

 

 

 

 


 
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