No.490437

恋姫外史終章・いつまでも一刀第13話

アキナスさん

これ、恋姫だよね?

2012-09-30 16:35:58 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:5849   閲覧ユーザー数:4703

バビロンの加護を受けた左慈(もうソフ○ンでいいか・・・・・・)を止めるため結成された一刀と干吉コンビであったが、差は歴然としていた。

 

「うおりゃあああ!」

 

「はあっ!」

 

ソフ○ンを挟み撃ちにして、一刀と干吉は同時に上段回し蹴りを叩き込む。

 

しかし、

 

パシッ!

 

ソフ○ンは二人の足をそれぞれ片手で軽く掴むように受け止めた。

 

ブン!

 

そのまま二人を、腕の力だけで投げ飛ばす。

 

「のああああ!?」

 

ダーン!!

 

投げ飛ばされた一刀は背中から床に叩きつけられ、

 

ドスン!

 

「げはあっ!?」

 

「おや、失礼」

 

同じく投げ飛ばされた干吉にクッションにされたのだった。

 

「勝てねえ・・・・・・」

 

戦闘開始して五分で、既に諦めムードが漂っていた。

 

一刀・干吉コンビの攻撃は即興のコンビにしては良いコンビネーションであったが、攻撃しても全て止められるか、カウンターで一刀たちがダメージを受けるかのどちらかであった。

 

「バビロン真拳の前に、敵は無い・・・・・・」

 

そう言いながら、ソフ○ンはゆっくりと一刀たちに近付いてくる。

 

「お、おい干吉。何か手はねえのか?このままだと二人そろってあの世行きだぞ・・・・・・それと早くどけ」

 

「そうですねえ・・・無いことは無いのですが・・・・・・」

 

干吉は一刀の上から退きながらそう言った。

 

そして・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ぶつぶつぶつぶつ・・・・・・」

 

数分後、小型の怪しげな祭壇にひざまづき、何か呟く干吉の姿があった。

 

「うらあああああ!」

 

全力でパンチを放つ一刀。

 

「ふん・・・・・・」

 

それをあっさり受け止めて、返しの回し蹴りを繰り出すソフ○ン。

 

「ぐうっ!」

 

一刀は何とか両腕でガードするが、大きく吹き飛ばされる。

 

それでも受身を取って、すぐさま一刀は立ち上がる。

 

「おい干吉!まだか!?」

 

「ぶつぶつぶつぶつ・・・・・・」

 

一刀の言葉に干吉は答えず、祭壇に向かってぶつぶつと呟き続けるだけであった・・・・・・

 

 

 

 

 

話は数分前に戻る。

 

「私はこれからある召喚術を行います。それが終わるまで私を守ってください」

 

「それが終われば、あいつに勝てるんだな?」

 

「・・・・・・」

 

「何でそこで黙る?」

 

「いえ、可能性は上がるのですが、色々と予測不能な事態になりそうなので・・・・・・」

 

「・・・・・・」

 

干吉の言葉に一抹の不安を覚える一刀であったが、他に手もなさそうなので、提案に乗る事にしたのだった・・・・・・

 

 

 

 

 

 

そんな訳で、一刀は一人でソフ○ンを抑えるために奮闘していた。

 

そこに乱入する者達があった。

 

「宮廷内で暴れている賊とは貴様らか!?」

 

衛兵と共に駆けつけた華雄、そして霞である。

 

ちなみに、恋は詠、ねねと共に姿が見えなくなった帝、月の捜索に向かったためこの場にはいない。

 

(・・・・・・会いたかったぜ、華雄、霞)

 

一刀は心の中でそう呟いた。

 

「俺は好きで暴れてるわけじゃねえよ。こいつを止めようとしてるだけだ」

 

一刀はソフ○ンを指差してそう言った。

 

その言葉に、霞が疑問を投げかける。

 

「なら聞かせてもらいたいんやけど、あんたは何者なんや?」

 

「・・・・・・それはひとまず置いておいて」

 

「いや、置いといたらあかんやろ?」

 

などと問答をしている霞と一刀。

 

そんな時、突然干吉が大きな声を上げた。

 

「出でよ!偉大なる王よ!」

 

その声と共に、祭壇から光が迸る。

 

「な、何や!?」

 

「くうっ!」

 

あまりの眩しさに目をつぶる霞たち。

 

 

 

 

そして、光の中から現れたのは

 

 

 

「N―――――、ここはどこデスか?」

 

 

 

異世界の鼻毛の王であった・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

「ミーを呼び出すとは、何があったんデスか?」

 

「はい、KING○毛様。実は・・・・・・」

 

