No.466347

リリカルDブレイバーズ 第二話

ラフェルさん

大輔とブイモン(チビモン)に引き続いて、啓人とギルモンが『リリカルなのは』の世界へトリップします。

※『リリカルDブレイバーズ』シリーズを読んでいる方に一つお願いがあります。コメント欄に感想やアドバイス等のコメントを一ついただけないでしょうか。私自身小説を書いている身としてはまだまだ未熟なので、ここを改善した方がいい等のコメントをいただけるとありがたいです。ご協力よろしくお願いします。

※1/6 あとがきを変更致しました。

2012-08-07 01:26:43 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:2529   閲覧ユーザー数:2503

リリカルDブレイバーズ

 

第二話 次元漂流する『デジモンテイマー』

 

 

 

------『西新宿』------

 

PM 19:30

 

 

 

??「ふぅ~・・・すっかり遅くなっちゃったなあ・・・」

 

????「タカト~きょうのパーティ、たのしかったねぇ~」

 

??「うん!そうだね、ギルモン」

 

 

子供が歩くにはあまりにも遅い時間帯、そこを楽しげに会話しながら歩く一人のゴーグルを付けた小学生くらいの少年と、その少年の隣を歩く赤い恐竜のような生き物がいた。

 

ゴーグルを付けた少年の名前は『松田啓人』

 

『現実世界』へ侵略してきた消去プログラム『デ・リーパー』の『人類消去』を阻止した『デジモンテイマー』の一人である。

 

事情を知らない者から見れば、何処にでもいるごく普通の少年であるのだが・・・

 

そして、彼の隣を歩く赤い恐竜のような生き物・・・もといデジモンの名前は『ギルモン』、啓人のパートナーデジモンである。

 

彼らが何故こんな遅くに出歩いているのかと言うと、仲間である『牧野留姫』の自宅にて行われた誕生パーティ(『暴走デジモン特急』参照)に出席し、その誕生パーティから帰る途中であったからだ。

 

その誕生パーティも本当は昼から始める予定だったのだが、機関車の姿をしたデジモン『ロコモン』の暴走や、人やデジモンに寄生するデジモン『パラサイモン』の侵略という事件がその前に起きてしまった為、啓人達テイマーはその事件の収拾にあたることになった。

 

そのおかげで留姫の誕生パーティは夕方からの開始になってしまい、その結果啓人達テイマーは遅い時間帯に帰る羽目になったのだ・・・まあ、当の本人達は誕生パーティで行われたカラオケ大会やゲーム等で思いっきり楽しんでいた(主役である留姫本人が楽しんでいたかどうかはわからないが・・・)ようなので、そこらへんは気にしていないのだろう・・・

 

 

ギルモン「?あれ、なんだろう?」

 

啓人「?どうしたの、ギル「ギルモン、行ってくる~」・・・って、ちょっと待てよ、ギルモン!」

 

 

啓人と談笑しながら歩いていたギルモンは、夜で真っ暗な中何かを見付けたようでそこに向かって駆けだした。

 

ギルモンの突然な行動に驚いた啓人も慌ててその後を追う。

 

そして追いつくとギルモンは何かを探していた。その様子を怪訝に思った啓人はとりあえず尋ねることにした。

 

 

啓人「ギルモン、何を探して「あった――!!」いるのって・・・えっ?」

 

ギルモン「タカト~これ見て見て!きれいな石だよ~!」

 

 

ギルモンは自身の手に青く美しい宝石を器用に乗せて、啓人に見せた。

 

その宝石を目にした啓人はそれを手に取り、かざすように見る。

 

 

啓人「うわぁ・・・何かすごい高そうな宝石だなぁ」

 

 

まだ小学生である啓人は宝石等光り物についての知識は皆無だが、今自分が手にしている宝石がどれほど高価なものであるかはだいたい想像が付く。

 

 

啓人「・・・こういうのって、やっぱり交番に届けた方がいいよねぇ?」

 

ギルモン「それ、おまわりさんにとどけるの~?」

 

啓人「うん、そうした方がいいと思うんだ」

 

ギルモン「じゃあ、ギルモンがとどける~!」

 

啓人「ギルモン、偉い!」

 

 

そう言って啓人はギルモンの頭を撫でてやった。

 

 

ギルモン「ぎる~ぎる~♪♪」

 

 

ギルモンの方も大好きな啓人に撫でられているのが嬉しいのか、とても気持ち良さそうだ。

 

 

啓人「でも今日はもう遅いから、明日届けようか?」

 

ギルモン「うん!」

 

啓人「ふふ・・・じゃあ、帰ろう!」

 

ギルモン「かえろう~」

 

 

そう言って啓人とギルモンが再び帰路につこうとした瞬間、突如宝石から光が溢れ出した。

 

 

啓人「な、何っ!?」

 

ギルモン「タカト!この石、光ってるよ!?」

 

啓人「な、何だって!?」

 

 

啓人は突然起きた現象に慌てて対処することができず、あまりの眩しさに目を閉じてしまう。

 

そして光はさらに輝きを増し、

 

 

啓人「うわあぁぁぁぁぁぁ―――――――――――!?」

 

ギルモン「タカトぉぉぉぉぉぉ―――――――――――!!」

 

 

二人を包み込んだ・・・

 

 

・・・・・・・・・・・

 

 

しばらくして光が治まると、そこに啓人とギルモンの姿はなかった・・・

 

 

果たして啓人とギルモンの行方や如何に・・・

 

 

To Be Continue・・・

 

 

 

 

 

あとがき

 

【この小説での啓人の設定について】

・時間軸としては『デジモンテイマーズ(以降テイマーズと省略)』の最終回及び『暴走デジモン特急』以降なのですが、年齢については『小学6年生への進級を間近に控えた小学5年生』という設定なので原作同様11歳のままです。

 

・この小説のヒロインの一人である『高町なのは』、『牧野留姫』とのカップリングを予定しています。(確定事項)

 

・次元漂流した際に啓人に下記のような変化が起きます

■魔法が使えるようになり、魔力は「AAA」だが、究極体『デュークモン』に進化すると魔力が「SS」へ上がる。

■『Dアーク』がデバイスのような役割を持つ

 

・原作では最終回にパートナーのギルモンと別れていますが、この小説ではデ・リーパーとの最終決戦から数か月後に再会して一緒に暮らしているという無理矢理な設定です。

 


 
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