No.466158

リリカルDブレイバーズ 第一話

ラフェルさん

大輔とブイモン(チビモン)が『リリカルなのは』の世界へトリップするお話です。

※『リリカルDブレイバーズ』シリーズを読んでいる方に一つお願いがあります。コメント欄に感想やアドバイス等のコメントを一ついただけないでしょうか。私自身小説を書いている身としてはまだまだ未熟なので、ここを改善した方がいい等のコメントをいただけるとありがたいです。ご協力よろしくお願いします。

※1/6 あとがきを変更致しました。

2012-08-06 21:27:49 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:3325   閲覧ユーザー数:3308

リリカルDブレイバーズ

 

第一話 次元漂流する『選ばれし子供』

 

 

 

------『お台場』------

 

AM 9:20

 

 

 

??「やべえぇぇぇぇぇぇ、遅刻だあぁぁぁぁぁぁ!!」

 

????「だいしゅけ、いそげぇぇぇぇぇぇ!!」

 

 

お台場のある道路にて、大声を上げながら全速力で駆ける一人のゴーグルを付けた小学生くらいの少年と、その少年の頭の上に乗る小さな青い生き物がいた。

 

ゴーグルを付けた少年の名前は『本宮大輔』

 

『デジタルワールド』と『人間界』の支配を目論んだ暗黒デジモン『ベリアルヴァンデモン』から世界を救った『選ばれし子供』の一人である。

 

事情を知らない者から見れば、何処にでもいる元気な少年であるのだが・・・

 

そして、彼の頭の上に乗っている小さな青い生き物・・・もとい『デジモン』の名前は『チビモン』、大輔のパートナーデジモンである。

 

彼らはべリアルヴァンデモン、そして『ディアボロモン(後に『アーマゲモン』)』の戦いの後、未だに傷跡が大きいデジタルワールドの復興作業に励んでおり、今日もその復興作業に向かおうとしていたのだが・・・大輔とチビモンが二人揃って寝坊してしまった為、集合時間である9時30分まで後10分という現在に至る。

 

しかも集合場所である『お台場小学校』までかなり距離があるので、正直間に合うかどうか微妙である。

 

これから大変な復興作業があるというのに・・・朝から忙しい二人である・・・

 

 

大輔「くそっ、このまま遅れたら京の奴に色々仕事押し付けられちまうぞ!!」

 

チビモン「それだけはカンベンだよ~~~!!・・・?あれぇ?だいしゅけ、あそこ・・・」

 

大輔「えっ?・・・!?うわぁっ、わぁっ、どわあぁぁぁぁぁ―――――――――――!?」

 

チビモン「へっ!?うわあぁぁぁぁぁぁ―――――――――――!?」

 

 

大輔はチビモンの言葉に思わずフルスピードで走らせていた足を止めたのだが、スピードを殺し切れず、そのままバランスを崩してチビモンと共に近くにあったゴミ捨て場へ突っ込んでしまった・・・

 

 

大輔「あいててて・・・大丈夫か、チビモン?」

 

チビモン「いててて・・・もう、なにやってんだよ~だいしゅけ~」

 

大輔「わりぃわりぃ・・・ところで、さっき何を言いかけたんだ?」

 

チビモン「あ、そうだった。あそこにね、なにか落ちてるんだ」

 

大輔「ん?」

 

 

チビモンが指さした場所に目を向けると、確かにそこには太陽に反射して光っている『何か』が落ちていた。大輔はチビモンと共にその場所へ向かい、そこに落ちいていた青く美しい宝石を拾い上げた。

 

 

チビモン「光る石だ!」

 

大輔 「違う、宝石だよ。すげえ高そうな宝石だなぁ」

 

 

こういうのには疎い大輔ではあるが、その宝石がかなり高価なものであるのは分かる。

 

 

大輔「・・・こういうのって、交番に届けた方がいいよなぁ?」

 

 

大輔はそう言いながら自身の携帯を取り出して現在の時刻を確認すると・・・携帯の画面には「9:25」と表示されていた。

 

つまり、集合時間まで後5分・・・多分間に合わないだろう・・・

 

交番に向かうにしてもここからだと距離があるし、これ以上遅くなって皆に迷惑をかけるわけにいかない

 

 

大輔「・・・しょうがない、今日の帰りに交番へ届けるとするか」

 

 

大輔がそう言った瞬間・・・突如宝石から光が溢れ出した。

 

 

大輔「な、何だ!?」

 

チビモン「だいしゅけ!この石、光ってるよ!?」

 

大輔「何っ!?」

 

 

大輔達はあまりの眩しさに目を閉じる。

 

そして光はさらに輝きを増し、

 

 

大輔「うわあぁぁぁぁぁぁ―――――――――――!?」

 

チビモン「だいしゅけぇぇぇぇぇぇ―――――――――――!!」

 

 

二人を包み込んだ・・・

 

 

・・・・・・・・・・・

 

 

しばらくして光が治まると、そこに大輔とチビモンの姿はなかった・・・

 

 

果たして大輔とチビモンの行方や如何に・・・

 

 

To Be Continue・・・

 

 

 

 

 

あとがき

 

【この小説での大輔の設定について】

・時間軸としては『デジモンアドベンチャー02(以降デジアド02と省略)』の最終回及び『ディアボロモンの逆襲』以降ですが、年齢については『小学6年生への進級を間近に控えた小学5年生』という設定なので原作同様11歳のままです。

 

・この小説のヒロインの一人である『フェイト・テスタロッサ』、『八神ヒカリ』、『リインフォース』とカップリングになる予定です(確定事項)

 

・次元漂流した際に大輔に下記のような変化が起きます

■魔法が使えるようになり、魔力は「AAA」だが、ある状態になると魔力が「SS」へ上がる。

■『D-3』がデバイスのような役割を持つ

■『奇跡の紋章』を持つようになり、『八神太一』達とは異なる形で保管することになる

 

・原作ではパートナーのブイモン単体で『究極体』へ進化させることはできませんでしたが、この小説ではある方法によってブイモン単体でも究極体『インペリアルドラモン』に進化できるようになります。

 


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
0
0

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択