No.306999

プロローグ:前

砥石さん

はじめまして
恋姫の二次創作です
誤字や「お前ナメてんのか?」といった事態があるかもしれません。
そこら辺は生温かい目で見守っていってください
若輩ですので、先輩方の作品に一歩でも近づけるよう精進していきたいです。

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2011-09-24 23:31:03 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:2063   閲覧ユーザー数:1757

 

これはとある外史の物語

其処には大徳と共に民の心のより所となった彼も

奔放なる王と共に乱世を駆けた彼も

覇王を目指す少女の横に必死で立とうと努力した彼もいない

 

この外史は邪道

辿るのは『邪』なる『道』

 

1800年先の知識を持つ彼が進は

『善』では無い

 

今新たなる外史の扉は開かれた

そこは白い部屋だった。

必要なもの以外の一切を取り除いた、無機的な一室

そこに『彼』は眠っていた。

 

 

ピッ  ピッ   ピッ   ピッ   ピッ

・・・・・・・機械の電子音が断続的に聞こえる。

多分自分はここで今日死ぬだろう。

彼はそんなことを漠然と考えていた。

自分の体だ、一番よく分かっているのだろう。

決して普通とはいえない人生だったが、まあ悪くは無かった。

一秒ごとに深くなっていくまどろみの中

 

走馬燈を見て

 

自分の半生を振り返り

 

柄にもなく感傷に浸り

 

 

 

 

---彼はその意識を手放した---

 

『北郷一刀』享年――――――「久し振りね、ご主人様」

 

 

 

                      そして世界は 暗転する

はい、一刀君死んじゃいました。

 

まあ、あくまで『現代の北郷一刀』なので。

死んじゃったことには理由があります。

そこら辺は後の話で語っていきます。

それでは、”新たな外史の扉を開きましょう”

 

 
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