干吉はKING○毛様に事情を説明した。

 

「そういう事デスか・・・・・・」

 

「はい、どうかお力をお貸しください」

 

「いいでショウ!」

 

KING○毛はそう言うと、干吉に手を伸ばす。

 

「N―――――!」

 

その手が金色に輝き、干吉に向けて金色のオーラが放たれた。

 

そのオーラは徐々に干吉の身体を覆っていく。

 

身体全体がオーラで覆われると、干吉の身体に異変が起きた。

 

ブヨブヨと、干吉の身体がスライムのようになっていき、そこからまた人型になっていく。

 

「・・・・・・気持ちわり」

 

思わずそう呟く一刀であった・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

スライム状態から人型になった干吉の姿は、全くの別物であった。

 

金色のアフロにサングラスをかけた長身の男。

 

それはもちろん、

 

「・・・・・・やっぱボー○ボか」

 

一刀はそう呟いた。

 

「な、何なんだあいつは?妖術使いか?」

 

華雄は何が起こっているかまるで分かっていないようだ。

 

霞と周りの兵士たちも同様である。

 

「N―――!どうですか気分の方は!?」

 

ハイテンションのKING○毛様の言葉に干吉、改めボー○ボは、

 

「うるさい!!」

 

ドゴ!

 

「NO――――――!!」

 

その顔面を思い切り殴り飛ばした。

 

ビターン!

 

「ブッ!」

 

哀れKING○毛様は柱に激突し、そのまま動かなくなった。

 

「さて、邪魔者は消えた事だし・・・・・・始めるとするか」

 

そう言ってボー○ボはソフ○ンの方を向く。

 

「くっ・・・・・・」

 

ソフ○ンの表情から余裕が消えた。

 

「行くぞ!鼻毛真拳究極奥義!!」

 

ゴゴゴゴ!!

 

辺りにすごい気が満ちていく。

 

そんな時、

 

「七乃~~、どこじゃ~~?」

 

七乃とはぐれ、道に迷った美羽がその場にやってきた。

 

「何であいつがここに来る!?」

 

一刀は美羽を連れ出そうと動くが、時既に遅く、

 

「おもしろスゴロク!改!!」

 

究極奥義は発動してしまった。

 

カッ!

 

眩い光が辺り一面に広がる。

 

そしてようやく光が治まった時、その場にボー○ボ、ソフ○ン、一刀の姿は無かった。

 

「き、消えた?」

 

衛兵たちは狐につままれたように、目をぱちくりさせている。

 

そんな中、霞が言った一言。

 

「・・・・・・華雄はどこや?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目を開けると、一刀はとんでもない広さのスゴロク盤の上にいた。

 

一刀だけではない。

 

「ここは・・・・・・」

 

ソフ○ン

 

「な、何が起こった?」

 

華雄

 

「目がチカチカするのじゃ・・・・・・」

 

美羽の姿もそこにはあった。

 

「~~おもしろスゴロク改・ひと夏の思い出~~にようこそ」

 

声のした方を一同が向くと、そこには冠にマントを羽織ったボー○ボの姿があった。

 

「このおもしろスゴロクを終わらせない限り、この世界からは出られない。分かったらさっさと順番を決めてサイコロを振るんだ」

 

「付き合う義理はない」

 

ソフ○ンはそう言うと、ボー○ボに向かって突っ込んでいく。

 

そのままの勢いでパンチを放つが、

 

ギィン!

 

「何!?」

 

ボー○ボに当たる直前で何かに弾かれた。

 

「無駄だ。この世界では一切の暴力は禁じられている。そしてこの世界から出るには、ゴールにたどり着くしかないのだ!!」

 

「・・・・・・おい」

 

一刀がボー○ボに声をかける。

 

「何だ?」

 

「何で俺達まで巻き込んだ?」

 

「ノリで」

 

「・・・・・・」

 

この後、美羽を除く全員がボー○ボに対して総攻撃をかけたのだが、やはり攻撃は全て弾かれてしまい、結局スゴロクをやる羽目になったのだった。

 

 

 

 

 

 

恐怖のおもしろスゴロクが

 

 

 

 

 

 

ここに幕を開ける・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうも、忘れられたころにやってくるアキナスです。

 

予想していた人もいるでしょうが、やはり彼を出してしまいました。

 

ネタ的にもったいないと思ったんで。

 

まあ、これで展開が大荒れする事が確定してしまったわけですが・・・・・・(汗)

 

という事で、次回から始まるおもしろスゴロク改。

 

巻き込まれた一刀たちの運命は?

 

それでは次回に・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「裏蛇破山!朔光!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 
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