No.515531

SAO~黒を冠する戦士たち~ 第百五十四技 牢獄へ

本郷 刃さん

第百五十四話です。
今回はの話しの最後に、アイツが出てきます・・・。

どぞ・・・。

2012-12-06 10:09:34 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:10767   閲覧ユーザー数:10097

 

 

 

 

 

 

 

 

第百五十四技 牢獄へ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キリトSide

 

昨日の対策会議で決まったことがアインクラッド中に知れ渡ったのか、コラルの村にはプレイヤーがいない。

 

いるのはNPCの村人くらいで、プレイヤーが経営している店もCLOSEとなっている。

 

開いているのはNPCの店くらいだ。

 

俺とアスナはシャインとティアさんの二人と転移門前で待ち合わせをしている。

 

そこに二人がやってきた。

 

「わりぃ、待たせたな」

 

「大丈夫だ、いこう」

 

俺達は四人で、50層『アルゲード』に転移した。

 

 

 

アルゲードに着いた俺達はルナリオの鍛冶屋『MAA(ムーン・アームズ・アート)』へと足を進めた。

 

店自体はCLOSEとなっているが、ノックをするとルナリオが出迎えた。

 

「待ってましたっす。どうぞ」

 

中に入るように促され、そのまま二階の部屋へと通される。

 

シャインとティアさんは店の中に誰も入っていないか警戒する為に、店の前と階段の前で警備をしている。

 

部屋の中に入った俺、アスナ、ルナリオの三人。

 

ルナリオはウインドウを開き、アイテムストレージから一つの漆黒の仮面を取り出した。

 

仮面の名は≪ペルソナ≫。

 

《鍛冶》、《工匠》、《隠蔽》の三つのスキルを完全習得(コンプリート)した場合のみ、

作ることが出来るようになるエクストラアイテム。

 

その効果は、装備している者を他のプレイヤーが判別出来なくなるというもの。

 

フレンドリストに登録しておいても、パーティを組んでいようとも、判別が不可能になる。

 

ちなみに固有名の登録も可能で、俺は『セイバー』、ヴァルは『ランサー』という感じだ。

 

そして、そのペルソナをアスナへと手渡した。

 

「これが…」

 

「アスナ、ペルソナにタッチして固有名を登録するんだ」

 

「うん………これでいいよね?」

 

アスナは『ファントム』と入力し、俺は頷いた。

 

「でも、アスナさんが『狩人』入りなんて思わなかったっす」

 

「アスナなりの覚悟だそうだよ…。ま、ルナリオはこのままクライン達のところに行ってくれ」

 

「了解っす!」

 

ルナリオは店の戸締りをしっかりとして、そのまま風林火山の元へ向かい、

俺とアスナ、シャインとティアさんの四人は、1層『始まりの街』へと向かった。

 

 

 

始まりの街に来た俺達はシンカーに会いに行った。

 

『MTD』は元軍の建物を使っており、ユリエールさんに案内されてシンカーのいる執務室に入った。

 

「こんにちは、キリトさん、みなさん」

 

「こんにちは。今回は頼みがあってきました」

 

「頼み?」

 

シンカーは俺の言葉に首を傾げている。

 

「単刀直入に言わせてもらいます。『黒鉄宮』に捕らえている………に会わせてください」

 

「なっ、正気なのかい!?」

 

「はい」

 

俺の頼みの内容を聞き、驚愕するシンカーに対して俺は平然と答える。ユリエールさんも呆然としている。

 

「奴らの情報を探りたいんです、お願いします」

 

「……正直、こういうのは俺がやるのが正しいんだろうけど、生憎と奴は俺の言葉に耳を一切傾けなかった」

 

それを聞いて、俺は素直に驚いた。彼が既に奴に対して対話を行っていたとは…。

 

「だけど、奴を捕まえたのはキミの仲間と聞いた。もしかしたら、キミの言葉なら聞く耳を持つかもしれない」

 

そう言うとシンカーは席を立った。

 

「案内します、奴の元へ…」

 

俺達はシンカーとユリエールさんによって、黒鉄宮の監獄エリアに案内された。

 

 

 

「みなさん、監獄エリアに入る前にこれを…」

 

ユリエールさんがフード付きのローブを渡してきた。

 

なんでも中に居るオレンジ達に顔を見られないようにするためらしい。

 

俺とシャインとしては今更だが、アスナとティアさんには是非とも着ていてほしいものだったので、

ありがたく受け取っておいた。

 

俺達はローブを着こむとシンカーの後についていった。

 

五分ほど歩いたところで一番奥にある重厚な扉の前についた。

 

幾つもの鍵が掛けられており、シンカーはそれを一つ一つ開錠していく。

 

全ての鍵を開けて中に入ると、五つの扉があった。

 

その内、端の二つが閉じられており、残り三つが開いている。

 

そして左側の扉にシンカーが近づいた。

 

「少し待ってください」

 

「どうしたんですか?」

 

俺の制止の言葉に振り向いたシンカー。俺は出来る限り声を抑えてみんなに言った。

 

「奴には、俺だけで会う…」

 

「正気か? キリト」

 

「ああ。もしかしたら、俺だけに話すことがあるかもしれない…」

 

「……分かったよ、気を付けてね…」

 

「そうですね…お願いします」

 

俺の意を汲んでくれたのか、シャインもアスナもティアさんも反対しなかった。

 

俺はシンカーに扉を開けるように促し、彼は扉を開けた。

 

中へと足を踏み入れて、扉が閉まる。中には鎖に縛られた一人の男が居た。

 

顔を俯かせ、まるで俺が入ってきたことに気付いていないようだが、俺は構わずに男の名を呼んだ。

 

「ラフコフ討伐戦以来だな………ザザ…」

 

キリトSide Out

 

 

 

To be continued……

 

 

 

 

 

 

 

 

オリジナルアイテム

 

≪ペルソナ≫

認識阻害の特性がついており、装備している者に対してスキルによる判別が行えない。

《鍛冶》、《工匠》、《隠蔽》のスキルを完全習得したうえで、

作り方のレシピを手に入れなければならないエクストラアイテム。

なお、アルゴはこのレシピの手に入れ方を模索中・・・。

 

 

 

 

 

後書きです。

 

キリト達が情報収集の為に、黒鉄宮の牢獄エリアに来ました。

 

しかもザザと対面ですw

 

次回はキリトとザザの会話などが主になると思います。

 

それでは・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 
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