No.303815

真・恋姫†無双 一刀は麗羽の父親です その6

真・恋姫†無双 一刀は麗羽の父親です その6を投稿します。

今回は比較的まともな内容です。

2011-09-20 00:00:00 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:11134   閲覧ユーザー数:4333

「・・・あり?あの銀髪の長いポニテ、胸元が大きく開いた赤い軽鎧着た巨乳は鵜舞ちゃんじゃ?あの子は今回不参加のはずじゃあ・・・というか私の二番槍が奪われた?」

 

「・・・お義母さんどうする?」

 

「まあ、やることは同じか。恋、音々音、行くわよ。私が合図したら槍を渡してね」

 

「うん」「はいですぞ」

 

前線の様子を見ていた紅玉はこの場にいないはずの仲間を見つけたが自分のやることは変わらないと娘達と共に馬を走らせた。

 

「来たわよ!!」

 

「先ほどの者は手の出しようがなかったな」

 

「お空を飛べるだなんて卑怯なのだ」

 

「あれは飛んでるというより空を走っていたような?」

 

「余計な事を考えてる暇は無いようですぞ」

 

上空を超えていった者の事を愚痴る者達を星が止め、目の前に迫る敵を迎え撃つために構えると

 

ビューン!!!

 

皆の間を何かが抜けて行き

 

「「ギャアア」」

 

後退していた兵から悲鳴が聞こえてきた。

「何だと!?」

 

愛紗が後ろを振り向くと、一本の槍が盾ごと兵を貫きさらに後ろの兵まで巻き込み五人も串刺しにしていた。

 

「馬鹿な!?まだ敵は見えていないぞ。そんな距離からだと!?」

 

「簡単でしょう。考えても見なさいよ関羽。汜水関から私達の本陣まで丸太を投げ飛ばせる人がいたじゃない?」

 

「丁原殿か・・・」

 

「その御仁がみえてきたぞ!!」

 

星が言った様に丁原が姿を現した。

 

「では挨拶代わりに・・・恋!!」

 

「・・・ん」

 

紅玉に呼ばれた恋は持ってきた槍の束の一つを上空に投げ飛ばしそれにあわせ紅玉が馬の上から飛び上がった。

さらに紅玉はやりの束を関羽達目掛けて蹴り飛ばした。

 

「シャワーダウンスピアー!!(降り注ぐ槍)」

 

蹴られた槍の束は纏めていた紐が切れバラバラになり関羽達めがけて飛んできた。

関羽達は間一髪の所で全てを叩き落した。

「まあこれぐらいは防げるか。ならやっぱり・・・接近戦だよね!!」

 

そういった紅玉は両手に槍を持ち関羽達に振り回した。

 

「くっ、攻撃はまるで素人なのになんて威力だ」

 

「ふふん、確かに私は素人だよ。だって私の力に耐えてくれる武器が無いんだもん。練習すらまともに出来ないし」

 

思春の言葉を肯定した紅玉は素人の言葉の通り槍をただ振り回た。

そのせいで槍はすぐにだめになりそのたびに恋や音々音から新たな槍を受け取った。

それを関羽達はギリギリの所で防いでいた。

そして

 

「・・・お義母さん、槍無くなった」

 

「こちらもですぞ!!」

 

「ええ、もうなの~。まあしょうがないか・・・全員立っているか・・・ごうか~く♪次は本気出してあげるね。じゃあね」

 

そういって紅玉達は帰っていった。

それを関羽達は驚愕の表情をしながら見ていることしか出来なかった。

 

「・・・あれでまだ本気でなかっただと・・・」

紅玉の戦いが終わった頃

 

「必殺ファンクション!!ライトニングランス!!」「大邪悶怒炸糾羅(ダイヤモンド・サーキュラー)」

 

青藍が槍に気を集中させ、突き出した穂先から放った一撃に対し、祭は体を回転させながら繰り出すいわゆるバックハンドブローで対抗した。

 

「はあはあ、久しぶりの一騎打ちは堪えるわね」

 

「お年を召したということですな青藍殿?」

 

「ひどいわね祭。貴女とそう変わらないはずだけっど!!」

 

軽口をたたきながらも二人の戦いは白熱し辺りの地面をえぐっていった。

 

 

 

「わーお、さすが青藍様と黄蓋さんだ。すっごい戦いだね。・・・こっちもあれぐらい楽しませてくれたらなー」

 

青藍達の戦いを見た鵜舞がそういった先には

春蘭達が服をこまごまに引き裂かれ地に臥していた。

 

「ここまでみたいだね。じゃ変えるか。許緒ちゃんだっけ預からせてもらうね。バイバーイ」

 

そういって鵜舞は去っていった。

曹操はそれを手から血が出るほど握ってみていた。

 

「これが旧世代の力なのね・・・」

後書き

 

戦闘シーンは難しいですね。

 

旧世代が普通に英語とか使ってますが一刀に教えてもらって「なんかかっこいい」という理由で使ってたりします。

・・・役立つのかな?羅馬ってラテン語になるんだよね?

 

おまけ

 

曹操が呟いたそのとき

 

「ありゃりゃ忘れ物忘れ物」

 

そういって鵜舞が戻ってきて

 

「では今度こそさようなら~この下着達は貰ってくね」

 

「なっ!?ちょっと待ち無さーい!!場の空気を壊してくなー(怒)」

 

この後しばらく、この戦闘にでた曹操軍の女性は本陣に戻るまでの間下着なしだった。

そして意識してしまった男兵士の一部が鼻血を出して倒れ、それを運ぶ人員が必要になったとか。

 

「クェクェクェ、大量。大量~っと♪」


 
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